
保坂耕司です。
保坂学と共にいく伝説シリーズ。
少し前にお伝えした「
保坂兄弟の過激な伝説が幕をあける」でお届けした蛇崩川緑道編の続きをお送り致します。
保坂学と保坂耕司は株式会社PLUSでの仕事を終え、夜の散歩へと歩き出す。
自宅のドアを解き放つと2人はどこまででも歩いていける気がした。
学は言った「お散歩王にオレはなるっ!」
耕司と共にひと繋ぎのONE LOADを求めて。
踏み出す一歩が道となる。
道なき道を求めて。
進めど道は続く終わりなき旅。
地面を踏みしめ前へと進む。
車とは一味違う感覚。
自転車とも違う。
徒歩でなければ味わえない土の香り。
しかし世田谷区と目黒区をつなぐ蛇崩川緑道に到着し思った事は土がない。
キレイに整備された緑道だが、作られた緑に感じた。
東京は土の上を歩く事が少ない。
コンクリートは2人の体温を容赦無く奪っていくようだった。
だが、コンクリートをめくればそこには必ず土がある。
真っ直ぐ伸びているように見えるが、蛇崩川緑道はその名の通り蛇のようにクネクネと曲がりながら長く伸びている。
散歩ができればそれでいい。
質素な生活でも。
そんな2人はお散歩界のたそがれ清兵衛と言われる所以だ。
Posted at 2021/10/07 21:19:56 |
トラックバック(0) |
保坂兄弟列伝 | 日記