ちょっと道に迷ったりしつつも
時間の関係でまずはここに来ました
「海上自衛隊・第一術科学校」
本当は正門の前で撮りたかったのですが、
いろいろ関係車両通って邪魔になるので、泣く泣く一般駐車場で撮影。
入り口では 高校卒業したばかりのような幼さもありながら
水兵服を着て凛々しい学生の敬礼を受けて中に入ると、
中では自衛隊の制服を着た人達が行きかう・・・・当たり前のことですが。
しかし、話しかけると 気さくに話してくれる人ばかりで
なかなかリラックスして移動できます。
そんな中、ある方から
「今日は見学者が多いんですよ、
今も
女子高生の団体が来てまして・・・・」
早々にその方と別れて、
早足で見学者集合場所に行くと、
見学を終えたばかりのセーラー服の女子高生の団体が土産物売り場に!!
テンションレベルアップです!
引率の先生の目もあるので、
土産物を見るふりして、視覚以外のすべての感覚を研ぎ澄まし
元気さと明るさの 雰囲気と空気を十分に補給・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
時間が来たので、
元気MAXという最高の状態で見学開始です!!
お年を召した方達の団体に混じり、
まずは講堂の見学。右手入り口は皇族専用とか・・・
何か行事が行われる時は見学できないそうですが、今日はできると言うことで、
裏側に廻り、壮大な入り口から わき道を通っていざ中へ!!
柱や壁、天井は表面には和紙が貼ってあり、
夏は涼しく、
冬は寒い!!・・・・・・・・・・・・・・・・そうです。
卒業式では中央のレッドカーペットから上がれるのは最優秀生徒のみで、
あとは横から・・・
しかも成績上位順に呼ばれるので、
式に参加する人達には最下位が誰か分かってしまうとか。
しかし、ここに入学するのは
有名大学に合格出来る知能と 過酷な身体トレーニングを乗り越えた者ばかりなので、
決して最下位であっても恥じることはない・・・と。
さすが自衛隊の幹部候補生学校です。
ヘタレな私には絶対無理な学校であることを実感~~~~。
そして赤レンガのメインの建物(名前忘れました・・・)
使われているレンガは高温で焼かれたもので、今の金額に換算すると一個2万円とか・・・
何個使われているかは 当時仲の悪かった陸軍に知られないために
どの資料にも一切記載されてないそうです。
そしてお目当ての一つ、戦艦陸奥の41cm砲の実物をと思っていたら、
時間がないので そこには寄らないって・・・・・・
何でやねん!!
資料館の前にある 戦艦大和の九一式徹甲弾。射程距離は42km・・・・
甲標的と呼ばれる 小型の潜水艇。
小さいのでレーダーに写りくいが、
安定感悪く魚雷を真っ直ぐに撃てない。潜望鏡が短いので、相手を確認しようと浮上すると逆に相手に見つかってしまう。最低限の物しか装備してないので、どの方向でどう打つかは乗っている人の勘だのみ。航続距離が短いので、見方が来てくれないと帰れない。
などの特徴があるもので、この後さらに開発されて・・・「回天」が出来上がります。
「幸運艦」と呼ばれる 駆逐艦「雪風」の碇。
数々の戦いに出ながら、ほぼ無傷で戻ってきたという伝説の船。
ただ大和を始め、護衛した船がすべて沈んでいることから 周りの運を吸い取る悪魔の船ともされていたとか・・・
戦艦「金剛」型の一式徹甲弾。
割れているのは不発弾処理をした結果とか書いてありました。
ちなみに・・・
何で幹部候補生の学校が地方の こんな小さい島にあるかと言うと、
横須賀とか大きい街に学校作ると、
成績が上位の者ほど 女の子と遊ぶために夜な夜な学校を抜け出すんだとか・・・
校則違反で厳しく罰してやめられても困るし・・・って考えた末
女遊びをやめられないなら、女の子のいない所に学校作ればいいじゃん!!
という考えも一つにあって今のとこにあるみたいです。
確かに、江田島は生活に必要な物は十分に揃うけど
娯楽関係は・・・
資料館の中で、綺麗な自衛官のお姉さんに後ろ髪引かれながらも
やっと本命の場所に出発です。
Posted at 2015/05/18 18:01:06 | |
トラックバック(0) | 日記