
この度はスカイライン GT-Rにご来社いただきました! お持込くださいましたお客さま、誠にありがとうございます。
1969年から発売されていますトヨタ スカイラインGT-Rは、なかでも1999年から2002年までの
(5代目)BNR34型になります。
仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
(5代目)BNR34型のスカイラインGT-Rは、登場当初に実車から採寸、専用タイプとして販売をつづけてまいりました。
特に問題等なかったのですが、現在でも非常に多くのカバーのご注文を頂戴する人気車種。現在の採寸技術で型の改良ができればと望んでいました(機会をくださいましたお客さま、誠にありがとうございます!)。
従来の型には触れず、採寸から開始です。
第1回サンプルで全体的にフィット。
GT-R標準のリアウィング周辺のゆとりを詰めた第2回サンプルで完成しました。
装着シルエットを掲載します。
うしろマチ「あり」の型になりました。
マチとは?
車の横面に対する生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
うしろマチは「なし」となる車種が多いのですが、今回は、フィット感の崩れによりマチ必須となりました。
<オーダー時のアドバイス>
お持込みいただいたGT-Rは、nismoのフロントバンパー、サイドスカート、フロントディフューザー、リアディフューザーが装備されています。
こちらの外観形状でもフォロー可能な形状・サイズを基本の型にしています。
GT-Rフルノーマル車両の場合、ゆとりが出るのでは? と思われてしまうかもしれませんが、この分はバンパー下部によって吸収されるレベルで、カバーの効果・使用上まったく問題ありません。
追記:実際に2022年現在でも問題の報告は1件もなく、引き続きリピート注文いただいています。
負荷のかかるリアウィング両端は、縫い目が当たらないよう避けて設計しました。ウィングにとってもカバーにとっても、ダメージが少ないよう仕上がっています。
お客さま、この度は遠方よりご足労くださり誠にありがとうございました! TT-9000(裏起毛)生地による第1号ボディカバー発送の際には、改めてご連絡させていただきます。
どうぞ、引き続きよろしくお願い致します!
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
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改良報告 | 日記
Posted at
2013/06/18 19:10:54