
今週はフェラーリ F8スパイダーにご来社いただきました! お持込みくださいましたお客さま、誠にありがとうございます。
2019年から発売されていますフェラーリ F8、なかでも
スパイダーになります。
遠方からご来社いただいておりますので、「
1日仕上げコース」で型の完成を目指します。
仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
第1回サンプルカバーで全体的にフィット。
リア部分を重点的に詰めた第2回サンプルカバーで完成です。
装着シルエットを掲載します。
サンプルは、カバーの四隅にゴムが入る仕様。「
すそ紐絞り加工」とは構造が異なります。
ちょうど、後輪の後ろにゴムの縫い付け位置がかかり、大きな皺が寄ってしまいます。
これはゴムの仕様上、発生してしまう皺です。ゴム強度をゆるめれば皺は落ち着きますが、それはそれで留め具の意味がなくなり、位置をずらしたところで、掛け方によれば同じ結果になってしまいます。
488GTBの採寸時と同じ内容です(製作日誌は
コチラ)。
風の吹き込まない完全な屋内保管でありましたら、この状態でも特に問題はありません。
が、フィッティングを意識される場合は、「すそ紐絞り加工」、もしくは「
腹下通しの2.8メートル留め具」の装備をオススメします。
屋外であれば、「
腹下通しの2.8メートル留め具×すそ紐絞り加工」であれば、ベストです。
サンプルカバーが車体にフィットすることを示すために、実際に「腹下通しの2.8メートル留め具」のベルトを装着してみます。
しっかりボディを包み込むようにフィットします。
うしろマチ「あり」の型になりました。
マチとは?
車の横面に対する生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
うしろマチは「なし」となる車種が多いのですが、今回は、フィット感の崩れによりマチ必須となりました。
また今回、採寸した型で、フェラーリ F8トリブートにも適合okとなります。
お客さま、この度は遠方よりご足労くださり誠にありがとうございました! TT-9000(裏起毛)生地による第1号ボディカバーの仕様について、この後、お尋ねさせていただきます。
どうぞ引き続きよろしくお願い致します!
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
Posted at 2021/05/26 11:47:05 | |
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新作完成シルエット | 日記