楽チンロンツーOK

唯一無二、ビッグスクーターの古典。
ロングアンドローなライディングポジション、バガースタイル、アメリカンツアラーっぽい。ウエアもカジュアル、ライダーズまで合わせられる自由度。

最近のビッグスクーターにありがちなガンダム、エバ、エイリアン風な折り紙、コテコテ、トゲトゲデザインではない、
もっさりした飽きないカッコ良さ。

コマが小さいのでカーブなどで寝かせは独特のフィーリング。曲がりたい側のハンドルを前に押すと楽に曲がる奇妙な操舵感。
クルクルよく回るエンジン。街なかでの信号スタートはトルクフル、スロットルを回すだけ加速。

高速道路のフルスロットル、バイク性能の限界ギリギリが味わえる。

シートはソファのような形状と柔らかさ。ロングボディにコマが小さく、高速道路で100キロオーバーはねじれ、よれるような剛性感。単気筒で静粛性はないが嫌味な振動ではない。

ビッグスクーター主流のシート下に収納でなく、後部トランクになっている。小さな帽体のジェットヘルメット、
ウエアも入る。パッキンもあって密閉されているので
雨水侵入なし。シーシーバーの後ろは小さなポシェット形状になっている。フロントのグローブボックスにヒューズがあり、電源がとれるのでハンドルに通線してスマホを充電できる。

キャブ仕様なので最近のインジェクションにかなわないが街乗りリッター25キロ後半。ツーリング30キロ、タンク容量が13リットルなので300キロくらいは無給油。

フュージョンはタマが多く価格も手ごろ。
ヘリックスはフュージョンとほぼいっしょ、逆輸入の価値が今はどれくらいあるのか、オーバーホールの出費からすると総額１０万でしょうか。