久しぶりに 火をともしたのは
今年のお正月から乗っていなかった
家車のエンジンです。。
身内の車庫に入れさせてもらっています。
おかげで ピカピカです。
走ってみても
絶好調!
いやぁ、最近のクルマはよくできてますねぇ
(“最近”じゃあない! もう9年 経ってるゾ!)
この ツートンカラーと
小さなテールが 大好きです。
昔の良きドイツ車のようで。
(“ようで” じゃない! 実際に旧い!)
今日は 用事があるので
今から ひとり 家で引きこもりです。(*_*;
天気が良いので
ベランダで ご馳走を食べました。
最近読んだ本で
印象深い話が 載っていました。
よろしけば
お読みください。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【高層ビルの高さを知るには?】
コペンハーゲン大学の物理学の試験。
問題の一つに以下のようなものがあった。
*気圧計を1台使って
高層ビルの高さを知る方法を説明しなさい。____
ある学生の回答。
「気圧計に長いヒモを結わえて、
屋上から地面に着くまで垂らす。
ヒモの長さ=ビルの高さ、である。」
この回答に立腹した教授は
学生を落第させようとした。
学生は “自分の回答は正しい” と反論した。
大学側は
学生の物理学の知識を確認するために
中立的な 仲裁者を用意して、
同じ問題で
6分間の口述試験をおこなった。
以下はそのときの 学生の様子と答え。
= = = = = = = = = = = =
学生は最初の5分間は沈黙していた。
仲裁者:
「解答が思いつかないのかな?」
学生:
「いくつか解答を思いついたんですが、
どれを発表しようか迷っているんです。」
仲裁者は
“あと1分しかないので急ぐように”、と伝えた。
すると 学生は話し始めた。
学生:
「ビルの屋上から気圧計を落とし、
落下するまでの時間(t)を計ります。
0.5×tの2乗、これがビルの高さです。
…でも、これじゃぁ気圧計がもったいないですね。」
続けて彼はこう言った。
学生:
「日が照っていたら気圧計を地面に置いて
影の長さを測ります。
これで
“実物の高さ” v.s. “影の長さ” の割合がわかるので
高層ビルの影の長さを測れば
比例の計算でビルの高さがわかります。」
さらに彼は
「でも、もし高度に科学的な解答を要求されているなら…」
と付け加え、
次の解答を示した。
学生:
「気圧計に短い糸を付け、
振り子運動させます。まずは地上で。
次に
屋上で同じことをおこないます。
ビルの高さは、
[重力の復元力]というサイクロイド振り子方程式で
求めることができます。」
まだ、他の方法も用意してあった。
学生:
「ビルの外壁に避難ハシゴがあれば
ハシゴを登りながら
気圧計1個分ずつ、ハシゴに印を積み重ねていけば
気圧計の高さ×印の数 で算出できます。
学生:
「それとも…
単なる
退屈で
オーソドックスな
解答を要求されるのなら、ですが…
地上と屋上の気圧を計り、
ミリバールという単位を
センチメートルに変換すればいいです。」
学生:
「でも僕らはいつも、
自由な発想をして科学的に取り組みなさい、と
指導を受けていますから…
間違いなく一番いい方法は、
ビルの管理人室のドアをノックし、
『この気圧計をプレゼントしますから
このビルの高さを教えてください。』
と、言うことでしょう。」
= = = = = = = = = = = =
この学生は
のちに、
デンマーク人として唯一
ノーベル物理学賞を受賞した。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
いかがでしたか?
こういうお話、
大好物です。 (^◇^)
Posted at 2011/12/23 14:54:10 | |
トラックバック(0) |
日記 | 日記