
どうも!我が自動車部の夏合宿 in 妙高を終え、無事昨日帰宅出来ました!
この夏合宿の目玉は、なんと言っても我らが1年生がたくさんクルマに乗れる!ジムカーナ出来る!に尽きます。
そしてもう一つ。部車だけではなく、個人車でもジムカーナ出来る!

今回集まった個人車たち。オープンカー率が高いですね(笑)
ちなみに1年生で個人車持ち込みは自分だけでした。
今回は自分ら1年生のことを書きます。
初日は全員、部車のハチロクで練習。
上級生が隣に座り、どの程度運転出来るのか、判断します。また、公道ではないので、免許が無い人も運転できますし、広いので全開も可能。まだまだ1年生の中には、クルマのアクセルを床まで踏み切ったことのない人もたくさんいて、そういう人たちにはいい経験になったはずです。スポーツ走行の基本ですからね。
ここで基本操作に問題ない人は、ミラージュアスティに乗ります。
アスティ、ボロッ!!!仲間内では、「ゾンビアスティ」と呼ばれています(笑)
アスティはうちの試合車と同じFFなので、サイドターン練習にはもってこいなわけです。そしてエンジンが意外に速いんです。
1日目、2日目は縦にパイロンを5つならべたコースで、各自課題をこなします。ヒール&トゥ、サイドターン、ブレーキング、ステアリング操作などなど。僕はサイドターン練習を中心。先輩に簡単なコースを作ってもらい、軽くジムカーナを初挑戦しました。今までスポーツ走行といえば、峠やワインディングしか走ったことがなかったわけですが、ジムカーナはこんな簡単なコースでも、とても楽しめました。
基本的にパイロンしかないので、ライン取りの自由度がサーキットなどに比べて高いので、どのラインで走ったらいいのか、本当にこのラインで速いのか、そういうところがキーポイントになってきます。その醍醐味を経験できました。
自分がある程度アスティで走れるようになったら、今度はロードスターを出しました。
自分のクルマとの違い、駆動方式による違いを体験するためです。
FFのアスティは、基本的にアンダーしか出ません。それに比べ、ロードスターはオーバー傾向が強く、すぐに横を向きたがります。また、コーナーからの脱出でアクセル操作がラフだと、トラクションがかからず前に進んでくれません。
また横Gがかかりながらのブレーキングでは、あまり雑に荷重移動してしまうと、一気にテールがブレイクしてしまいます。この特性は、他の先輩のロードスターよりも僕のロードスターが強いようです。ロードスター乗りの主将に僕のを運転してもらった時も、「だいぶリヤがピーキーな動きをするね」と言われました。しかし、この特性を生かした走り方をすると、だいぶ気持ちよく走れます。やはりFRは楽しい!!
また2日目は雨だったので、積極的にテールスライドさせて遊んだりしましたが、LSDがビスカスなので、全然トラクションがかからず、ドリフト状態を続けるのは難しかったです。
2日目は他の1年生の同乗もして、自分が出来る範囲でのアドバイスもしました。
みんな未経験者とあって、アドバイスを100%吸収し、どんどん成長して速くなっていくのが分かりました。特にみん友でもある某氏は、僕よりライン取りがきれい(笑)
迎えた最終日。この日は全員でタイムアタック大会。本格的なジムカーナコースを作り、完熟歩行もする大会形式のもの。一人2本のアタックが許されました。我々1年生は全員アスティで。4輪ラジアルタイヤ。2年生はCR-X。4輪Sタイヤ。3年生はインテグラ。こちらもSタイヤ。
前日の夜に決めた出走順で、僕は大トリに!
次々に走っていく1年生たちの走りをみて、僕は非常に驚きました。みんな速い!
もしかしたらトップタイムでかえってこれないかも。そんな思いが頭をよぎります。
迎えた1本目。まさかのミスコースでタイム無し。しかもミスコースしていたことに走り終えてから気づくという。。。
これで後がなくなった。2本目で絶対にトップタイムを出さないといけない。
さらに先輩たちから悪ふざけ半分のプレッシャーが(笑)
「お前、2本目でいいタイム出してくれんだろ~な~?」とか(笑)
今までに経験したことのないプレッシャーをかけられ、口から心臓が飛び出しそうになりながら、2本目のスタートラインへ。大トリなので、先輩方がみんなみています。
そんな心理状態とは裏腹に、スタートは完璧に決まりました。
まずは落ち着いて最初の八の字を抑えめに決め、「これはいける!」と感じ、そこからは全開!
とにかくきれいに走ることを意識して、アンダー出さないようにアクセルワークをし、得意のブレーキングではギリギリまで攻めて、ゴール。
結果的には他の1年生をぶっちぎり。Sタイヤを履いた2年生のCR-Xのトップの人には約1.6秒差まで迫れました。実質、2年生を倒したといってもいいでしょう(笑)
こんな状態のクルマでそこまで走れたのだから、上出来です。
ちなみに今回の合宿は、青学と合同だったのですが、青学を含めたタイムでも、1年生の中ではぶっちぎりでトップ。青学の2年生、3年生よりも速いタイムをマーク出来ました。上の画像のような状態のクルマで(笑)
期待されていたのは分かっていましたし、だからこそのプレッシャーだし、その期待に答えないとならなかったので、最後の最後でそれが出来てよかったと思います。
しかし、自分一人だけが速くなるのではなく、自分の持っているノウハウは他の1年生にも遠慮無く伝え、みんなで速くなりたいと思っています。もちろん、1番速いのは僕ですけどね!!