
僕は911を二回所有したことがあります。。
964と930
930以前のモデルに関しては室内の状態を詳しくはわかりませんが、930以降のモデルに関しては所有および試乗等である程度の解説が出来るのではと思いまして。
ちなみに僕はプロフィールに書いてある通り、あまり車の事に詳しくわかりません。(好きなのですが)でも僕が五感で感じ取れるものに関しては書けるのではと。なのでみんカラらしく車ブログを書いてみました。。(^^ゞ
歴代911の違いというのは外観も内装もみなさん僕よりご存知で、的外れな事も書きかねないので書きません。(笑) 《ちなみに外観で好きなモデルは930 964 996前期型です。》
僕が歴代911で不思議に思う点が1つあります。
それは 【匂い】 なんです。
雰囲気とかの匂いも多少はありますが、今回のブログの内容は主に嗅覚の方ですね。
何故だか993までの空冷モデルの室内の匂いと996以降の水冷モデルでは匂いが違うのです。
しかも930 964 993 はほぼ全く同じで、996 997 ボクスター カイエンも一緒なんです。
なので僕の海猿も996以降のその匂いがします。
表現が難しいのですが、空冷時代の室内の匂いはなんと言いましょうか・・・・
「嫌な匂いではなく、ナメシをあまり受けていない革本来の肉厚なソファーとアンティーク家具が置いてあり、そこで甘い葉巻を燻らしながら、ほんの少しブルガリのプールオムが香る小さな部屋」
これですね。 表現が難しい・・・・でもこんな感じですよね!?!?!?!?
ちなみに996以降の911及びボクスター・カイエンはと言いますと
「几帳面そうな織物工場に新しい革のソファーがひとつ。」
これですね。(笑) ちょっと繊維質の塊の様な匂いがするんですよね。革の匂いはもちろんするのですが革本来の匂いは薄く、たぶん革製品の品質のムラを嫌い、製品化しやすい革の処理をしていると思うのです。
ちなみに996以降のモデルでも、内装をオールレザーオプションなどをしていれば革の匂いは多少増しますが、でも空冷時代のあの匂いとは違うのですよね。。
空冷モデルは年数がいっているからそんな匂いがするんだ!って事もあるのでしょうが、明らかに違うのです。たぶん革が違うのでしょうかね。
空冷モデル、特に964はバブル期に造られたというのがよくわかります。
室内は凄くシンプルなのですが、足元の内張り(カーペットの様な部分)などはなんだか地味にゴージャスなんですよね。紺内装なんかですと、キャバレーの様な雰囲気が・・・(オーナーさん、すいませんm(__)m)
僕が海猿に愛着を持てないのにもその点が非常に響いています。
海猿の内装はオールレザー内装なので、むせ返るような革の匂いがしても良いのではと思うわけです。クラウンの3倍強の価格差があるのにも拘わらず、室内の匂いはほぼ似たようなもんなんですよね。僕みたいな走行性能などに疎い人にはこんなところが大事なのです・・・。資本は変わってしまいましたが、ジャギーはまだ昔の雰囲気や匂いを大事にしていると思います。(ロールス・ベンチュリーはわかりませんが)
と思った事を書きました。
次期911はものすごく気になるのですが、それ以上に空冷はいつまで生きているのか?と思ってしまう今日この頃です。ポルシェは過去の遺産にだいぶ助けられていますよね。。
※下手糞な表現ですいません。何かイイ表現ありましたら宜しくどうぞです。
Posted at 2010/10/10 02:19:51 |
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