フォードのマーケティングに関わるところでこの2年足らず仕事をして来たので、一度も所有したことはなくてもそれなりに親しみがあるブランド、フォード。今朝会社にいくと、上司から自分はミーティングがあるけど、その間にプレスリリースの内容をホームページにすぐ出さないといけない依頼がくるので、それをサポートしてほしい、という話があった。そう、ホームページに関わるところを仕事してる会社なんですね。
今朝あった記者会見にかかわるプレスリリースは、2016年をもってオーストラリアのメルボルン近郊にある2カ所の生産工場を閉鎖し、オーストラリアで販売する車両はすべて輸入になる、というものだった。
実は、ほんの数日前にこの工場見学に行ってきたところだった。フォード・オーストラリアを支えるマーケティングエージェンシーや、メディアエージェンシー、それにうち、デジタルエージェンシーの4社から希望者を組み立て工場の担当者が案内して行程を見せてくれるものだった。正直、ラインはゆったりとしか流れていないし、工場のキャパの半分以下。従業員の数も少なく、服装や顔の表情ひとつとっても、覇気がない。やはりうまく行っていないところ、というかそうゆうご時世のせいだけかもしれないけど、そうゆう雰囲気になっている。
マーケティングに関しても、アメリカが One Ford という看板のもとに、以前はフォードが持っていた他社ブランドを手放したり(ボルボなんかも一時フォード傘下でしたね)、いろいろとアメリカが中心になって一つのシステムで世界戦略をしようという流れは見えていた。そうゆうこともあって、また国内で現地生産の高い商品が苦戦する状況で、抜本的に変わらなければこうなってしまうだろうというのは、誰の目にも明らかだったはず。でも、やはりそうゆうことになってしまうのは残念な気がする。
来年発表の新モデルを最後に、なくなるオーストラリア独自モデルのファルコン。写真は、友人が以前もっていた、ファルコンの上位モデル、G6。LPGガスモデルで、維持費も安くて広くて、いい車だったようです。でも、これからはやはり小型車かSUV、そのどちらかしか売れないし、何よりタイなどで安く作っている車でなければ、とても競争力なんてものはない、という現状がどうしようもない。炭坑ブームで甘い生活になれてしまったオーストラリア。そろそろ目を覚まして本当に生き残りをかけて変わらないと、おいていかれそうな気がします。
Posted at 2013/05/23 20:30:19 | |
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