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熊野小僧のブログ一覧

2015年03月30日 イイね!

春悲しみと嬉しさ、別れと出会い、

希望と失望、寒さと暖かさ、

涙と笑い、酒と花、

みんな半分半分。

春とは そんな季節。


以前は繁忙期だけの人集めや、建設ラッシュの際の労働力や、夜間でなければ出来ない道路工事など、

必要に応じて短い期間だけ働く人材を確保し、派遣するというのが派遣業だったと思う。

今はもっと範囲が広くなって、私の周りでは自分の才能を磨くことを優先したいので時間に拘束されないで働きたい。

ちょっとお金が貯まったら海外旅行やダイビングを楽しみたい。

その為に又短期間の仕事を探す。

1つでなく色々な職業を経験してみたい。

職場の人付き合いはしたくない。

嫌な同僚や上司がいたら、契約を更新しない。

という様な人が多い。


派遣業の求人サイトは沢山あってスマホで簡単に検索できる。

要望が細かく分かれているので閲覧も手軽だ。

いくつか気に入った業者に登録して置けば向こうからこんな仕事がありますよと面接日時を教えてくれる。

前もって自分の情報も先方に伝えてくれるので手間が省ける。

そして全て無料だ。


自ら募集広告を探して雇ってもらえるだろうかといちいち不安になる心配もない。

大体三か月位の契約なので仕事を覚える気がなくても大丈夫何とかなると思ってる。

何度でも登録先の派遣会社が仕事を見つけてくれて連絡してくれる。

ただ待っているだけで仕事の方からやって来る。

そんな生活に慣れて来ると働きに行ってやってるという傲慢さも見え隠れするようになる。

まあ、そんな気持ちで働いていれば失敗もするし叱られることもあるだろう。

真面目にやっていても失敗はする。

当然注意される。

そういう時は人格を否定されるような事を言われたと言ってさっさと辞めてしまうか、契約を更新しない人も多い。

人格を…というフレーズは多分、効き目のある言葉として彼らは学習したのだろう。

額面通りには受け取らない方が良いと私は最近学んだ。

派遣社員は所によっては住まいまで用意してくれる会社もある。

何だか便利な世の中になったな、、、。


本当に便利な制度だ。

誰も損はしてない、、、。

春になったら社員として来てくれるか?

と聞くと、

派遣でしか暮らしていけないと口癖のように答える彼女。


彼女がこなしている仕事を「誰にでもできる仕事」だと思いこませたのは私の責任ではないか。

明日は派遣の最終日

「この仕事は君にしか出来ない」

と言わねば、、、。











みんカラにそぐわない内容の日記を最後までみていただいたみなさんありがとうございました。
Posted at 2015/03/30 22:24:00 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2015年03月11日 イイね!

免罪符 (4 years after that)

免罪符 (4 years after that)宮城県で震災の支援活動を終え、自宅に戻ったのが3年10カ月前。

それからの数カ月間は、被災地で体験した現実と自分の日常が、自分の中でかみ合わず、自分が自分でないような不安定な時間を過ごしました。



あれから1年

あれから2年。

あれから3年。

あれから4年。

あれから・・・。



阪神淡路大震災後もあれから3年、あれから5年という文字が新聞の一面を飾っていたものです。

その阪神淡路は電気・ガスの復旧が数カ月、下水道、鉄道、高速道路といったインフラの復興に3年、住宅の完全復興には5年かかりました。

東日本、特に東北では3年半を超えた昨年末まで、道路は80%、鉄道網は90%とインフラ復旧の目途は見えてきたようですが、避難者の復帰は56%に留まっています。

阪神淡路との違いは広範にわたる未曾有の津波と、福島第一原発事故が齎したものであることは言うまでもありません。

東日本大震災の被災地は、もともと平地が少ないうえ、海沿いの平地は津波が再び襲う恐れがあるため住宅を建てることができません。

多くの人が、自分の土地に戻れないのです。

このため、山を切り開くなどして、多くの住宅地を造らなければならず、最長8年の可能性という、これまでにない事態になっています。

さらに放射能汚染が深刻な影を落としていることは、よくご存じのことでしょう。

原発から30キロ圏の農業、酪農は壊滅状態となり、高濃度の汚染水を垂れ流し続けた海は福島のみならず、東日本の太平洋沿岸漁業を瀕死の状況に追いやっています。

海底に沈殿した放射性物質の影響が消え去るまでには、何十年という歳月が必要といわれています。


東日本大震災の『あれからX年』が、いつまでも過去形とはならず、負の現在進行形であり続けるだろうことを思うと、胸が塞がります。


でも人間の素晴らしさと希望を信じることが出来たのは、その被災地の方々のおかげでもありました。



しかし私がこの4年間にできたことといえば、僅かな募金と、岩手・宮城・福島の農産物や水産物や子供たちが作った絵葉書等を買わせて頂いたことぐらいしかありません。

毎年この日を迎えるたびにこうして日記に書いているのは、もしかして免罪符のつもりではないだろうかと思ったりします。


写真の中のみなさん、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

今も大声で笑って頑張っておられますでしょうか。
Posted at 2015/03/11 20:13:43 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2015年03月02日 イイね!

観賞

観賞汝が生まれたとき汝は泣き、

汝の周囲の人々は喜び、

汝がこの世を去るときには汝の周囲の人々が泣き、汝のみ微笑むようにすべし。

できることならそうありたいと思う今日この頃の私です。

ところで私はバイクやクルマと同様に金魚が好きで現在はランチュウを飼っております。

だからネットで金魚好きの方々のブログもよく拝見させております。

しかし、他の魚種にはあまり興味がありません。 が、ふとしたきっかけから魚屋さんのリストというものを見て驚愕しました。(アオリイカのヤエン釣りとグレのふかせ釣りは大好きです)

魚屋といってもクルマエビとかホタテとかマグロとかいう食用魚介を扱っている店ではありません。

ねじり鉢巻きのおっさんが刺身包丁を握りながら「らっしゃい! 今日はマグロのいいのが入ってるよ!」って呼びかけてくる店でもありません。

そういう生活に必要不可欠かつ健全な店では断じてありません。

水槽に泳ぐ、生きたおさかなを扱うペットショップのことです。

いわゆる熱帯魚屋さんであろうか。とはいっても熱帯ではないオホーツクコンニャクウオや魚ではないブルーマロンエレクトリックロブスターなども扱っているので油断は出来ません。


こういう存在はふだんデパートの屋上とか商店街のはずれとか、一般人の人目にふれない場所に隔離されたように存在しています。

見てはならないからです。あやしげだからです。危険だからだです。

そして一般の目にふれるのは、決まって犯罪が行われたときです。

「ペットショップ経営の○×容疑者は、ワシントン条約に違反した稀少魚類をブラジルから密輸入したため摘発され、書類送検に」などという新聞記事を読み、一般人は、ああ、やっぱりあの店はあやしかったんだ、なんか変な魚ばかり集めていたし、などと思うのであります。

なぜそんな闇の存在を知るようになったかというと、知人夫婦がその虜になってしまったからです。

でかい水槽を買い求め、そこに金魚やら水草やらヌマエビやらを放り込んで眺めているうちはよかっのですが、、、。

しかし趣味はいつしかエスカレートし、サーモスタットと照明を買い求め、得体の知れぬ国から来た得体の知れぬ名前の得体の知れぬ魚を買い求めるようになってしまったのであります。


その得体の知れなさがどんなものか、おさかなペットショップの扱い品目リストを見てみると、、、。

基本的にそういう店では、学名で魚介類を扱います。

そもそも日本に住む魚ではないので、メダカとかフナとかいったわかりやすい和名ではありません。

ガンジスの源流やアマゾンの支流などからやってきたまがまがしいお魚さんには、学名のまがまがしさがよく似合うとはいうものの、ここまでとは思いませんでした。


たとえばそのリストの筆頭には、「アピストグラムラ・パンドゥロ」という名前が記載されており、「なかなか良い個体です」などというコメントさえつけられています。

それがナマズなのかフナなのかチョウチョウウオなのかマンボウなのか、あやしげでない私には知るよしもありません。

何をもって「良い個体」と言えるのであろうか。良い味なのか、良い繁殖率なのか、それとも良い性格なのか、「良いひとだけど」などと言われていつも女性にに振られてばかりいるのか。

たぶん、私にとって良いことでないことだけは確実だろう最後のは私自身だし。

おまけにこやつ、「ワイルド」などという言葉まで添えられている。

アピストでグラムラのくせにその上ワイルドなのか。

ピラニアなのか。夜になると空を飛んで人の喉笛を食らうという、映画にもなったあの伝説の魚ではないのか。

しかもその次には、どうも近縁らしく、「アピストグラムマ・sp “インカ50”(ワイルド)」などという謎の文字列が。アピストグラムマとワイルドだけで死にそうなのに、おまけにインカ。ミイラか。ミイラなのか。

千年の眠りからさめて人の喉笛から血を吸う怪魚なのか。そして永遠の寿命を保つのか。そんなぶっそうな魚を「当店おすすめ」などと脳天気に紹介していいのでしょうか。

「アプロケイリクティス・ハンバエンシス」という謎の魚類は「カワイイ、けど、謎の多い魚」だそうですが、やっぱり名前からいって白亜紀の翼龍と友達だったりするのでしょうか。

それとも賃金を与えるとすぐ焼酎を飲みにいったりするのでしょうか。

カワイイのかそんな奴が。しかもワイルドだぞ。きっとバイクに乗って爆走するぞ。どう考えても車検を通りそうにない改造を繰り返すのだぞ。

えんえんと数十巻読み進んだら未完だったりするのだぞ。完結するまで数十年待たされたりするのだぞ。


学名でないものもありますが、それはそれで基本的に英語の通俗名称を妙に細分化してしまったものだから、まがまがしさには変わりはないのであります。

「ドイツラム」ジャマイカラムは飲んだことがあるがドイツのはどんな味なのだろう。

「ドワ-フグ-ラミ-」どこでどうやって文節を切るのですか。

ドワーフなグラミーなのか、ドワーなフグがラミーなのか、それともドのワーフグラミーなのか。


「イエロ-ファントム」こいつは絶対即死攻撃を仕掛けてくるぞ。飼う人は完全即死防御の防具を忘れずに。たしか異界の風六十個で改造できます。


「赤コリ」「白コリ」「花コリ」やっぱり赤はこってり味で白はあっさりスープなのでしょうか。

花はきっとすりおろしたチェダーチーズが山盛りになっているのです。そうなのです。


「タイガーブレコ」「ブラックタイガーブレコ」「キングタイガーブレコ」はもちろん、虎の穴が日本に密輸した恐怖の反則魚類、ありとあらゆる反則攻撃を身につけた悪役魚類のエリートなのです。

つねに売上の一割が虎の穴に入る、おおなんという怖ろしいことでしょう。

水槽で泳ぐお魚を眺めて悦に入っている人も、自分が悪の組織に献金しているも同じだということを、もっと理解せねば、、、。

「ボララス・メラー」となると、ブードゥー教の呪文としか思えません。

きっと飼い主がゾンビになる魔法なのだ。完全ゾンビ防御の防具も必要です。

用心のため完全石化防御と完全混乱防御と完全バーサク防御もつけておいたほうがいいぞ。熱帯魚ってやつは、モルボルワーストより怖いのだから。


そして知人夫婦の趣味はますますエスカレートしています。


いまでは魚どころか水草や敷石ですらアマゾンの人食い吸血草だとかサマルカンドの河床に光る青い秘石を購入するありさまです。

旦那は家に帰ると女房もパソコンもそっちのけで水槽を飽かず眺める毎日らしい。

女房はそれに嫉妬して両棲類趣味を燃やし。

カンメラーがブリーディングした変態しないアホロートルだとか、カンメラーが鉛筆の芯を埋め込んだ由緒正しいシリケンイモリだとか、アマゾン奥地に棲みその毒は象をも殺すという矢毒ガエルだとかを集めているらしい。


いやなんか凄いことになっています、あの家。


しかも夫婦で水槽別対抗戦をやっているし、あんな面白い光景はそうそう見られるもんじゃありません。

その家を訪問してきた人はこう語ります。

魚類両棲類を観賞しているうちに自分が観賞されてしまう、おおなんという怖ろしい因果でございましょうか。

ああ因果応報  ・ 自業自得 ・ 人の振り見て我が振り直せ。

気をつけようっと。












バイクやクルマに関係のない日記を最後までみて頂いたみなさんありがとうございました。
Posted at 2015/03/02 20:15:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記 | 日記

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