
2日目を「2回に分けて書きます」と言っておいて。。
3回になってるじゃないかっ!
だらだら書き過ぎですかね。。
シメジ市を飛び出して、約28時間、、いよいよここからが旅の本筋。。
「しまなみ海道」へ!
*ワタシの行き当たりばったりな性格が災いしてか?。。
予定とは逆のルートで、四国側から入る事になりました。。
記念すべき最初の橋は。。
「来島海峡大橋」です。
この大きな橋のどこを走るのかと言うと
「橋の端」です。
。。。
いや、シャレじゃなくてホントです。
橋の真ん中は高速道路用になっていて、その両サイドに幅1~2mくらいで、
「原付自転車」用と「自転車」用の道路があります。
自転車と原付を分けているのは速度域が違うからでしょうかね。。
もちろん、高速道路と合流しないように、ガードレールや柵で仕切られています。
2mくらいしか幅はないのですが、対面通行です。
ちゃんと左側を走行していないと、対向車とクラッシュします。
それでは、イザ!参る!

橋の下にトグロ巻いた細い道が、専用道路です。
これを抜けると「橋の端」へ。。
うーん、さすがに良い眺め!
海がほんとキレイッ!島の緑、砂浜、もう最高のロケーション!
天気が良ければもっと綺麗なんでしょうね。
やっぱ来て良かったー!
と渡る前はテンションアゲアゲ(もう古い?)だったのですが。。
たっ高い! ここっ怖い!
ワタシ、、
高所恐怖症なんです。。
横や下を見ていると吸い寄せられそうになる。。
なるべく前だけ見て慎重に運転します(身体はガチガチ)
人生で1番マジメな顔して運転したかも。。
ちなみに、一番ニガテな橋は岡山ブルーラインの「片上大橋」です。。
道中通って来ましたけど、橋の高さとガードレールの低さが怖過ぎます。。
ロケーションを優先した結果だと思いますが。。
この日は日曜日だったので、サイクリングされている、アベック(古っ)やファミリーが多かったです。
子供さんはちょうど春休みですし。いい休日過ごせそうですね。
この橋の途中には「馬島」という島があって、そこへどうやって降りるかというと、
橋に設置してあるエレベーターを使って降りれるのです。
うーんハイテク!
今回は時間の都合で立ち寄りませんでしたが、エレベーター乗ってみたかったな。。
肝っ玉を縮込みあげながら、橋を渡りきったところに「料金所」があります。

*画像は後の橋で撮ったものです。どこも同じような造りでした。
料金所は無人で(徴収箱)だけ設置してあります。
無人ですが監視カメラは設置してあるようです。
通行料は200円でした。
これで第一の島「大島」に降り立ちます!
PM4:20
ワレ、シマナミニ、トツニウセリ
島に上陸すると、銀行もホムセンもコンビニもありました。
もっと民家と畑と漁港だけかと勝手にイメージしてました。。
ここでちょっと説明をー
*青い線のハナシ

画像ののようにしまなみ海道には車道の白線の横に「青い線」が引いてあります。
これが道しるべとなっており、
これを辿っていけば自然と海道を渡れるのです!
なんと便利なシステム!
ですが、ところどころ途切れている所があって、若干ですが迷いました。。
まあ交差点も関係なしに線引くわけにはいかないですもんね。。
それと
現在地から尾道まで(四国方面なら今治まで)の距離が表示されています。
画像の場所だと、「尾道まで63kmあるよ」です。
*島から島への渡り方
次の島へどうやって渡るかと言いますと、
橋を降りたら、島の中の道を通って次の橋の袂(たもと)へを繰り返します。
橋→島道→橋→島道・・・といった感じです。
尾道まで63km。。
ディオ様の燃料もちょうど尽きそうな距離です。(ワタシはほぼ燃え尽きてる。。)
ここでこの旅4回目のマンチュウ(満タンの意)タイムです。
大島内のガソスタで給油していると、スタンドのオジサンに、
この旅で初めて、声掛けられました。
「シメジから来たの?」
「あ、ひゃい!そです。。」
話しかけられると思わなかったから、じゃっかんキョドってしまった。。
しばし、おじさんと、
「フェリーで高松からここまで来た」こと、「この先の道順」など
話しました。
久しぶりに人と話出来てちょっと嬉しかったです。(コミュ障じゃないですよ。)
ディオ様の夕食もすんだ事ですし、本日のお宿を目指します。
お宿は次の「伯方島」にあります。

ちょうどエガシラ氏のお股のあたり。。

次の橋「伯方・大島大橋」です。
ここの通行料は50円です(安い!)
画像の先に見える、ちょうど橋の橋脚の立っている所が、
「見近島」と言います。
見近島って??という方は
コチラへ
高速道路からは降りることは出来ない。。自転車か125cc以下の原付のみが
上陸できる。。
ここを
「原付の聖地」と呼ぶのはこのためです。
そんなナイススポットを
うっかりスルーしてしまった。。
宿に気を取られててすっかり忘れてました。。ぎゃふん!
見近島を無事(?)スルーして、、「ハっカっタっの塩!」で有名な伯方島へ上陸しました。。
宿は青い線を辿ってそこから200mほど離れたところにありました。
チェックインの時間には間に合いましたよ。
おそるおそる玄関を開け、呼び鈴を鳴らすまえに、
2階から女将さんが降りて来ました。
「あの、予約した不審者、いや○○ですけど。。」
と軽く挨拶して、チェックインします。
日曜日の夕方だったので、今日はお客さんがほぼいないそうで、
「せっかくなので海の見える部屋用意できますよ」との事。
ワタシ「(おお!オーシャンビュー!いいね♪)じゃあそれでお願いします。」
そういうと2階の一番奥の部屋へ案内されました。。
おお!広い!
6畳くらいの和室が2部屋もあるよ。。1人で泊まるには勿体ないくらい。。
女将さん「お風呂はお部屋の2つ前の扉にあります」との事。
ワタシ「あるん!?(おもわずタメ口)、予約内容では風呂なしってなってましたよ。」
女将さん曰く、部屋には「風呂なし」という事らしい。。。
今日も身体が冷えて、体調が万全ではないワタシにとっては朗報でした♪
今回も素泊まりなので、ゴハンは外へ食べに行くことに。。
女将さんに、どこかゴハンの食べられる所はないか聞いてみます。
すると。。
「。。。」
少し驚いた様な顔をして、女将さんの表情が曇る。。。
「あれ?何か聞いちゃいけないこと聞いちゃった?」
少しの沈黙後、女将さんが重い口を開く。。
「ローソン。。」
「え?ローソン(またタメ口)」
ローソンってあのコンビニの?確かにここへ来る途中にあったけど。。
女将さん「あっ、、それか、少し離れたところにお好み焼き。。」
お好み焼きか。。ご当地物の海鮮お好み焼きでもあるだろうか。。
すると、何かに憑りつかれた(思い出しただけ?)ように。。
突然!どこかへ走っていく女将さん!
お・・
女将さん・・
女将さ~ん!!
*(機動○士○○ダム)をご存じの方は「マチルダさ~ん」の感じで叫んで下さい。
何秒か時がながれ。。女将さんが戻って来ました。
手には地図らしきものが。。
「島のグルメマップがあるので、それで行先き決めてみてはどうですか?」との事
それをわざわざ取りに行ってくれたんですね。ありがとうございますー。
女将さん曰く、
数キロはなれた所に、「伯方の塩ラーメン」なるご当地ラーメンがあるとの情報が。。
ラー好きのワタシにとって、そこは「行くべき場所」に決まりました!
荷物を片付け、食事に向かおう。。
と、
その前に、うわさの「オーシャンビュー」がどんなものか、
見ておこうではないか!
障子の貼った扉を開けるとそこは。。
眼前には海と大橋!
と
人んちの庭!!
旅館と海の間に民家が挟まってるのね。。
庭には畑仕事かな?ごそごそしているオジサンが見える。。。
これって。。
オー
オ。。
オッサンビュー(橋付き)
。。。ふう
そしてワタシは障子をそっと閉めた。。。
。。。
「それじゃない」感を感じながら、ディオ様をラーメン店まで走らせます。
そして「さんわ」というラーメン屋さんに到着。。
店内には芸能人のサインもたくさん飾ってありましたよ。
森脇健二?とか。。彦麻呂?とか

伯方の塩ラーメンと牛すじ丼セットと頂きました。
あっさりした塩味でうまし!ごちそう様でした!
そういえば。。
昨日から麺ばっかり食ってるYO!
宿への帰り道。。
「船折瀬戸」っていうめちゃめちゃ海流の早い海峡が見える所がありまして、
海なのに川の激流みたいになってるんですよ。
名前の通り船が折れるくらいの急流っぷり。。潮の満ち引きで流れが変わるそうな。。
しばし圧倒されて眺めてました、写真撮るの忘れちゃったけど。。
それから。。
お食事処?「ローソン」へ寄り道します。
昨日と同じで、スイーツと酎ハイで晩酌しながら、「イッテQ」見てました。。
「高速マシュマロキャッチ」面白かったー。
高松の時とは違ってちゃんとお風呂にも入れました!
だいたい4人用くらいの広さでしたが、貸切♪
身体も温まって、本日は就寝。
こうして長かった、
2日目が終わりました。
さあ泣いても笑ってもあと1日!!
旅は後半戦を迎えます。。
つづく