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創業昭和47年、50年以上の実績を誇るボディカバー専門の老舗、仲林工業です!

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このブログについて
お車の採寸や型出しをメインに記録しています。写真を多めに掲載するよう心がけていますので、どのようなボディカバーか、見た目や形状、フィット感等をお確かめください。ただ実際の製品は、写真よりもカバーの丈が調整されている場合があります(結果的に横生地に継ぎ目が入ることもあります)。また留め具の仕様によってはフィット感の印象や縫製が多少、異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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2017年09月27日 イイね!

スバル インプレッサWRX STI(GVB)ウィング付き、採寸&装着確認(完成)

スバル インプレッサWRX STI(GVB)ウィング付き、採寸&装着確認(完成)本日はスバル インプレッサWRX STI(GVB)にご来社いただきました! お持込みくださいましたお客さま、誠にありがとうございます。
スバル インプレッサは2007-2011年にかけて発売されました(3代目)のWRX STI(GVB)、純正の大型リアウィング付きになります。

大型ウィング付きのスバル インプレッサWRX STI(GVB)は、発売当初から実車にて採寸、型出しを行い(その時の製作日誌はコチラ)、専用タイプとして販売をつづけてまいりました。
再注文も多く頂いていたのですが、リピーターさまからヘッドランプ辺りにだぶつきが見受けられるとのご指摘を頂戴しました。当時の採寸技術と現在のそれは、かなりちがっています(もちろん現在の方が優れています)。
そのため、確認も含めて改めて採寸(改良)ができればと望んでおりました。
機会をくださいましたお客さま(それも以前より弊社カバーをご使用くださっているお客さまです)、誠にありがとうございます!





従来の型には触れず、採寸から開始。
第1回サンプルカバーで全体的にフィット。
フロントとリア部分のゆとりを削った第2回サンプルカバーで完成です。

装着シルエットを掲載します。





作成していて、気づきました。ご指摘を受けたヘッドランプ辺りのだぶつきですが、WRX STI(GVB)のフロントアンダースポイラーの形状的に、コーナー部分に向かっての引っ張りと、タイヤハウスの上部の盛り上がりと、フロントボンネットのダクトへの張り、そしてヘッドランプ下部の凹みとが合わさって、ミシン目の通るこのラインが浮きがちになってしまうのです。

ただ、これはタフタと呼ばれる薄手のサンプル生地を使用していて、皺や浮きは目立ちがちです。
実際のTT-9000(裏起毛)生地の場合でしたらもっと落ち着きますし、装着しているにつれてボディに馴染んで、この膨らみは減っていきます(もっとも、この程度の膨らみは、効果や機能性にまったく影響ありません)。

サイド後方からも見てみます。





<改良ポイント1>

うしろマチ「なし」の型になっています。
マチとは?
横生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。

<改良ポイント2>





リアウィングのこの部分。
サイドの縫い目ラインを凹ませることで、ルーフ後方とリアウィングの間に 雨水等がこぼれて溜まりにくいよう設計しています。
凹んでからリアウィングの角に向かって昇るサイドのライン、少し生地が余っているのがわかりますでしょうか。こちら、削ることも可能なのですが、削りすぎるとリアウィングの角への負荷が一気に強まってしまい、耐久性に疑問が出てきてしまいます。
これもTT-9000(裏起毛)生地でしたら馴染んでいくため、現段階の写真ほどの余りは減っていきます。
機能性としましては、このポイント2が改良としてもっとも大きいです。

お客さま、いつもご愛顧くださり誠にありがとうございます。
今回、改めて取り直しました型にてTT-9000(裏起毛)生地による第1号ボディカバーを仕上げさせていただきます。発送の際には改めてご連絡致しますので、いましばらくお待ちくださいませ。
どうぞ、引き続きよろしくお願い致します!


ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
Posted at 2017/09/27 17:50:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 改良報告 | 日記
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