ホンダビート、過去に私が乗っていた車第1号。
この車、軽自動車でありながらもF1技術を応用して、そのミニチュア設計ともいえる三連独立式スロットルを装備し、NA3気筒660ccエンジンを積んでいる。また4輪ディスクブレーキ、油圧式クラッチ採用、ノーマル標準装備でほぼクロスミッション設定と軽量フライホイールが組み込まれるなど、あの本田宗一郎氏も開発陣へ「あんた、いい仕事したね。」と誉めたほどの車である。
エンジン制御はHONDAが独自に開発したPGMFIシステムでF1のようなレスポンス重視、燃費など度外視した燃料噴射マップが採用されており、スロットル開度とエンジン回転数を基準にした燃料噴射制御マップによってハイレスポンスを実現する、しかし一般道での燃費やアイドリング安定なども考慮して、安定重視の燃料噴射マップも別に存在し2つを走行条件で切り替える事で世界初の制御方式を確立してる。
ファーストインプレッションは絶対的に速くはないが乗って楽しいである。
とにかくエンジンが良く回る。最高出力は8100rpm/64psなのだが出力ピークが高回転域側にあるのでレッドゾーンまで気持ちよく回るエンジンで、HONDA特有のエンジン音に、NSXを思わせる超クイックシフト、カチカチと歯切れ良くシフトチェンジが可能である。
ワインディングロードを走ればそれはまるで小さなF1マシーンのようであった、、
この後にダイハツコペン、AZ-1など、その前にMR2前期と後期などスポーツちっくな車は多少なり乗った経験持ちだがビートほどシフトチェンジが良い車は後にも先にもなかった。
Posted at 2013/10/30 10:32:37 | |
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