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出張で、6日から12日までの予定で、鹿島まで行ってました。

11日は、順調にシステムテストも進み、担当者の方と休憩していたときに、今回の地震が発生しました。
今まで生きてきた中で、M6強の震度は初めてで、8階建ての建屋が、あんな左右に揺れるのを初めて見ました。

仕事も、地震発生時に電力系が全て落ちたため中止となり、ホテルに帰る事になりましたが、信号機が全て消えていて、大渋滞が発生しています。
普段、信号機は大変うっとうしい存在ですが、無いとものすごく怖いです。
改めて必要性を痛感いたしました。

ホテルに帰っても、電気が無いのと、部屋が無茶苦茶になっているので入れてもらえず、何よりも余震が激しいので、ホテルの建物の入出を拒否されて、駐車場に待機となり、余震に揺すぶれて眠れない夜を過ごしました。

今日、借りていたレンタカーを返して、高速バスで羽田まで帰る予定でしたが、関東圏の高速は軒並み通行禁止なので、高速バスは当然運行停止でした。
鹿島から、東京まで出るのには、自動車か高速バスの手段しかなく、電気の来ていない場所に、もう一泊する事もできず、何とかJR千葉駅からの電車が運行されているのをネットで知って、レンタカーを返さず、JR千葉駅まで、150㎞の一般道を3時間の移動となりました。

JR千葉駅からは、何とか東京行きの快速に乗れて、約45分で東京駅にまでたどり着き、新幹線の東海道線は、朝から通常運転だったので、30分ほど並んで、やっと8時間を費やして自宅にたどり着きました。

やはり被災した際、一番欲しいのは、電力と情報です。
電力は、インフラの要で、これが無いとなにも始まらない世の中です。
また、今回のレンタカーには、1セグ付きのカーナビがあってニュースを絶えず見ることができ、その中で詳しい事を知るのには、パソコンに接続できるモバイルタイプのネットでのWeb検索を行い、必要な情報を得ることができました。
それと、現地では、ガソリンスタンドに客が殺到して給油するのに2時間待ち状態なので、燃費の良い事も大切です。(今回はパッソをレンタル)
一晩中アイドリングさせても、2目盛しかガソリンを消費せず、150㎞の渋滞混じり一般道を走っても、まだ燃料計は、半分以上も残っていました。そのため、出張中は一回も給油せず乗り切れました。

燃費は、レガシィのターボ系には辛い問題ですが、現在1セグ等のTV機器を搭載していないので、今回の経験でやはり必要だと思いました。