
先週末はトヨタ アルファード(3代目)にご来社いただきましたので、その時のようすをレポート致します。お持込みくださいましたお客さま、誠にありがとうございます!
2015年から発売されております(3代目)トヨタ アルファード、なかでも
2017年末にマイナーチェンジされた、後期型になります。
仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
アルファード(3代目)は、ヴェルファイア(2代目)から採寸した型で共通の専用タイプとして製作してまいりました。
形状的に等しく、また前期、後期ともにおおきな違いがなかったことから、特に問題が起こることはなかったのですが、ノーマルのアルファードに装着した資料がなかったことから、今回、改めて装着確認をさせていただくことになりました(機会をくださいましたお客さま、ありがとうございます)。
サンプルカバーは、ヴェルファイア(2代目)から採寸(その時の製作日誌は
コチラ)した型で、エアロ分を削ったノーマルサイズで作成したもの。
もちろん、問題なくフィットです。
装着シルエットを掲載します。
ルーフスポイラー部分はもっと詰めることも可能なのですが、着脱の余裕を見越して、あえてゆとりを持たせています。
うしろマチ「なし」の型になっています。
マチとは?
横生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
ただ、この補助ミラー含め、ドアミラーのほうも若干のズレが見られましたので、それぞれのミラー袋の位置だけ、修正させていただきました。
また、アンテナに対しアンテナ袋を付けた場合、下記のようなイメージとなります(
マツダ CX-3にアンテナ袋を装備した際の写真です)。
仲林工業では、アンテナに対しては最初、加工せず(アンテナ袋を付けず)にお作りし、お客さまへお渡ししています。
アンテナ袋の装備をご希望の場合は、お客さまのお手元へ到着してから、印を付けていただき、弊社まで返していただくことが必要となります(詳しくは
コチラ)。
ただ、今回のようにアンテナ位置を計測している車種に限りましては、お持込みいただいた外観形状と同じ場合、位置がずれることがありませんので、弊社で装備してからお渡しすることが可能です(別途料金がかかります)。
しかし、アンテナ袋の「あり」「なし」には、それぞれメリット、デメリットがありますので、装備の際は、
コチラをよくご確認のうえ、お決めくださいね。
装備ご希望の場合は、ご注文時の「備考」欄に「アンテナ袋希望」とお書き添えください。
確認後、料金を訂正し、メールにてご連絡させていただきます。
アルファードのアンテナですが、小型ではないものの、そこまでの鋭さはありません。
多少張りはするものの、例え屋外保管であったとしても、アンテナ袋「なし」の方が良いかな、、、という印象です。
<オーダー時のアドバイス>
冒頭で「問題が起こることはなかった」と記しているのですが、唯一アルファードに使用されたお客さまから、
このような報告を頂戴したことがあります。
(カバーの形状的な問題というよりは、「すそ紐絞り加工」の問題になります)
アルファードのマフラー的に「すそ紐絞り加工」の紐がほつれてしまったのではないかということにつきまして、今回、改めて調べさせていただきました。
確かに、「すそ紐絞り加工」のストッパーが位置する付近にマフラーがあります。
マフラーの切り口によって紐がダメージを受け、結果的にほつれてしまった可能性は否めませんが、ただそうなるには紐が重力とは逆の方向(天)に向かって持ち上がらなければ、そもそも干渉致しません。
また、これに似た状態は他の車種でも多くあることで、、、
言えることはやはり、問題となってしまったアルファードのお客さまの場合は、保管環境的にかなり風の吹きつけが強かったのではないかと感じます。
アルファード、ヴェルファイアともに、これ以外で、紐について何かあったという報告を受けたことはありません。
もっとも、車両の左後ろにはマフラーはありませんので、お車の後方、左右どちらにも立ち入れる場合でしたら、アルファード、ヴェルファイアの場合は、「C:左後ろ」へ
絞り位置を変更される方が無難であると感じます。
ご注文の際の参考になりましたら幸いです。
お客さま、この度はご足労くださり、誠にありがとうございました! TT-9000(裏起毛)生地による第1号ボディカバー発送の際には、改めてご連絡させていただきます。
どうぞ、引き続きよろしくお願い致します!
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/