プジョー206SW ATオイル交換(PartⅠ)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
約80,000㎞で中古購入した愛車の206SW。
外装は細かい傷だらけでしたが、機関的にはエアバッグの警告灯点灯の不具合のみでいたって健康です。
整備経歴を見ると、タイミング・ベルトも、約50,000㎞で
交換されており、その他消耗品もこまめに交換してあります。
しかし、唯一交換歴が無いのが、ATFの交換歴です。
サービスマニュアルを見ると、なんと強気な「交換不要」とありますが、
実際には、2~30,000㎞で交換が健全なようです。そこで、愛車の走行
距離ですが、ガァーン。なんと91,000㎞をオーバーしております。
2
そこで交換せねば!と 考え、色々調べたところ、50,000㎞以上交換していない車両の交換は、副作用というか、交換後のトラブルが多いことが分かりました。
症状として、走行不可・すべり・前進or後退いずれか不可などで、ただの鉄くずになりかねないため、半年間悩んだあげく、苦渋の決断して
交換に踏み切りました。
3
ただの鉄くずにしないために資料を集めた結果、交換方法と交換後のウォームUPが非常に大切ということが分かりました。
交換方法はエンジンOIL交換時同様、エンジンを温めた状態でOIL抜きを行い、下抜きで抜けた量だけ補充する。これを繰り返すことで、使用済みOILから新しいOILにランニングチェンジすること。
あとは、各交換毎に各ギア(P~2nd)にシフトを入れ、10秒以上オイルが回るのを待つことです。これをしない工場などは、ディーラーすら
不良を起こすことが分かりました。
4
さて半年間、蓄積した知識を振り回す勇気ができたところで、作業開始です。
暖気後、馬を掛け、まずは写真1の中央上側に写っているエアパイプ
(ジャバラ状の物)を外します。(私は、当サイト同カテゴリ内、dapanndaさんの206ccのATF交換その1を参考にさせて頂きました。有難うございました。)
取り外した画像がこれです。
取り外した後、注入口に8㎜のスクエアレンチを入れてみましたが、ハーネスが邪魔で、何とも確認できずらい場所にあります。
5
この画像が、その部分の拡大です。
中央に写っているハーネス(ジャバラ)と、そのハーネスの右上から左下に通るハーネスの真下に注入口があります。
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これが注入口(8㎜スクエアレンチ挿入口)です。
この写真は、左前輪側から撮影しました。
撮影するだけでも、大変です。
ここに9.5ミリのエクステンションバーを削って作成した工具を入れました。
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Dレンジに入れると見やすいのと、ラチェットはスイベルタイプでないと
回しづらいです。
自作工具なため、ネジ穴と工具がきれいに一致するわけではなく、
ネジが外れた後に、ワッシャーも含めて落とさないようにすることが必要です。
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そして注入口に、ホース(外径13㎜)を挿入します。
(画像がぼやけていてゴメンなさい)
ちょうどぼやけているのがホースです。
その先にロウトを差し込み、注入準備とオイルを抜く際の空気穴が準備できました。
Part2に続く
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