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熊野小僧のブログ一覧

2015年01月26日 イイね!

pray

prayThere never was a good war or a bad peace.



Patriotism is not enough. I must have no hatred or bitterness towards anyone.




年間2,000万人の餓死者と30万人の戦争犠牲者。


2014年に起きたテロによる死者1万5,000人。


そして5,000万人の難民,、、、。



人間だけだろう。

憎悪のために殺戮を繰り返すのは。


何をどうすればいいのだろう。

何に祈ったらいいのだろう。

教えてほしい。
Posted at 2015/01/26 17:45:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年01月13日 イイね!

成人(rolling)

成人(rolling)人は自己の運命を創造するのであって、これを迎えるものではないbyヴィルマン

自給自足が出来る人以外はよそで働いて糧を稼ぐことは一番大事なことだ。

食えなければ死んでしまう。

生まれてからそれまで、養殖の如く温室の如く育てられて来た者たちが、自分の力で泳ぎ、歩んで行くことで社会人となる。


これまでに体験したことの無い世界が広がり、年齢その他育った環境の全く違う人々との交流がいきなり始まる。

狭くは育った家から職場通い、家事手伝い、家業を継ぐ等で同じ所に留まり、広くは遠く実家を離れて、何もかもが新鮮で別世界に思える都市まで出て行く。

環境の変化は人を思わぬ方向へ向かわせたり、強く育てたりする。

紆余曲折あっても時が経てば、それぞれの個に合った所に段々落ち着いて行くものだと思う。

自分が未経験の世界、それを理解するには、話を聞いたり、読んだりして想像するしかない。

観察力や洞察力、読解力、相手の話術によって伝わり方も違ってくる。

もしかすると未知の力が働いて悟る場合もあるだろう。


年令を重ねて新しい経験が少なくなって落ち着いてしまうと、そういう想像力がすっ飛んで、自分の経験したことが一番だと思い違いする事もある。

そうなるとひとの話を聞こうとしなくなる。

実体験は重たいものだが、そこからだけの物言いは諸刃の剣と言えなくないか。

自分はあの時そうした。間違いがなかった。だから今もそれが正しい。

私は教育者なんだから、会社の社長なんだから黙って聞け。

等の上から目線では、周りの人が未熟にしか映らなくなる。

 
主婦に、女に、若蔵に社会の厳しさが分かる訳がないじゃないかと思い込む。


本当にそうか?


そういう人とは一線を画し、自分はどんな年令になってもなお幅広く、ひとの経験にも比重を置いて、
愛おしい己の過去の体験も含め、相対的に理解しようとする柔軟な社会人でありたいと思っているところ、、、(自戒)。










黒白フィルムは 燃えるスクラムの街
足並揃えた幻たちの場面
それを宝にするには あまり遅く生まれて
夢のなれの果てが転ぶのばかりが見えた
Rollin' Age 淋しさを
Rollin' Age 他人に言うな
軽く軽く傷ついてゆけ
Rollin' Age 笑いながら
Rollin' Age 荒野にいる
僕は荒野に
僕はいる

中島みゆき-ローリング

最後までみて頂いたみなさんありがとうございました。
Posted at 2015/01/13 21:24:17 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2015年01月08日 イイね!

粋皆様、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

今年も、よろしくお願いいたします。

さて、新年早々ですが今年もおっさんの戯言をアップさせて頂きます。




お正月の昼間の電車の車内は静かだった。

私の正面の座席にはおそらく70代後半あたりかと思われる老夫婦が仲よく腰を下ろしていた。

そのほほえましい姿を何の気なしに眺めていたのだが、改めて見ると、この夫婦なかなかの美形である。

昔はさぞかし美男・美女のカップルだったに違いない。

特に、旦那は目張りでも入れようものなら歌舞伎の舞台に立てそうな風情である。

それに、茶を基調としたズボンとセーターの組み合わせの上からたぶんカシミヤだろうと思われるグレーのマフラーをサラッと巻きつけたところなどなかなかのダンディぶりでもある。

しかし、どこか体がわるいのか座席に座りながらも手にしたステッキを放そうとしない。

横にちょこんと座った夫人が、やや体を斜めに向けステッキに預けた旦那の腕に両手を添えていたわるような視線を投げかけている。

その夫人がまた、きものを着せて髪を結い上げでもすれば小唄の師匠か置屋の女将に見えなくもないといった趣でその歳にしてなお、そこはかと漂ってくる色香の名残のようなものを感じさせる。

薄紫に染めた白髪の感じも鼻にちょんとかけたような遠近両用と思われる眼鏡のフレームもなかなか上品でセンスのよさを思わせる。

いい感じに年輪を重ねた夫婦なんだなぁと私は見るとはなしにその様子を眺めていた。
       

やがて駅が近づいて電車はスピードを落とし始めた。

次ですね。

夫人が窓の外に目をやりそわそわとし始める。

荷物を持って席から立ち上がろうとする夫人を隣の旦那が まだまだ というふうに手で制して言う。

おまえはほんとにせっかちだねぇ。

ゆっくりでいいんだよ。ゆっくり、ゆっくり。身の丈に合わせて、ゆっくり。歳をとったら気持ちに体を合わせるんじゃなくて体に気持ちを合わせなくちゃいけないよ。

この旦那 凄いことを言うなぁと感心しながらなおも見ているうちに電車は駅構内に滑り込み車輪にブレーキのかかる音が響く。

さぁ 着きましたよ。

夫人は立ち上がって腕に添えた手で旦那の体を支え立ち上がらせようとする。

早くドアの前に立たないとと旦那を急かす夫人。

おそらく旦那はそんなにすばやく動くことができないのだろう。

しかし、それでも旦那は悠然と座席に座ったままそんな夫人をなだめるように言うのである。

まだ、まだ。 ちゃんと止まってからでいいんだよ

でも、降りる前にドアが閉まっちゃいますよ。

ドアなんて待たせとけばいいんだよ。ドアより人間のほうがエラいんだから、、、。

う~ん凄い人だ、、、である。

それでも気が急いてオロオロする夫人に旦那が言った言葉がさすが粋を心得たと思わせるひと言で私は感服つかまつったのであった。


ちゃんと止まる前に立ち上がるとつんのめるだろ? つんのめってこけちゃうとカッコわるいだろ?

まだカッコなんて気にしてるんですか?

そりゃそうだよ。死ぬまで気にするさ。俺がカッコわるいとおまえだって恥ずかしいだろ?

私はその心意気に参りました、、、。

最後までみて頂いた皆様ありがとうございました。












Posted at 2015/01/08 20:06:51 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2014年12月28日 イイね!

With Warmth(season5)

With Warmth(season5)友人との忘年会で、 お互い女の子のいる飲み屋(バーやクラブ)に行かなくなったなあ~という話になりました。

で、

以前(思い出せないくらい昔)我々は何故女の子のいる飲み屋に行ったのか?と少し考えてみました。


そんなもん助平心にきまってるじゃない! と女性からは言われてしまいそうだけど、実はそうじゃないのではと思います。 (勿論助平心が全く無いわけじゃないけど動機の一部ですべてじゃない、、、。)

じゃあ何でだろう と考えると自尊心じゃなないかな?と思います。

自尊心を満たしたくなる時は 大きく分けると2種類あると思います。

1つは自慢したくなることが見つかった時

そしてもう1つは

それを失ったときじゃないでしょうか。

芸能人が売れ出すと、銀座や六本木にある飲み屋へ通い出すとよく耳にしますし、若くして成功したビジネスマンも同じ道をたどる事がままあるそうです。

そこで彼らはお客として女の子に何をするか?

お尻や胸を触るのか? 触るヤツもいるにはいるだろうけど、それよりもまず 自尊心を満たそうとする んじゃないかと思います。

俺は会社でこんなに偉いんだ、こんなに金があるんだ、こんなに有名なんだ と、それを女の子にいいふらし、すごいわね〜と言われたいのではないでしょうか。


自尊心を満たすという行為の中には、自分がまだ男性として魅力があるのかどうかを確認したいという心理もあると思います。

自慢するモノを失ったり、自信を失いかけたりするとき、男は誰かに 大丈夫 と言われたいものだし

うちひしがれて彷徨い、何をするにも自己嫌悪に陥っているとき、大丈夫、あなたならきっと という女性がいたとしたら、、、。

おそらく男は、そこが自分の帰る場所だと思うのではないでしょうか。


そこがお店ならば、男はせっせとお店に通う。

いや、そこへ帰るのだと思います。

失った自尊心を取り戻すために、あるいは自尊心をはぐくむために。

男は単純で自尊心なくては生きていけないのではないでしょうか。


会社で上司から無能扱いされ、OLに冷たくされ、部下に軽蔑され、取引先から小僧扱いされる。

そのうえ家に帰ってさらに妻や恋人に罵られれば、男はどこか逃げる場所を探すのでないでしょうか。

だからもし貴女に夫や恋人がいるのなら、どうかそのひとに

あなた、すごいじゃない!

あなたならきっと大丈夫! とか言ってあげてください。

男はそこが帰る場所だと改めて思うでしょう。

クラブやギャンブル通いする男、鬱になってひきこもる男。

彼らが求め、失ったものはおそらく帰る場所。

そこに満たされないまま置きざりにされた自尊心にちがいないと思います。


また、たぶんそれは女性も同じだと思います。

だから恋愛というのは、互いの自尊心を満たすための 自己愛 だったりするのかもしれないですね。


さてさて、

私の2014年初頭に立てた目標は毎日をていねいに暮らすというものでした。

これについてはずいぶん意識してきたように思います。

ていねいに暮らすというのは、暮しの手帖の編集長である松村弥太郎さんの著書からインスピレーションをもらいました。

あたりまえのことやささやかな変化にもちゃんと目を配ったり、みのまわりの整理整頓を習慣づけたりと、そういうことです。

しかし、今年も疎遠になった人たちと連絡を取る、というのは守れませんでした、、。









私は今年の年末年始は久しぶりに自宅で過ごします。

あまりのんびりもできない予定ですけどしっかり休んでおこうと思います。


今年一年、皆様にとってどんな年だったでしょうか?

悲喜こもごもだったに違いありませんが、ここでひとまずリセットしてまた新たな気持ちで新年度を迎えましょうね。


そんなわけで今年も小僧のWith Warmthを観て頂きありがとうございました。

来年もまたよろしくお願いします。
  

アクセスいただいたすべての皆様に多幸あらんことを祈願いたしております。

では、皆様良いお年をお迎え下さい。











Posted at 2014/12/28 19:00:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2014年12月18日 イイね!

時代

時代仕事を終え

栄付近を歩いていたら新品と思えるスーツを着た若い男から声をかけられた。

お名刺を・・・・ とその男が

そのう~、名刺を交換してもらえないですかね?

営業のトレーニングなのだろうか?


街で 適当なビジネスマンに声をかけては名刺交換をする。

おそらく飛び込み営業をするための度胸をつける訓練だろう。


今時珍しいなと思う。


でもその男の話しぶりや、態度から察するに、 この男から何かを売ってもらいたいとは思わない。


寒いすっすねえ

そう言って男は名刺入れを持ったままの手に息をかけた。



確かに寒い。

今日はこの冬一番の冷え込みで風はさすように冷たい。

街を彩る無機質なLEDの光でいっそう冷たく感じる。



私はコートのボタンを外しスーツの胸ポケットから名刺入れを取り出し彼に渡した。


若い男はちらっと私の名刺を見て えっ! というような表情をしてから

ありがとうございました。

と周りの人が振り返るような大声を出した。


寒風が吹く中 2時間立ち続けて やっと名刺を交換してもらえたのだという。


場所と日が悪いからだよ と私が言った。


家路を急ぐ人はコートのボタンを上まで留め、少しでも早く駅へたどり着こうと脇見をしない。

私もその内の1人だったのだが・・・。


またその1人に戻る。


またよろしくお願いします!

背中で若い男の声がした。



私の名刺でかまわないなら。


振り返りそう彼に声をかけ反応を待ってみるが、男はにこにこ笑っているだけだった。



ひとは、ひとなりにゆっくりと前進すればいい。

時代がどれほど人間を煽り立てようと煽りたてまいと、、、。














最後までみて頂いたみなさんありがとうございました。
Posted at 2014/12/18 19:08:59 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

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「中部MTG(年を重ねただけで人は老いない) http://cvw.jp/b/845142/36344046/
何シテル?   08/31 18:56
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