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タ坊@MAPランプ 命 !! 3rdのブログ一覧

2012年10月13日 イイね!

バックランプ用LED電球の明るさ・・・

バックランプ用LED電球の明るさ・・・バックランプ用としてよく利用されているバルブには
S25金属電極タイプとT20ウェッジ電極タイプおよび
T16ウェッジ電極タイプが多いかと思います。



これら元々装着されていた純正電球の明るさを知っていれば交換用として装着するバルブの
明るさが純正よりも明るいのかあるいは暗くなってしまうのかが簡単に評価できます。


まず、T20ウェッジタイプとS25金属電極タイプのバルブですがおよそ450Lm(ルーメン)です。
この明るさをLEDで実現しようとすると少なくとも5W以上のLEDである必要があります。
※LED発光効率がおよそ100Lm~80Lm/W辺りですので5W以上となります。

また、単に5W以上のLEDバルブで純正電球と比べて明るい物があるかというと決して単純
ではありません。
それは、市販品の多くが発光点の位置がフィラメントの発光点と異なる位置にあるために
反射板への照射特性が異なってしまうために光の広がりが得られなかったり、または単に
正面方向(バルブ先端方向)への光のみが強調されているだけの物であったりとフィラメント式
電球と同等の放射特性を持っているLEDバルブの製造が非常に難しいためお使いになる
器具とのバランスによって利用可能かどうかが決定されるといった要素があるためです。
その上中国製の廉価版に多く見受けられるxxW相当やxxW級、xxWクラスといった実際の
電力とは全く関係の無い数値を並べただけのバルブも多く販売されていることからこれらの
誤った表示に騙されないようにすることも非常に大切です。


少なくとも下記にあげた純正電球の明るさ(全光束)の数値を参考にしてこれと同等か
あるいは数値で上回るLEDバルブを選択されると無駄な支出を防ぐのではないでしょうか?
そしてそれはインチキ商品を輸入販売するバイヤーに対しても買わないことでそのような
商品を市場から一掃することになりますので皆さんの心構えも大切になります。

安いから、まぁいいか・・・といった甘い気持ちがこのような商品を市場に多く蔓延らせる
元凶にもなっているのです。

消費者も少し賢くなって売り手市場ではなく買い手市場を形成できるようにすれば安心
して購入できるようになるのです。


ウィンカーなどのT20シングルウェッジ球 W21W:460lm


制動灯などのT20ダブルウェッジ球 W21/5W:440lm/35lm


後退灯などのT16シングルウェッジ球 W16W:310lm


ポジションなどのT10シングルウェッジ球 W5W:50lm


ウィンカーなどのS25シングル金属ベース球7506(BA15s):460lm


制動灯などのS25ダブル金属ベース球 7528(BAY15d):440lm/35lm


純正採用の電球の全光束は以上の通りとなっていますのでこれを参考にバルブを選択されると
純正球よりも暗い物をチョイスすることがなくなるのではないかと思います。
※ただし、中国製などの廉価版商品では全光束の表示が無いばかりか信頼性の保証が一切
  されていないことを理解したうえで採用することになることをお忘れなく!!


全光束:単位ルーメン(Lm)で表され電球の周囲360度方向への光の総和を表す単位



結論としては現在販売されているLEDバルブで純正電球の明るさを上回る製品は無い!!
点光源としての明るさでは上回っていても反射板への照射特性に問題があり光の広がりや
実用上の利便性を考えるとLEDバルブに換装することはお勧めできない。



インチキ模式図ですが、LEDバルブに換装すると照射範囲が狭くなることを表した図です。

図中右側のようなバルブを製作すると照射範囲はそれなりに広くなりますが、発光点の位置が
純正バルブに比べて奥に引っ込んでしまうためグレア光が発生します。
基本は純正バルブと同一の発光点でバルブ後方へも十分な光量で照射を行うことです。
※簡単に表した模式図のために屈折角がインチキであることは承知しています。(^^)♪


ご参考まで


※バルブの仕様でリンクが正常に表示されなかったようなので再度修正しました。

S25ダブル球の仕様が誤っていたのでリンク先も合わせて修正しました。
Posted at 2012/10/13 15:09:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2012年10月12日 イイね!

LEDランプを自作製作される方に朗報!!

LEDランプを自作製作される方に朗報!!LEDバルブを自作される方に朗報です!!

LED素子を駆動するには定電流駆動が基本となりますが
この電流制限回路素子として石塚電子のCRDが有名ですね。

しかし昨今のLED素子のパワーアップに伴いCRDでは少々
駆動電流が少なく、そうかと言って定電流回路をいくつも
搭載するのも嫌だな・・・。 なんて局面もありますね。

ここで紹介するのは、駆動電流15mA/20mA/25mA/30mAの2端子定電流素子です。

使い方はCRDと同様でLED素子と直列に接続するだけです。

石塚電子の18mAを超える製品もありますが外形サイズと単価の点ではあまり魅力がありません。

SMDタイプで小型で使いやすいのではないかと思います。

※ただし放熱用にプリント基板の銅箔面積を大きくとる事を推奨していますのでユニバーサル基板で
  実装する場合でもなるべく放熱用に大きなランド面積を確保するように半田でおだんごを作ると
  良いと思います。







On Semiconductor NSI45030T1G (30mAタイプ) 10ヶ/250円 秋月電子調べ


CCR NSI45030T1G のデータシートはこちらから


1W/3W などのパワーLEDデバイスを駆動する場合には駆動専用ICを搭載した基板などが
市販されているのでこれらを利用するのが良いでしょう。

定電流デバイス一覧/秋月電子調べ


その他のパワーLEDドライバーモジュール1


その他のパワーLEDドライバーモジュール2

※なお中国製のパワーLEDドライバモジュールの信頼性は低いと認識の上ご利用を!!(^^)♪



もう1つLED駆動方法の基礎についての解説がありましたのでご参考にどうぞ!


Posted at 2012/10/12 08:45:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2012年10月10日 イイね!

市販LEDバルブを購入する際のポイント!!

市販LEDバルブを購入する際のポイント!!LEDバルブを購入されるときの参考にしてください。

まず一番気になるのが明るさですよね。 
純正バルブよりも果たして明るくそして広範囲に照射してくれるのか?

一流メーカーであっても誤った表示をしていたり
(これは単純なうっかりミスも含めて)する場合があります。

※画像はこの製品を推奨するものではありません。
  表示方法が誤っていないと言う意味で掲載させていただきました。

そこで下記のポイントを確認してからチョイスされると期待していたものとの相違が
少なくなるのではないかと思います。


1.明るさの数値がルーメン(Lm)で表示されているか?
2.使用環境温度の規定があるか?
3.消費電力または消費電流の記載があるか?
4.動作電源電圧範囲の規定があるか?



PIAAの誤表示例

IPFの誤表示例

IPFの製品で現行一番明るいバルブ T-10 ウェッジ型
ここでは、純正電球のW5Wウェッジ球の全光束が50lmとなっており間違いではない。
これに対してLED製品バルブの全光束が60lmであり、数値の上では純正球を上回っている。
しかし、ポジションランプなどのランプハウジングの特性を考慮すると全方位方向への照射と
いう照射特性の点ではバルブ後方への照射は無く、したがって反射板への照射は期待できない。
反射板に光が当たらないとランプ全体としてはきれいな照射パターンとはならないのである。
室内灯などの反射板がミラー仕上げになっていない器具では状況は一変するのである。
温度に関してはヘッドライトのバルブとの位置関係で規定しているのでまぁまぁ良しとします。
上記リンクページに照射パターン画像もあるので参考にされたい。


これらの記載がない製品はそれらの項目が規定されていないケースや全く考慮されずに設計され
ている製品などもあります。
特に中国製の廉価版商品などでは全く考慮されずに製造されている物が多数販売されています。

バックランプ(バックアップランプ)などに適用可能としている大ワッテージのLEDバルブでは放熱
面積が小さすぎて連続点灯では故障してしまうような設計がゴロゴロしています。
また、xxWクラスやxxW級などの表示はでたらめで全くあてになりません。
おそらく搭載したLEDチップが0.5Wの素子だから×数量でxxWクラスと表示しているのでしょうが
駆動条件が0.5Wのチップに対して必ずしも0.5Wになっていないこともあるようです。
また、最近では14Wとか16Wで明るいなどの表示が見受けられますがこれらも信用できません。
10WのLEDではかなりの発熱をしますのでこれに応えるための放熱面積もそこそこ大きな面積を
必要とします。

したがって10分以内の点灯のみに制限するとか利用方法で何らかの余裕を持たせない限り故障
してしまうこと間違い無しです。
連続点灯では数時間で答えが出るのではないでしょうか?


中国製の廉価版LEDバルブがすぐに球切れしてしまう理由
使用温度範囲が常温の30℃程度であれば連続点灯にも耐えられる場合もあるようですが、
上でも述べているように基本的な信頼性設計が行われていないために高温度環境下における
連続点灯は保証していません。
したがってポジションランプなどヘッドランプの高熱に暴露される環境下では敢え無く撃沈して
しまうのです。
また電流制限に抵抗を利用した廉価版のバルブでは車両の電圧が16Vを越える場合がある
ことは想定していません。 このため一部のレギュレーションが悪くなった車両では球切れが
頻発するのでしょう。
さらに廉価版のLEDバルブでは過渡的なパルス製の高電圧ノイズに対しての対策が行われて
いないためにイグニッションノイズなどもストレスの原因となっています。
製造上の組立不良によって半田付けが外れてしまう故障も多数報告されていますね。
これも信頼性保証の条件である振動に対する耐性評価を行っていないために発生しています。
一週間だけ動作すれば良いと言う考え方で信頼性は全く保証していないのです!!


全光束(ルーメン)の数値が大きければ確かに明るいのですが、フィラメント電球とLEDバルブでは
その照射範囲が異なります。
LEDバルブではバルブ後方への光の広がりがあまり無いために反射板がミラーでバルブ後方への
光を積極的に利用している灯具に取り付けた場合には期待した明るさを確保できないことが多いの
です。
制動灯(ブレーキランプ)、方向指示器(ウィンカー)、後退灯(バックランプ)などに利用する際には
バルブ後方への光の広がりが重要となります。


いずれにしても有名メーカーであっても未だに弊社従来品と比べて何倍明るいなどの全くわけの
分からない表示を行っている製品もありますので選択される際の参考にしていただければと思い
ます。


※有名メーカーの製品で最近発売になった製品ではようやく全光束(ルーメン)の表示が行われ
  るようになってきました。これはやっと純正電球の明るさを超える製品が発売できるようになった
  からです。
  従来製品では依然として明るさを表す尺度に曖昧な表示を継続しております。
  ルックス(Lx)表示していたり過去の製品との対比でしか表示されていない製品などはすべて
  純正電球の明るさを上回ることが出来無いために苦肉の策で消費者を惑わす表示を行っている
  ものです。

  ルックス表示の場合には純正電球との比較で初めて明るさがどの程度か分かるようになります。
  ルックス表示は同一条件での比較で無いとあまり意味を持ちませんからメーカー間の比較は
  出来ません。


以上LEDバルブ選択のご参考になれば幸いです。

Posted at 2012/10/10 12:22:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2012年10月04日 イイね!

タイヤ裂けました!!(^^)♪ (^^)♪ (^^)♪

先ほど帰宅時に何だか変な音がするかもと思って
すぐに止まって確認すりゃ~いいものを
少し様子を見ようなんて思ったのは怠慢でした。www


すっかりサイドウォールが裂けてました!!(爆 
熱も相当持っていました。 
でもまだゴムの焦げ臭い匂いまではしていなかったんですが
様子見ながらの走行でぺしゃんこになったタイヤをホイールの
リムが押しつぶす格好で裂けたと思われ・・・。 
内側だけでしたが3~4箇所も裂け目がありましたとさ!!(爆爆爆 


さてとどうしようかしら??


どっかに中古のタイヤ捨ててないかしら??(笑


画像は明日にでもアップします。

Posted at 2012/10/04 23:28:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「リアサスペンション周りのブッシュ交換準備 http://cvw.jp/b/836414/47402916/
何シテル?   12/12 00:47
三度目の正直!?
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