
忍者ハットリ」から寄贈 名張の養護施設に文具など 三重
漫画の主人公らを名乗る寄贈が相次ぐ中、名張市でも同市朝日町の福祉施設「名張養護学園」に、伊賀忍者のゆかりの地をしのばせる手紙が添えられた現金や文房具が贈られた。
同学園によると、最初に贈り物があったのは13日午後3時50分ごろ。20~30歳代とみられる男性が訪れ、今春から小学生となる入所中の数人を対象に、箱に詰めた人数分のノートや筆箱、鉛筆など約50点を持参してプレゼントしたという。
箱には手紙が入っており、「タイガーマスク」の主人公の名前による慈善運動の全国的な広がりに影響されたことなどに触れながら、「忍者ハットリ カンゾウ ただいま参上」と結んでいる。
同日午後6時5分ごろには黒のスーツ姿の年配の男性が訪れ、封筒に入った現金30万円と段ボール箱に詰めた色鉛筆や電動の鉛筆削りなどの文房具を職員に渡した。封筒の中には「服部半蔵」の名を記した手紙もあり、子供たちのために役立ててほしいとする趣旨がつづられていたという。
「忍者ハットリ カンゾウ」は伊賀から都会に出てきた漫画の主人公として描かれ、贈り主も意識したとみられる。服部半蔵は伊賀出身の忍者として知られる。伊賀地域には今の名張市も含まれる。
こうしたことから、同学園の岡田秀啓(ひであき)園長は「プレゼントしてくれた人は、歴史的背景を意識したのではないか。贈られた品などは趣旨に沿う形で役立てたい」と話している。
県内では同様の善意の寄贈が続き、伊勢市ではリコーダーなどの楽器や、現金約16万円、津市ではこども商品券(7万5千円相当)やランドセル3個と現金3万円などが児童養護施設2カ所に届けられた。北勢児童相談所にはランドセル5個、中勢児童相談所には現金10万円が届けられた。寄贈者は、アニメソング人気キャラクター「初音ミク」や、伊勢市の神社にちなんだ「八大龍王」、「ミッキーマウス」などを名乗っていた。
とうとう初音ミクが来たか!
となると……
次はけいおん!か?

Posted at 2011/01/15 22:06:53 | |
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