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熊野小僧のブログ一覧

2015年03月02日 イイね!

観賞

観賞汝が生まれたとき汝は泣き、

汝の周囲の人々は喜び、

汝がこの世を去るときには汝の周囲の人々が泣き、汝のみ微笑むようにすべし。

できることならそうありたいと思う今日この頃の私です。

ところで私はバイクやクルマと同様に金魚が好きで現在はランチュウを飼っております。

だからネットで金魚好きの方々のブログもよく拝見させております。

しかし、他の魚種にはあまり興味がありません。 が、ふとしたきっかけから魚屋さんのリストというものを見て驚愕しました。(アオリイカのヤエン釣りとグレのふかせ釣りは大好きです)

魚屋といってもクルマエビとかホタテとかマグロとかいう食用魚介を扱っている店ではありません。

ねじり鉢巻きのおっさんが刺身包丁を握りながら「らっしゃい! 今日はマグロのいいのが入ってるよ!」って呼びかけてくる店でもありません。

そういう生活に必要不可欠かつ健全な店では断じてありません。

水槽に泳ぐ、生きたおさかなを扱うペットショップのことです。

いわゆる熱帯魚屋さんであろうか。とはいっても熱帯ではないオホーツクコンニャクウオや魚ではないブルーマロンエレクトリックロブスターなども扱っているので油断は出来ません。


こういう存在はふだんデパートの屋上とか商店街のはずれとか、一般人の人目にふれない場所に隔離されたように存在しています。

見てはならないからです。あやしげだからです。危険だからだです。

そして一般の目にふれるのは、決まって犯罪が行われたときです。

「ペットショップ経営の○×容疑者は、ワシントン条約に違反した稀少魚類をブラジルから密輸入したため摘発され、書類送検に」などという新聞記事を読み、一般人は、ああ、やっぱりあの店はあやしかったんだ、なんか変な魚ばかり集めていたし、などと思うのであります。

なぜそんな闇の存在を知るようになったかというと、知人夫婦がその虜になってしまったからです。

でかい水槽を買い求め、そこに金魚やら水草やらヌマエビやらを放り込んで眺めているうちはよかっのですが、、、。

しかし趣味はいつしかエスカレートし、サーモスタットと照明を買い求め、得体の知れぬ国から来た得体の知れぬ名前の得体の知れぬ魚を買い求めるようになってしまったのであります。


その得体の知れなさがどんなものか、おさかなペットショップの扱い品目リストを見てみると、、、。

基本的にそういう店では、学名で魚介類を扱います。

そもそも日本に住む魚ではないので、メダカとかフナとかいったわかりやすい和名ではありません。

ガンジスの源流やアマゾンの支流などからやってきたまがまがしいお魚さんには、学名のまがまがしさがよく似合うとはいうものの、ここまでとは思いませんでした。


たとえばそのリストの筆頭には、「アピストグラムラ・パンドゥロ」という名前が記載されており、「なかなか良い個体です」などというコメントさえつけられています。

それがナマズなのかフナなのかチョウチョウウオなのかマンボウなのか、あやしげでない私には知るよしもありません。

何をもって「良い個体」と言えるのであろうか。良い味なのか、良い繁殖率なのか、それとも良い性格なのか、「良いひとだけど」などと言われていつも女性にに振られてばかりいるのか。

たぶん、私にとって良いことでないことだけは確実だろう最後のは私自身だし。

おまけにこやつ、「ワイルド」などという言葉まで添えられている。

アピストでグラムラのくせにその上ワイルドなのか。

ピラニアなのか。夜になると空を飛んで人の喉笛を食らうという、映画にもなったあの伝説の魚ではないのか。

しかもその次には、どうも近縁らしく、「アピストグラムマ・sp “インカ50”(ワイルド)」などという謎の文字列が。アピストグラムマとワイルドだけで死にそうなのに、おまけにインカ。ミイラか。ミイラなのか。

千年の眠りからさめて人の喉笛から血を吸う怪魚なのか。そして永遠の寿命を保つのか。そんなぶっそうな魚を「当店おすすめ」などと脳天気に紹介していいのでしょうか。

「アプロケイリクティス・ハンバエンシス」という謎の魚類は「カワイイ、けど、謎の多い魚」だそうですが、やっぱり名前からいって白亜紀の翼龍と友達だったりするのでしょうか。

それとも賃金を与えるとすぐ焼酎を飲みにいったりするのでしょうか。

カワイイのかそんな奴が。しかもワイルドだぞ。きっとバイクに乗って爆走するぞ。どう考えても車検を通りそうにない改造を繰り返すのだぞ。

えんえんと数十巻読み進んだら未完だったりするのだぞ。完結するまで数十年待たされたりするのだぞ。


学名でないものもありますが、それはそれで基本的に英語の通俗名称を妙に細分化してしまったものだから、まがまがしさには変わりはないのであります。

「ドイツラム」ジャマイカラムは飲んだことがあるがドイツのはどんな味なのだろう。

「ドワ-フグ-ラミ-」どこでどうやって文節を切るのですか。

ドワーフなグラミーなのか、ドワーなフグがラミーなのか、それともドのワーフグラミーなのか。


「イエロ-ファントム」こいつは絶対即死攻撃を仕掛けてくるぞ。飼う人は完全即死防御の防具を忘れずに。たしか異界の風六十個で改造できます。


「赤コリ」「白コリ」「花コリ」やっぱり赤はこってり味で白はあっさりスープなのでしょうか。

花はきっとすりおろしたチェダーチーズが山盛りになっているのです。そうなのです。


「タイガーブレコ」「ブラックタイガーブレコ」「キングタイガーブレコ」はもちろん、虎の穴が日本に密輸した恐怖の反則魚類、ありとあらゆる反則攻撃を身につけた悪役魚類のエリートなのです。

つねに売上の一割が虎の穴に入る、おおなんという怖ろしいことでしょう。

水槽で泳ぐお魚を眺めて悦に入っている人も、自分が悪の組織に献金しているも同じだということを、もっと理解せねば、、、。

「ボララス・メラー」となると、ブードゥー教の呪文としか思えません。

きっと飼い主がゾンビになる魔法なのだ。完全ゾンビ防御の防具も必要です。

用心のため完全石化防御と完全混乱防御と完全バーサク防御もつけておいたほうがいいぞ。熱帯魚ってやつは、モルボルワーストより怖いのだから。


そして知人夫婦の趣味はますますエスカレートしています。


いまでは魚どころか水草や敷石ですらアマゾンの人食い吸血草だとかサマルカンドの河床に光る青い秘石を購入するありさまです。

旦那は家に帰ると女房もパソコンもそっちのけで水槽を飽かず眺める毎日らしい。

女房はそれに嫉妬して両棲類趣味を燃やし。

カンメラーがブリーディングした変態しないアホロートルだとか、カンメラーが鉛筆の芯を埋め込んだ由緒正しいシリケンイモリだとか、アマゾン奥地に棲みその毒は象をも殺すという矢毒ガエルだとかを集めているらしい。


いやなんか凄いことになっています、あの家。


しかも夫婦で水槽別対抗戦をやっているし、あんな面白い光景はそうそう見られるもんじゃありません。

その家を訪問してきた人はこう語ります。

魚類両棲類を観賞しているうちに自分が観賞されてしまう、おおなんという怖ろしい因果でございましょうか。

ああ因果応報  ・ 自業自得 ・ 人の振り見て我が振り直せ。

気をつけようっと。












バイクやクルマに関係のない日記を最後までみて頂いたみなさんありがとうございました。
Posted at 2015/03/02 20:15:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2015年02月19日 イイね!

寂寥

寂寥日が沈むのが少しだけ遅くなり

春の足音か聞こえるようになった

そんな昨夜は何時もより早く床についた。

目を覚ましたのは午前2時。

再び眠ることが出来ず音楽を、、、。

グレン・グールド。 カナダの天才ピアニスト。1982年没。

1956年、ゴルトベルク変奏曲で一躍時代の寵児となったグールドは1964年以降コンサート活動から一切手を引き、 録音に専念することになる。

そのグールドが1970年代にリリースしたモーツァルトのピアノソナタ全集は、モーツァルトへの侮辱とまで貶されて酷評の嵐に曝された。

私はモーツァルトのソナタ全曲を聴いたことがなく、従ってこの全集は、酷評されたグールドの演奏やいかにという野次馬のような気持ちもあって購入した。

当然、レコード針は第一番第一楽章に降ろされる。

それはまるでつまらなそうに鍵盤を叩き始めたという感じだった。

だが、それは30秒も経たないうちに聴き捨てならない音楽に発展しそうになる。

思わず緩んでいた姿勢が改まってゆく。

思いきった早いテンポのアンダンテ。

かと思うと全く違った曲に聴こえるほど重いスケルツォ。

自由自在にモーツアルトを料理してゆくグールドの指先にすっかり翻弄されてしまった。

そうして第十一番、第三楽章。

あの誰でも口ずさめるトルコ行進曲を迎えることになった。

聴き終わった途端、私は針を上げてしまった。

これ以降聴き進めると言いようもない余韻が失われる。

それほど魂を奪われる演奏だった。

とてもマーチとは思えない遅いテンポは寂寞感に充ちていて彼岸へ向かう足取りのごとく。

グールドの癖になっているハミングすら遥か遠くから降りてくるようだ。

こんなに透明な哀感に浸ったのは初めてだった。

しばらく茫然自失。

神はときどきとんでもない天才を世に下される。

そして無慈悲にも早々と召し上げる。

グールドも例外ではなく円熟期にさしかかる50歳で彼岸に渡ってしまった。

このトルコ行進曲のような足取りで。

以後、安易に第十一番には針を降ろさないようにしている。

夜中にユーチューブからの音を久しぶりに聴いたが、やはり得もいわれぬ寂寥感に襲われてしまった。



Posted at 2015/02/19 21:39:28 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2015年02月14日 イイね!

をのこ

をのこ269年か270年、273年のいずれかに殉教したとされるてんかんの聖人ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)を悼み祈りを捧げる日であり、ウァレンティヌスおよびバレンタインデーは恋人達のロマンスとは無関係であった。

が、

15世紀頃より急速に男女の恋愛の聖人と記念日へと変貌する。


ばれんたいん、と打ったら馬簾多印という変換文字が出てきた。

馬簾とは木版・版画を摺る際に用いられる道具で、続けて多印 とはまことに穿った変換なんだろう。

そんなことはさておき、本日はバレンタインデー。

チョコレート会社の思惑に乗って、今年も悲喜こもごもの一日が繰り広げられたのではないだろうか。



30人程度の会社や部署で2~3人の女性社員であれば、女性の出費はかなりだろうが、ウチのように女性が八割を占めるような会社も、、、(~_~;)。

男性はお返しに多大な出費を強いられるのだ。

そして、お返し物にえこひいきがあろうものなら、お局さま連中からの強烈なイジメを覚悟しなければならない。

ことほど左様に、バレンタインとは世間の浮かれと裏腹に厄介なイヴェントなのである。



しかし!

その厄介な日の、全く外側にいる「をのこ」がいることも忘れてはならない。

しかもあたら青春の只中に、チ・ヨ・コ・レートから無縁な「をのこ」がいることを。

そんな男子の可笑しくて、かつ哀しい話がある。

20歳にもなって、バレンタイン星から外れた軌道を回ってきた小僧は名案を考えた。
そうして実行したのである。

①まず、チョコレート売り場を巡る。

②可愛い女の子の売り場をチェックする。

③可愛い女の子を見つけたら客が少ないのを見計らって、当然チョコレートを注文する。

④支払いは一万円札にしなければならない。

⑤なぜならお釣りを受け取るまでのインターバルが大切なので。

⑥お釣りを受け取ったら買ったチョコレートを忘れたふりをする。

⑦そのままなにくわぬ顔で売り場を離れる。

⑧すると売り場の女の子が追いかけてくる。

⑨「あのー、これ」とチョコを差し出される。

⑩可愛い女の子からチョコレートを貰った気分になる。

ところが、追いかけてきたのは売り場主任の 熊みたいな男だったらしい、、、。










とりとめのない日記を最後までみて頂いたみなさんありがとうございました。
Posted at 2015/02/14 23:10:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2015年02月06日 イイね!

believe

believeその健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、

悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、

これを愛し、これを敬い、これを慰め、

これを助け、その命ある限り、真心を尽くすと、

ずいぶん前に誓ったような気がする、、、。




朝、着替えを終えてリビングにもどったら

朝食の準備をしていたO23がにやにやしながら

「メールの音がしてたよぉ~」 と教えてくれた。



おっちゃんは普段 友達がすくないロンリー・チャップリンなので

ほんとぉ~? と にやにやしながら画面をみる








そしたら ガチャピンとムックの画像が無題で送られてきていた。

犯人はとなりでにやにやしている悪人だった。

今日もO23は意味不明(~_~;)









人は良くも悪くも関係性の中で生きている

自我 や自分の価値観 を他人のそれとすり替えて、なんとかうまくやっているつもりでも、本当はどこかでそんな自分にイライラしている。

一緒になってずいぶん歳月が流れたが今後は、二人の色々な決めつけをひとつずつ捨てて行かなければと思う。

捨てたぶん、選択肢が増えると思う。

私たち二人が信じる世界観は、歳をとるほどに自由になる世界だから。









内容の無い日記をみて頂いたみなさんありがとうございました。
Posted at 2015/02/06 21:24:22 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2015年01月28日 イイね!

寝て待て。

寝て待て。最近日が沈んでからロドを運転をすると疲れる。

対向車から浴びせられる光軸調整やバラストはどうなっとるんじゃと思えるようなHIDのヘッドライトのせいかなぁ???

確かにそれもあるが、メーターやナビの文字もぼやけて見える、、、。

こりゃぁ・・・・

もしかしたら




これか???



老視(ろうし)は、目の障害の一つ。老眼(ろうがん)とも呼ばれるが、老視が正式名称。

加齢により水晶体の弾性が失われて調節力が弱まり、近くのものに焦点を合わせることができなくなってくる。

40代から60代初めに自覚されることが多いが、実際には20歳前後から調節力の減少は始まっており、日常生活で字を読む時の距離である30cm前後が見えにくくなるのが、この辺の年齢であるといえる。

ってことで大人用眼鏡を購入。




でも考えてみると白号とは眩しさがケタ違い、、、。

で、ロド君用に

マキタランダムオービットサンダBO5030


アクアウイングのガラス研磨用バフ 127mm ギアアクション・ダブルアクション用


カ―ピカルの3Mコンパウンドガラス磨きーL  100ml


を購入し

早速ロドを適当にマスキング



先ずはフロント



そしてサイド

さらにリヤ


最後に撥水剤で仕上げで終了。(疲れ果て撥水作業は写真撮れず)


朝から夕方までウイ~ン ウイ~ン ウイ~ン と飽きもせず延々とガラス研磨をしたらヘロヘロ。

よって

今から寝ます。

果報は寝て待て って言うし、、、。










取り留めのない日記を最後までみて頂いたみなさんありがとうございました。
Posted at 2015/01/28 22:01:03 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記

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「中部MTG(年を重ねただけで人は老いない) http://cvw.jp/b/845142/36344046/
何シテル?   08/31 18:56
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