
【お断り】
長文になりそうなので、見たい人だけ見てください。食事中の方は見ちゃダメですよ。。。
早朝、一本の電話が携帯に入りました。
たたき起こされた電話の内容とは、クマがイノシシの罠にかかり、関係者に連絡の上、早く対応して欲しいとのこと…(汗)
コンタクトをとりながら現場付近の会館に集合し、総勢13名で現地へ向かいました。
先頭には麻酔銃を持った県職員、次に猟銃をもった猟師が4人、クマスプレーを持った県職員、その次にカメラを持った自分、報道関係者2人、待機部隊に4名と続きます。
現場はヤブを抜けると小さい丘があるんですが、その丘の向こう側に奴がいるはず…
熊の姿が見えない状況でしたが、すぐ近くから鼻息と、「グルル…」という威嚇する様な唸り声が聞こえて来ます(恐)
県職員と猟師が丘に登り、カメラを持った俺達にも登って来いと言われ、丘に上がり始めたその瞬間…
誰か「罠が切れた!!」
俺「嘘!!??☆♪■§†」
報道関係者とともに丘からズリ落ちてしまいました(爆)
丘を見上げるとケタタマシイ銃声が数発、熊が猟師まで手を伸ばせばヤられそうな距離で、熊は崩れ落ちました(冷汗)
更に丘から転げて俺のすぐ近くに落ちて来てビックリΣ( ̄□ ̄;)!!!!!!
しばらく心臓が動いているらしく、ピクピク動いてます(泣)
しかも、クマスプレーを持った県職員がテンパってクマスプレー拭いたもんだから、その近くにいた誰もが咳が止まらない状況…(爆)
体長164㎝、体重102kgの♂の親熊で、大人4人掛りで山の中から広場まで引っ張り出し、証拠写真を撮りました。(写真参照)
幸い、誰にも被害が無かったので、良かったと皆で胸を撫で下ろしました。
後で考えてみれば、小高い丘に登って猟銃を構えていたお陰で、すぐさま対応できた様です。
これが地形的に、平地や下り坂だった時には、犠牲者が出ていたでしょうね…(恐)
職業柄、自分は命張ってこんな仕事もやってます。。。
Posted at 2010/09/28 17:32:08 | |
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