むき出しエアクリから純正エアクリBOX へ交換。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
事の顛末は、何気にSARD SPORTS EX+の交換用フィルターを見てみたところ、値が万円するようになっており、元々の品番が廃番となり別の品番が充てられていて、更に一部永らく入荷待ち状態で、継続していくにしても今の自分の経済力ではコスト面で微妙な為、純正に戻す事と相成った次第です。
今まで使ってきた"剥き出し"ですが、正直ここまで遮熱をやると吸気温度も非常に抑えられて良かったです。
中高回転特性によりデメリットになる低回転域も考えたチューニングをしていた為、扱い辛さもありませんでした。
2
今回、純正に戻すにあたって純正のエアインテークダクト(エアインレット)を失っていた為、ホムセンでアルミダクトを購入し加工する事にしました。
Φ75(内径75mm、伸ばすとФ80)で丁度でした。芯線の入っていない蛇腹状で、形状を変形させやすい点も使い勝手がよかったです。
3
バンパー開口部から引いていたФ60mmアルミダクトホースと途中結合し別途エアを取り込める様にしました。
レゾネーターの穴は約Ф75mm。ダクトホース同士を結合させるアダプターにはホムセンで売ってた雨樋を加工流用。
アルミダクトホースの加工した穴にはJBウェルドを塗って変形、裂け防止強化した上で、アダプターとの間にエプトシーラーを貼り隙間塞ぎ。
吸気口は切れ目を入れた上でアルミテープを用いてファンネル状に加工し、百均で購入したステンレス排水口ネットを接着剤で取り付けました。
接触部分にはゴムシートを貼り付け保護。
画像は組み付け途中のもの、その後定位置へ押込みます。
4
アルミダクトを使うにあたって、BOXの純正エアインレットとの接続部にあるゴム部品は取り外します。アルミダクトの径が大きく、併用は無理でした。
隙間には極薄く切ったエプトシーラーを貼り付けました。
5
フィルターの面積を簡易に測って純正と剥き出しを比べてみました。
紐を使ってマスキングテープでマーキング。
6
紐を剥き出しフィルターに貼り付けると、まぁ分かっていた事ではありますが、単純に純正比2倍強の差がありました。
そりゃ、必然的に吸気効率は向上しますよね。
純正置き換え型高効率フィルターと比べても、面積差で遥かに要求値に達するので…補機的対策はそれなりに必要ですが。
よく剥き出しフィルターをDIYでBOXに収納して遮熱処置している人を指して剥き出しの意味が無い等、言われる方がいますが、そもそも吸気面積が純正とは比較にならないため、吸気温度を下げる前提において充分有効な措置といえます。
7
純正のエアインレットの吸気口は、意外とエンジンルーム内に渦巻く熱気やラジエーター等の放熱の影響を受けます。
画像の緑印の辺りに遮熱板を箱状に追加する事で幾分影響を抑える事が出来ます。
また、某サイトで吸気温度低下&ラム圧利用のお手軽チューニングとして紹介されていたのはよく知られた話しです。
自分の車では剥き出し時に使っていた遮熱板を再利用しました。
8
純正エアクリーナーBOXに戻す事で今までより吸気効率は低下しますが、新たにK&Nの高効率フィルターを採用し定期メンテにより半永久的に安定した性能の維持、更に従来からのARCスーパーインテークチャンバーと併用する事で吸気効率向上を図ります。
純正エアクリーナに交換して一発目の感想ですが、パンチといいますか…回転と共に伸び上がる様な、所謂レスポンスが減り全体的にイージーなフィーリングに変わりました。
あと意外だったのが、排気音が煩くなりました。排気音に速度感が比例しない為、より踏み込む頻度が増したのかと…
まぁ色々書きましたが、遮熱に気を使わなくてよいし、トルクが戻っているならそれに応じたアクセルワークやECUの学習等で今後慣れていくと思います。
2022年10月追記:エアインレットのアルミダクト部分を改修(新規作成)しました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/842423/car/709945/6671666/note.aspx
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