前回の続きです。
汚い・グロいお話になってますので、そういうの苦手な方は読まないでくださいね。
いいですか?
はい。
血やら膿やらがドバドバ出てから数日後、患部からまだ出血が少しある状態で病院へ行きました。
まだ座るとかなり痛い状態でしたが、出血前に比べたら全然楽なものです。
初診なのでカルテ作成から。
看護師の問診にて、症状や経緯を伝えていきます。
次に医者による診察。
患部を確認したのちに、肛門に指をいれての触診、超音波検査(エコー)。
便道から患部へのバイパスは見つからないとの事。
どうやら痔瘻ではないようだ。
ただ、根本的な治療にはおそらく手術が必要との事を聞き、さらに
「今日はとりあえず中に残っている膿を出しちゃいましょう」
うう・・・今日切るのか・・・。
手術の覚悟はしていたものの、なんといいますか一時的な治療で苦しむのは過去の経験から
少し抵抗がありました。
でも仕方ない、膿がたまっているのを放っておくよりわ・・・。
別の処置室に移動し、切開してもらいました。
局所麻酔を、3本だったかな、うってもらったあとにメスによる切開。
この局所麻酔注射ですが、医師が
「は~いちょっと痛いけど我慢してね~。3・2・1ホィ~~~」プスッ
これがですね、ちょっとどころか
ものすごく痛い!!
涙目になりながら「ぐおぉぉ~~~」と唸ってしまいましたよ。
お尻への注射ってものが痛いのか、患部が近かった事で痛かったのか、針が太かったのか
今ではわかりませんが。
切開の後に中の膿を掻き出してもらい、しばらく安静にしているようにと小一時間「回復室」なる
部屋で寝かされました。
翌日に経過検査と、約一ヶ月の間に週一ペースで通院。
で、最初の所見通り完治させるには手術が必要と言われました。
この最初の処置からあえて一ヶ月の期間を置いたのは、緊急性がない事と、患部の安定を
狙っての事のようです。
入院・手術の説明を受けるとともに、必要書類(同意書など)をもらいました。
入院は基本2~3日で、手術は入院初日。
入院なんて今までしたことなかったものですから、色々心配でした。
暇な時間をどう過ごそうか、とか。
入院の予約をとるとともに術前検査を受けました。
血圧検査、採血検査、胸部レントゲン検査、心電図検査。
心電図検査にて
「スポーツか何かされていますか?」
と聞かれました。
社会人になってから数年サッカーをやってましたが、かなーり前にやめちゃってましたし
現在やってるのは武術であって体力アップにつながるようなものではないので
「いえ、特には。何でですか?」と聞くと
「持久力がある方のタイプの心電図でしたので」
との事。う~ん・・・?単に生命力が低下していて脈が弱っているだけじゃなかろうか(笑)
術前検査から手術日までの間にCR-Z契約したりとか、他にも衝撃的な事があったりとか
(これは機会があれば別途書きますかね)色々あったのですが、今回で治しちゃいたかった
のでいざ入院。
食事は前日の夜9時以降×、当日の朝6時以降は水飲むのもダメとの事でした。
入院の手続きを済ませたのが10時、担当看護師からの説明を受け、部屋で荷物を整理。
手術は午後からの3人目という事で予定通りいけば14時くらいからとの事。
その時間まで水分補給と栄養補給のための点滴を受けつつベッドで寝てました。
およそ予定通りの時間に呼び出され、看護師と共に歩いて手術室へ向かいます。
初めての手術・・・さすがに少し緊張してました。
手術室に到着。
ドラマでしか見た事のない、患者がかぶる衛生帽子を渡されます。
シャンプーハットみたいなやつ。素直にかぶる。
点滴剤が前述の水分補給のものから化膿防止の抗生物質に切り替わる。
手術台に到着。
執刀医からの挨拶を受けます。よろしくお願いシマス。
手術台の大きさが・・・足りない?
肩から上がはみ出てしまい、看護師が慌てて台の補助パーツみたいなものを組み立てはじめます。
「すみません、無駄にでかくて。」
「いえいえそんな事は(笑)」
この手術台って、いろんな角度に傾くんですね。
ってこれは病院とか病気にもよりけりでしょうか。
まずは局所麻酔です。
以前の「3・2・1ホィ~」ほど痛くはありませんでした。
やはり3本ほどうってたみたいです。
次に腰椎麻酔。
術前の説明で、全身麻酔が希望できる事は知っていたのですが、素人ながらもやはり身体への
負担が心配だったのでオーソドックスな腰椎麻酔としてました。
麻酔の効きを確認するため、針のようなもの?(自分はうつ伏せでお尻への処置だったので見えない)
でプスプス刺される。
「これ痛いですか?」
「痛いです」
「これは痛いですか?」
痛いって言っちゃだめなのか?いやいや正直に言うとこだろうココは。
「痛いです」
「う~ん麻酔追加しますかね~」
麻酔の量の調節と、点滴も麻酔に切り替えたようです。
「これ痛いですか?」
「ちょっと痛い・・・かな」
「これは?」
「痛くないです」
やっと麻酔が効いたようで
「じゃあ切っていきますね」
電メスON。
肉を焦がすジュジュゥゥ~~って音と肉を焦がす独特な臭いを体験。
これが電メスか~。
お尻付近で「何かやってるな」という感覚はあるのですが痛みは感じません。
麻酔ってすごいですね。
切除終了。
「あの、切り取った肉片見せてもらう事はできますか?」
看護師が「ええ!?」とか言ったのが聞こえましたが執刀医の方は快く見せてくださいました。
イメージでは平べったい肉シートみたいに思っていたのですが、なんだか丸っこい。
普段はまわりに引っ張られているものでも、切り取るとこうなるそうです。
横6cm、縦3cmくらいの箇所を切り取ったのですが、見せてもらった肉片は3cm四方くらいの
大きさに見えました。
縮むのか。それにしても汚い肉片(T_T)
執刀医にお礼を言い、退室。
無駄にでかい自分をストレッチャー?(移動寝台)に移したり、部屋のベッドに移したり
看護師さんは苦労されてた様子。
意識はあるのですが、下半身が思うように動かない。
ご迷惑おかけしております。
入院初日(手術日)の夜、麻酔がきれてきたのか痛みだす。
ヒリヒリからズキズキへ。
かなり痛くなっちゃったので定期巡回にきた看護師に伝え、痛み止めを飲む。
しばらくして落ち着く。
結局眠れたのは4時間くらいだったでしょうか。
二日目。
午前中に早速診察を受けます。
「患部は問題ありません。様子見でもう一日入院してもいいですし、自信があるなら帰ってもいいですよ」
自信?何の?
病院側と患者の関係は色々決まりがあるんでしょうね。
患者側の主張や意見を優先させる、とか。
でもこちらはド素人なわけでして、自信があるかと聞かれても・・・。
退院しちゃうのもアリという事は相応の判断をしてくれたものと解釈し
「じゃあ今日帰ります」
だって、ずっと寝ててもヒマだし、一番の問題は喫煙制限です。ははは。
後日の診察の際に切り取った肉片の検査結果を聞きました。
悪性ではなかった、と。
悪性だと、いわゆるガンでしょうからね。ひと安心しましたよ。
病名は「膿皮症(のうひしょう)」と言うそうです。
今回自分は、十年以上も苦しんだ持病を治療しました。
この病気になるキッカケは前編に書きましたが、予防策としては
・長時間座りっぱなしのままでいない
・適度に休憩をとるとともに、日々の健康管理、体力維持につとめる
事務職やプログラマーなどの開発職の方々は気をつけていただきたい。
加えてみんカラですから、運送業やタクシーなどで車を長時間運転される方々。
ちゃんと休憩とるようにしましょうね。
最後に
患部写真のリンクだけはっておきます。