
皆様、こんばんは!
すみません、先日のブログで〆たはずでしたが、
29・30と行ってきた年末のドライブのブログを年内にUPをしないと、
どうしても気持ちが悪い・・・。今回は番外編として、お読み頂ければと思います。
お休みに入って、ブログを書く時間もゆとりもあるW焦らずじっくり文章を書いてみようかと。
今回の目的地は稚内です。
今月に入って増毛へ行ってきたときに、冬の稚内というのはどのようになっているんだ?
ふと思い、以降年末に是非訪れたいと思っていました。
元々は30・31日の2日間の予定とし、大晦日は紅白前にギリギリ家に滑り込み、と考えていたものの、
大晦日は大荒れの予報。一週間位予報も変化しないので、前倒しの29・30に。
今回、どうしても気になるのが移動距離。
札幌~稚内は300キロちょっと。夏に訪れた際は、ノンストップで4・5時間だったと思う。
この区間は特別とも思える程、信号のほぼない区間。夏だと巡航速度からほぼ移動時間が特定できるW
一般道では普通ありえないですよね。300キロ以上あるのに・汗。
が、冬になるとどうなるのか・・・。全く予想がつかない上に、路面状況も悪い。
ということで、気合の4時起き、4時半出発を敢行しました☆
真っ暗の中出発。ひたすら北を目指す。
起きた直後で集中力もMAX!ノンストップでひたすら走る。
7時前には徐々に空が明るくなってきた。その頃は小平を走行。稚内との調度中間位です。
にしん番屋の道の駅へ到着するころには、すっかり明るくなりました。相変わらず交通量は少ない。
別に4時半出発でなくてよかったんでない?ふと思うところですW
天気予報通り、29日は天気がイイ!朝から晴れ間が見える。
羽幌線の遺構(橋・トンネル)を横目に天塩を超え、道道106号線を走る。
オトンルイ風力発電所を通過。
このあたりは風が強いせいだろうか、積雪量が少ない。空をみると、晴れと雪雲が混在する天気。
この時期の天気の移り変わりの速さを感じます。
サロベツ原野。ビジターセンターは年末年始で休業でした。それはそうだな・汗。
自分以外誰もいませんWW でも景色はイイ!一面の雪原が広がります。スノーモービル
やったら(運転できないけど・汗)面白そ~!でもここでやったらダメなのかな?!
稚内の手前にある抜海駅。ここは2010年にNHKで特集があったみたいです。最北の無人駅として有名。
また駅舎が大正時代のもので、路線開通当時のものとか。古いのだが、よく整備が行き届き、今も現役!
この形、雰囲気に惹かれ、鉄道ファンの方が多く訪れているらしい。確かにいいっす!
カレンダーもしっかり2013年へ。年越し準備万端でした♪
そのまま抜海港へ。冬にはゴマフアザラシが多く来るとか、見るとなまらいましたWW
普通に寝てますが、なんで寒くないのか?!不思議ですW
利尻富士。山頂は雲に隠れて見えなかった~。残念でした。晴れ間もあったので、期待していたのに~!
ここにきて4時起きが功を奏し、11時前には稚内着。日没までの時間を確保することができました。
お決まりですが、宗谷岬を目指します。
観光シーズンの賑わいはないものの、旅行者の車も7台程。
沖にはサハリンが見えました。自分も見えたのは今回が初。ちょっと嬉しかったです♪
冒険家・間宮林蔵は、この景色を見て何を思ったのだろう・・・。
宗谷岬の高台の上に広がる、宗谷丘陵。氷河が削ってできた独特の谷の様な形状がある。
この時期はメインのルートのみが除雪してあり、枝は通行止め。
夏に訪れるときは一面の草原が広がりますが、冬は雪原。これはこれでいいなと思う☆
この宗谷岬周辺をウロウロしていると、日没。稚内市内の宿へと向かいました。
有名なドーム。夏はライダー、チャリダーのテントで一杯になるところですが、流石に今はゼロ。
夜に訪れるのもイイすね!
飯も宿の近くで簡単なもので済ませ、こちらへ。
稚内駅、新しくなってました。中には映画館もあり、久しぶりに映画でも見ようという気分に・・・。
お一人様の映画、初です・汗。しかも久しぶり。まーでもレイトショーだし、カンケーないなと(^_^.)
この時期でレイトショー。人数も自分を含め4名のみです。
見るものは決めていました。北のカナリアたちです。
まさに舞台が稚内・利尻・礼文という、ここなのです。PR用ポスターも多く貼ってあり、
これはここで見たいと即決!
見た感想としては、同期とか、今の交友関係って大事にしなきゃな、と思う作品です。
そうか、宮崎あおいは札幌に来てたのか~、とか、あまり関係ないことも心に留まりつつ・汗。
その後はホテルへ戻って爆睡・・・
翌日30日は、内陸を通って札幌へ戻ると決めていました。
メインとして考えていたのが、秘境駅巡りです。
秘境駅とは、駅の周辺に民家がほとんどない、または全くないことや、
駅に停車する列車の本数が極端に少なく、たどり着くのも困難な駅のこと。
宗谷本線にはこの秘境駅が多いのです。
折角こちらへ来ているので、と、何駅かまわってみることにしました。
車での周遊ですが・汗。
1発目は南幌延駅。正に典型的な秘境駅です。
民家は1件?そもそも、地図と線路づたいをガン見してないと、見落とすほどホームが小さいっす・汗。
なるほど、こういう状況か・・と確認ができた感覚?!
雄信内駅。おのっぷないと読みます。アイヌ語ベースの地名の典型。読めない・汗
ここも抜海駅と同じく大正にできた駅で普段は無人、冬に保線作業員休憩所の様です。
駅の形はほぼ抜海と同じでしょうか。
3駅目、糠南駅。ぬかなんと読みます。
ここの駅、ホントに立地・外観・待合室?すべてが究極と思いました。
まず、駅に着くまでに民家が全く無くなります。この道、本当に駅まで続いているのかと心配も(^_^.)周囲は一面の雪原。
そして一両編成以上だとはみ出すような長さのホーム。
そして待合室。物置?と思って中を開けてみると、
立派な待合室!すごく綺麗に掃除され、椅子が置かれ、時間つぶし用の文庫本も5冊ほど置いてありました。
きっと地元の方には大事な駅なんだなと感じ、気持ちがホッコリとしました(^^)
まわりは本当に静かで、ただ雪が深々と降るだけの空間。一面の白い世界と静けさ・・・。
何かこの駅は訪れてよかったと思ったのでした。。
さてさて、気が付くともう昼近いし・汗。
途中の音威子府にて、有名な駅そばを食べてみる。
不思議ですね~。本当に黒い蕎麦。どうしてこんなに色の違いがでるのかな~と、
秋に食べた幌加内蕎麦を思い出しながら、思いました。でもうまかった♪
行列もできていました。蕎麦も売れてました。年越しそば用ですね。自分は忘れてましたW
そこからはひたすら国道275号を南下、19時ごろ無事帰宅!
一泊二日という日程での今回の旅行。時間はちょっとタイトでしたが、
雪に覆われた景色を見て、満足できる旅となりました。
冬は運転も気をつかいますが、景色もまた特別なものがあるなと♪
結構長くなってしまいましたが、お読み頂きありがとうございました(^^)
それでは、よいお年を!!