桐乃が書いた小説を、アニメ化するお話です。元々の企画が飛んで、穴埋めに桐乃が書いた 妹都市 に白羽の矢が立ち急遽アニメ化する事になりました。制作会議に、黒猫・沙織を連れ立って参加するのですが、制作側との考え方に乖離がありすぎて、彼女は病んでしまいます。2回目の会議は、桐乃の代わりに兄である京介が参加し、何とか妹の望みを叶えるべく、奮闘するのですが・・・そこで制作側の口から出た言葉が、「アニメを作ることは、原作者を喜ばせる事ではない。」「コンテンツは、最終的に利益を生み出さなくてはならない。」要は原作の「ネームバリュー」は利用するが、アニメ化する際は原作者の意向よりも利益を優先する。アニメと実写の違いはあれど、今起こっている問題は、そういう事では無いでしょうか?