K13の戦略って(いや、他社もカタログ燃費に拘らなければ同じことを想定してるはず)
A. 今の車はほとんどの時間が1人乗り。みんなで乗り合いをしたりしない(独身者も多い)。
だから、1人で運転する際の燃費を追求すべき。子供がいても(1人だろうし。子供の数も
減った)体重が軽いので1人乗りとしても同じ。
B. たまの日曜日に家族で遠出。その際は2人乗りになる確率が高い。しかし、
いまの家族は山に行ったりはしない(上り坂が多い)。郊外のテーマパークや
高速道路で遠くまで。しかも道路は舗装され、山道を走ったりしない
(悪路だと奥さんが怒るw)。道路状態が良く、平地や高速なら、トルクなくても
すぐに何人乗ってても加速でき、燃費が変わらない慣性運動状態(巡航状態?)
になれる。
K13は、家族の形態の変化(実は少子化は世界中の傾向)に合わせてる。
で、ヨーロッパ仕様がスーパーチャージャー付きなのは、
A. よりも B. が多いから(家族旅行も長距離ドライブ)。
タイ国内向け仕様がアイドリングストップ無しなのは、
A. が1人ではなく5人!定員いっぱい乗る。道路が整備されてないのででこぼこ。
B. では長距離でも悪路が多い。なので、日本と比べてある程度燃費が悪くても
(ガソリンを使っても)、他車とくらべて燃費が良ければいいという判断。
となると、車体の軽量化!しかない。