
世の中何でも知っていれば幸せになれると言うものではないらしいです。
上を見てみれば、山がありそれを登ると、さらにその奥にもっと高い山がある。
そしてそれを登ると、さらにさらに高い山がある。
それを繰り返しているうちにいつしか振り返ると、ずいぶん高いところに居る事に気付く。
あの時上を見なければ見ることのできない素晴らしい景色に出会える。
そして、苦労をして山を登った自分を讃える。
これこそが人生の楽しさ。
そんな大げさな話では無いけど、車選びに関しても興味がなければ別にどんな車でも良いはず。
むしろ移動手段と割り切れば、軽四は素晴らしい選択。
購入価格も安い。燃費もいい。税金も安い。すべてにお得感がある。
2シーターオープンカーなど無駄の骨頂。
しかし、車に楽しさなどを求めた時には話が違ってくる。
無駄だと思えた2シーターオープンカーが最高に楽しい場面を提供してくれることに気付く。
そして、2シーターオープンカーにもいろんなカテゴリーがあるという知識を得る。
ユーノスを先祖に持つNA・NB・NCロードスターが世界に誇れるオープンカーであることも知る。
決して馬力勝負の車ではない。ロドスタが持つ世界観み魅了されるのだ。
移動手段だと思っていた車という機械箱が人馬一体という世界観に変わる。
休日にオープンで高原の峠を走るときの爽快感は何物にも代えられない。けっして速く走る必要はない。景色を楽しみ、風を感じる。その場その季節の匂いも感じる。まさに地球との対話。
オープンカーに乗ったことがない人には理解できないだろう。
釣りをしない人は人生に損をしている。というが、オープンカーを知らずに一生を終えるなんて、もったいないお化けである。
2シーターオープンカーにもいろいろカテゴリーがあるように思う。
オープンの楽しさにやはり「速さ」を求める物もある。
ランボムルシェスパイダー・ガヤルドスパイダー・ポルシェカレラGT・アストンDB9ヴォランテ。そういえばブガッティベイロンにもスパイダーがありましたね。2億ぐらいだったと思うけど。
まあ、今書いた車たちは極端な例ですが、もう少し街中で見る車でいえば、ボクスターも最近は300馬力オーバーも出てきて、正直普通の人は峠全開走行は無理。Z4はまだましだけど、Z4Mになるとやはりじゃじゃ馬なところも見せる。そして、SLK。SLKの場合は200コンプは物足りないパワーだけど、AMG SLK55になると極端にパワー勝負の車になる。
かなり話は長くなってしまったので何が言いたいのかオア自信わからなくなってきたのでそろそろ今回の本題に入ります(笑)
オアの知人が今日車を買い替えた。
本当の年齢は知らないけど、たぶん55~60歳くらいだと思う。女性なのだ。つまりおば様ってことだね。このおば様は、この間まではCLKカブリオレに乗っていた。オープンカーもしくはカブリオレが好きなんだと。CLKがもうすぐ車検だから乗り換えるためにCLKの売却をお手伝いした訳さ。
で、次何買うの?と、オアが聞くと、「本当はボクスターが欲しいけど…仕事にも使うから、みんなの手前さすがにポルシェはまずいので、SLKにしようと思う。。。というかSLKで決まってる」という答えだった。しかもよく聞くと、娘の友達がヤ○セにいて、いつもその営業から車を買っているらしい。今回のSLKはどうやら中古車らしく、現物もちゃんと見てないらしい。(大丈夫か??)
でも、これまでの長い付き合いで気付いたであろう営業氏との信頼関係で現車確認のなしに購入したらしい。(オアには考えられません)
SLKと言ってもいろいろあるし、前乗っていたCLKは350だったから、今度来るSLKが200コンプだとかだったら物足りないかもよ?
そういったことを話していた。
そして今日、納車になったSLKをみてぶっ飛んだ。
あの・・・・・AMG SLK55なんですけどぉぉ わかってます?
あーまーげぇ・・・なにそれ?
想像通りの答えが返ってきたのだった。
SLK55が欲しくて堪らない人には辛いでしょうけどこれが現実ですね。受け止めてください。
そして、すでに30インチ液晶テレビ並みの価格になった、NA6をすぐに買うことのできないオアさん!落ち込まないように。
Posted at 2010/09/26 00:58:24 | |
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