2011年03月18日
<福島第1原発>IAEA、放射線量計測に着手
毎日新聞 3月18日(金)20時33分配信
東京電力福島第1原発の事故をめぐる各国の懸念を受け、国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長が18日、急きょ来日した。IAEAの専門家チーム4人も到着し、東京都内で同日夜から放射線量の計測に着手。19日から福島方面へ移動しながら計測を続ける方針だ。天野氏は「権威ある国際機関が独自に観測することで、世界の人が安心できるよう貢献したい」と述べた。
IAEAは東京に連絡官を常駐させるほか、国内各地で独自に放射線量を測定する異例の対応を取る。21日にはウィーンで特別理事会を招集し、事故への対応を検討する。
海外では日本政府の情報開示に対する不満が高まっており、在日米大使館が福島第1原発から半径80キロ以内の米国民に避難や屋内退避を勧告するなど、各国が広域の避難を促している。天野氏は「日本政府の対応もIAEAの基準に沿っているが、基準には幅があり、各国の考えに差があっても仕方がない」と語った。
国際的な機関で正確な情報を発信してもらえば、みなさんも納得すると思うので大賛成です。
政府や東電の情報では不安になります。
Posted at 2011/03/18 21:22:26 | |
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地震 | 暮らし/家族
2011年03月18日
地震発生後、東日本地域でガソリン不足が発生している。主な要因は道路状況の悪化による配送の遅れと、一時的な需要増。ガソリンスタンドで売り切れの表示を見ると、一段と危機感が増す。本来なら急いで補給しなくてもいいような使い方をしている人達も、満タンにしたくなるのだろう。
今後どうなるだろうか? 被災地以外では、ガソリンの在庫量に関して、むやみに心配する必要はない。供給が需要に追いつくまでにはしばらくかかるものの、ガソリンスタンドに行って売り切れでも焦らず待つことをすすめておく。渋滞防止のためにも、落ち着くまで車での外出を減らすことをお願いします。どうしても出勤や通院などクルマを使うなら、近所などに声を掛けて相乗りなどを勧めたい。
ガソリンの携行は専用容器で
限られた資源を国民全員で分け合う必要がある。優先順位を考え、「いま」必要ではない人は利用を控えたい
灯油の容器の中にガソリンを入れて持っていこうと考えている人もいるようだけれど、消防法で禁止されているので注意して欲しい。認可されているのはホームセンターやカーショップなどで販売されている専用の金属容器(赤色)。20L入りの容器が扱いやすい。
また、セルフのスタンドでは携行缶へのガソリン補給が禁止されている。携行缶に補給するならセルフサービスのスタンド以外を使うこと。もう一つアドバイス。車内に積む場合、かなりの臭気を伴う。携行缶の上にビニール袋をかぶせて密閉。さらにその上からビニール袋をかぶせるくらい念入りに。
一番大事なのは、「譲り合う意識」
ちなみにガソリンの在庫は心配ないと言っても、配送能力に限界ある。「ガソリン不足になる」と疑心暗鬼になった被災地以外の方が我先に満タンにしようものなら、やはり末端のガソリンスタンドで品不足になること間違いなし。直近の2週間でいいから、日本全国でガソリンを大切に使って欲しい。
その他、交通への負担を低くするため、当面クルマの利用を最小限に済ます工夫をしたらいい。特に東京近郊は4月いっぱいは計画停電を覚悟しなければならない状況(梅雨明けの暑さが始まると、再び計画停電が必要になると思う)。電力事情に余裕が出来るまで、みんなで譲り合って頑張りましょう!
Posted at 2011/03/18 20:31:07 | |
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