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ラスト サンバーのブログ一覧

2017年01月28日 イイね!

出雲大社参拝・さようならズームカー(その2)

出雲大社参拝・さようならズームカー(その2)
さてさて、前回のお話の続きです。。。

元南海の、一畑3000系のさようなら運転第一日目・・・・
出雲大社前で1時間の折り返し時間が有りましたので、当然、出雲大社参拝と相成りました。。






こちらは出雲大社前駅のコンコースですが、なぜだかとてもヨーロッパ調に仕上げられています。。

教会の礼拝堂の中に居る様な錯覚に陥ります。



出雲大社はここ最近ご縁があって、毎年参拝することが出来ています。

天気予報では大雪の筈が、青空も見える好天で良いお導きがありました。。



中央の参道は全国各地の神様が通行されるところで、私達参拝者は両端の道を進みます。



正に「神々の国」日本を象徴する国旗「日の丸」が掲揚されています。

まさに神社は日本人の心の里ですね。。。



「縁結び」の神様ですので、若い女性参拝客が多いのですが、殆どの人が鳥居をくぐる際に律儀に一例をします。。

最近は「日本の習慣の再認識」が叫ばれ、参拝する時には2礼2拍手1礼の作法を守られる方が増えたことは大変いいことですね~

ただ、出雲大社には2礼4拍手1礼の作法が有り、ご縁のある方の分までとか、自分の住む地域の神様の分までとか、より多くの幸せを頂く等の様々な説があります。



こちらは「日本最大」の神楽殿の注連縄です。。



出雲大社には10月の神無月→神有月に全国から神様が集まる為、神様が宿泊するための宿舎も設けられています。。




本殿の裏側では神話に登場する「但馬の白兎」が可愛い姿で本殿を仰ぎ見ています。。



正面に回るときちんと手を合わせて拝んでいるところがとても可愛いですね~。



他にも、なぜか本を読む兎さん等も居て・・・・
出雲大社にご参拝された方は、是非裏側に回り、この可愛い兎さん達をお探しくださいね。。



僅か1時間の折り返し休憩で出雲大社に参拝することが出来、とても有意義でした。。




さてさて、14時50分に松江しんじ湖温泉駅を目指すさようなら運転電車に再度乗車・・・
女性添乗員さんが乗り込みました。。



途中の駅では、最新型(東急電鉄さんからの転入車)である可愛いデザインの「しまねっこ」電車と離合します。。



「目玉おやじ」の置物が有るのは一畑口駅・・・
眼病平癒の願いが叶うとされる一畑薬師はこの駅から5km程先にあります。



一畑口駅は平坦駅では珍しいスイッチバック式の駅になっていますが、
それはかつて一畑薬師参拝旅客のために3kmほど先まで線路を敷いていたことに起因します。
そして戦時中に不要不急路線として国から休止を言い渡され、線路施設は名古屋の名鉄さんに譲渡するという屈辱的措置で電車がはしれなくなり、そのまま廃線となってしまいました。。

折しも途切れた線路の向こう側からやってきた代替バスがあたかも電車がやってきた風に見えますね。。



一畑薬師を出ると列車は宍道湖に沿って走ります。。

宍道湖を背景に停車する元京王電鉄車・・・・・
京王さんといえば大都会・東京を走る電車のイメージが強いですが、意外と宍道湖の背景も良く似合います。。



午前中より少し天気が悪くなりましたが、のんびりと宍道湖を眺めながら走る一畑電車の車窓風景は最高です。。。



それにしてもズームカーは「前パン」と呼ばれるカブトムシの角の様な正面大型パンタが武骨でカッコイイですね~。



終点の松江しんじ湖温泉駅では「鉄道コレクション」が売られていて、思わず買いそうになりました。。。



その後は折り返しの電車に乗り、終点の雲州平田駅でさようなら列車と言ったんお別れ・・・・
ホテルの有る出雲市駅へと向かいました。。。



夕飯はホテルの隣の「BAMBOO]さんで・・・・
バンブーと言えば昔、大阪・難波で流行ったディスコの名前なのですが、何か関係があるのでしょうか???



地酒3種が味わえる3,000円のセットを注文し「独り酒」・・・
いやぁ、旅先で呑む「独り酒」は最高ですね~

私は一人っ子でしかも9歳の頃に母親も他界し、以来ずっと父親と2人で暮らしていて、基本、ひとりで居ることが殆どでしたので、「ひとり」が大好きです。。。

毎日が会社と家庭の往復ではなかなかひとりになれるチャンスは無いですから、この至福のひと時はとても貴重です。。



そしてこちらは初めて食べた地元産の「亀の手」なる恐ろしい名前の「貝」・・・
これが実に旨い~。。



翌日は再び早朝の電車に乗って、雲州平田駅にズームカーを迎えに行きます。。。

今日が本当に最後の運転日です。。



天気は生憎の雨模様・・・
丁度ズームカーが出庫の入換作業をしているところでした。。。



そして今日は2番ホームに据え付けられました。。
やっぱパンタグラフの有る側がカッコイイですね~



今日も朝から女性ファンが多数居ます。。。



最終日とあって、運転台がぶりつきも多数居ますが、殆どが私と同年代の50歳前後の人達です。。。



別れを悲しむ涙の様な雨の中、最後の「ご縁電車」との離合です。。。



みなさんも雨の中、撮影ご苦労様です。。。



稲生神社の「踏切がある参道」の鳥居群を通過します。。
この鳥居とズームカーの組み合わせも今日が最後です。。



ズームカーの読書灯がある窓越しにこの鳥居を見るのも今日が最後です。



因みに上記掲載の画像は2年前に訪問した時、女性参拝客で賑わうズームカーの中から鳥居を映したものです。。



最後の京王車との並びです。。



最後の出雲大社前駅でのひと時・・・・



先に引退して出雲大社前駅に展示中のデハニとの並び・・・・
デハニは永遠に保存されますが、ズームカーは全車スクラップにされてしまうことに理不尽さを感じてしまいます。。



そしてまた雲州平田駅まで戻り、本当のラストランまで小休止の間、サンバーに戻り、コンビニ弁当の昼食を食べます。。。
折しもサンバーの向こう側を「体験運転イベント」のデハニが走っています。。。



ガソリン代や高速代、電車賃で小遣いが無くなりますので、食事にお金は回せません。。。
「鉄」の旅に贅沢な食事は敵です。。。



ホームに戻ると新型電車とデハニが3本並ぶ夢の饗宴。。。



さあ、いよいよ本当のラストランです。。。



「だんだん」とは「ありがとう」の意味だったんですね。。。



車掌は女性のアテンダントさん。。。



都会のさようなら運転の様に大混雑&阿鼻叫喚状態にならないところがいいですね。。。



鉄道マニアだけでなく、地元の親子連れも多数乗車されています。。。

南海さんのズームカーは遠く離れた出雲の地へ行ってもこんなに人々に愛されていたんですね~



前面がぶりつきも昨日よりもかなり多いです。。






別れを惜しむ人でいっぱい・・・・・



ワンちゃんまで、お別れに来ています。。



最後の松江温泉駅の状況。。。。

ズームカーはもう二度とこの駅に戻って来ることはありません。。。



終着駅に向けた最後の力走に感慨ひとしおです。。



もうこの電車に乗りながら、宍道湖を眺めることは出来なくなってしまいます。。

そして遂に、ズームカー最後の停車駅。。。
雲州平田駅に到着。。。






別れを惜しむ人達でホームは超満員。。。

ズームカー最後の花道です。。。



ホームでは女性アテンダントさんによる、「LAST RUN SERIES 3000」のプレート獲得のじゃんけん大会が開催されていました。。



車庫に入庫したズームカーの前では撮影会が開催されていましたので、私も直ぐに帰らずそれに参加します。。



昔懐かしいダルマ型転轍機とザ昭和の電車ズームカー・・・

思えば南海高野線時代は弘法大師さんに仕えて高野山参拝の人々を運び、一畑電車では出雲の神々を参拝する人々を運んだ、正に仏と神に仕えた日本で唯一の縁起のいい電車でした。。



ズームカーの特徴だった、床下からのゴロゴロ音が出ている制御器の蓋を開けて、実際に空ノッチを入れて制御器軸を回し、ゴロゴロ音を出すという凝った実演もされていて、人々が群がっていました。。。



TV撮影も多数・・・・

このあと、私はこのNHK松江さんのインタビューを受けることになり、南海時代のズームカーを知る者として、熱くインタビューに答えてしまいました。。



もうこのあと直ぐにズームカーは解体されてしまいます。。。
部品の一部は静岡の大井川鐡道さんに譲渡されて、今尚現役の最後のズームカーの補修に使用されるそうです。。



いままで、夢をありがとう。。。。

そしておやすみ。。。。


2017年01月24日 イイね!

さようなら思い出のズームカー(島根の一畑3000系)前編

さようなら思い出のズームカー(島根の一畑3000系)前編日本中を大寒波が襲った1月20日(金)夜~1月22日(日)夜にかけて、島根県の一畑電車3000系のさようなら運転に「乗り鉄」しに行ってきました。




この日は全国に大雪に関する警報や注意報が発令される最悪の日・・・
金曜日の夜に出る大阪発出雲市行の夜行バスで行こうとしましたが、1週間前に思い立ったため既に満席で切符が取れず、止むを得ずサンバーで行くことにしました。。

残業を放棄し、脱兎のごとく帰宅した自宅を21時に出発。。

中国道は時雨模様・・・・

そして風雪通行止めが多い米子道を避けて鳥取道に入ると・・・・



時折、車に穴が開くかと思うほど大粒の雹が混じる吹雪。。。。
しかも腰が抜けるほどの落雷まで付いて来ます・・・

サンバーの前を走行する明るい車は除雪車です。。



そして、山陰側に出ると猛吹雪・・・
・・・かと思いきや小降りになって来たので、小さなPAで少し休憩します。。。


そして午前3時・・・・



誰もが寝静まった一畑電車の「雲州平田」駅に到着しました。。

出雲地方は予想に反して全く雪が積もっていませんでした。。



関東の京王電鉄から譲渡されてた車両も赤色信号機の光を反射させながらお休み中です。



お目当てのたった1編成のみが残っていた元南海21000系、一畑3000系車両も お休み中です。。。



そこで、私もサンバーに敷いた布団の中で明日の朝7時まで仮眠を取ります。。
昨年の大井川鐡道訪問以来、久し振りのサンバー車中泊です。。
気温は氷点下3度なので少し寒かったですが、快適に過ごせました。。


そして朝。。。。。

 1日乗車券を買って自動改札口でない有人の改札口からホームに入ると・・・・



居ましたいました、旧南海高野線用ズームカー3000系・・・
「だんだん」って何でしょうかね???
この電車のあだ名???

3000系は、この土日の2日間の「さようなら運転」のあと引退し、スクラップにされてしまいます。。

この電車、私の若かりし頃の思い出がいっぱい詰まっていて。。

わざわざ風雪をついて島根まで最後のお別れに来てしまいました。。

どんな思い出かって???

まぁ、それはまたの機会でも・・・・

兎にも角にも、男は昔の思い出にロマンを感じ、過去を引き摺る生き物なのです。。



反対側の正面には昔懐かしい緑の南海色の記念円板が飾られていました。。。

後から知りましたが、この円板は2枚とも、職員さんの手製だそうです。

車内に一歩脚を踏み入れると・・・・



懐かしい14人が並んで座れる超ロングシート。。。



「明るい電車」のお手本の様な読書灯と中央に切れ間なく点る蛍光灯。。



壁面には、南海電鉄さんで生まれ、平成8年に一畑電車さんへ移籍した経歴などが書かれたシールや・・・・・



沢山の走行写真などが貼られていて、社員さんのこの電車に対する愛着が感じられました。。。。



懐かしいアナログメーターがズラリと並んだ運転台。。
ベテラン運転士さんでも取扱が超難しいと嘆く「B55型電空制御器」も取り付けれれたままです。。






ただ外板は腐食が進み痛々しい傷だらけ。。








よくぞこうなるまで走り続けてくれたものだなと・・・


ボロボロになっても働く姿に涙が出そうです。。


先ず、7時53分発の電鉄出雲市行としての運用に就きますが。。。




早朝の運用から乗車するファンはさすがに少な目でした。。

でも最近の特徴としては女性ファン・「鉄子」さんの姿が必ず見れます。。
男の牙城だった鉄道趣味の世界もついに女性が本格的に進出してきました。。



反対側のホームにはこの電車を廃車に追いやることとなった最新型の電車がとまっています。。

この新旧の並びも今日、明日で見納めです。。

それにしても3000系は昭和の戦後復興期の「明るさを取り戻す日本」を代表する昭和30年当時流行った美しい「流線型」をしていますね。。

人々は終戦直後の疲弊して古ぼけた電車ばかりのところに突如として現れたこの美しい流線型の電車に明るい将来を見出し、胸を躍らせました。。



そして「だんだん」こと一畑3000系は懐かしいモーター音を響かせて7時53分、定刻に発車。。。



やっぱ男性ファンの定番はこれ!!
運転台がぶりつきでしょ。。。

私は誰よりも早く、立ち見でない着席ポジションを確保しました。。。
和歌山から吹雪の中を6時間車を走らせて来たから、なにがなんでも是非ベストポジションをと力が入ります。。
 


電車が8時13分に電鉄出雲市駅に着くと少し人が多くなりました。。

隣に停まっているピンク色の電車は元関東の京王電鉄さんの車両で、可愛い「島根っこ」が乗車しています。。



そして、ここで担当運転士さんと車両について話をすることが出来、やはり午前9時までと午後18時以降は朝露や夜露でスリップする危険性があるので、モーターの逆起電流を利用した電気制動の使用を控えているとの事・・・

でも私が最後に高速運転と電気制動の音が聞きたかった胸の内を伝えると快諾してくださり、大津町手前の直線で最高速度&電気制動にチャレンジしてくださることになりました。。

南海時代は全駅電気制動止めだったので、なんら問題はありません。。



出雲市駅の発車は一畑さんの計らいで、JR列車との同時発車・・・・
の筈が・・・・

JR車が少し遅れて発車となってしまい、後追い状態に・・・



3000系運転士さんが気を利かせて制動操作を執り、少しの間の「並走」が実現するという場面もありました。。

その後は一気に加速。。。



どうやらこの運転士さん、本当に最高速度からの電気制動を実演してくださる様です。。



南海高野線の最高速度は100km/hでしたが、一畑さんの最高速度はご覧の速度。。

久々の高速運転にモーター音が高鳴ります。。。

そしてここから一気に電気制動で停止目標めがけて制動開始。。

荒い刻みの電気制動は時速10km/hで自動的に空気制動に切り替わり、ブレーキが55%緩まる最大の難関を乗りきり、見事、一段弛めでぴったり停止目標に停車。。

高野線時代以来、見た事が無かった正に神業でした。






さてさて、始発だった雲州平田駅を過ぎたあたりから徐々に別れを惜しむ乗客が増えてきました。。



珍しい青信号が縦に2つ並ぶ場内信号柱。。。
見通しの悪い曲線区間に使われます。
下段は出発信号の中継用遠方信号機です。。

10時17分、松江温泉駅到着。。



こちらでは、薄汚れた旧型車より「ご縁電車」の方が一般の女性には人気があるようです。

しかしここでも旧型には「鉄子」さんが・・



男性顔負けのマニアっぷりです。。

私はもう今日は車に乗らないので。。



缶ビールを買って。。。



美しいヨーロッパナイズされた駅舎の外にある。





足湯につかりながら一杯呑みました。。

折り返し11時04分発出雲市行にも乗車。。



美しい宍道湖のすぐ横を走ります。。



読書灯が灯る窓は独特な雰囲気を醸し出します。。



スイッチバック式の一畑口駅の入駅では、元京王車両との同時入線の演出も。。



一同から感嘆の声があがります。。



元関西と元関東の名車の夢の饗宴。。
本当にサービス満点なさようなら運転会です。。



そしてまた雲州平田駅で1時間の休憩・・・
ここは節約してコンビニ弁当です。。



しかもがぶりつき席を確保する為、それを電車の中で食べるの巻。。



駅舎内ではマニア相手にグッズの販売会をしていましたが、目に毒なのでスルーさせていただきました。。。

 

出雲大社へ向かうルートの途中にある、保育園に保存されている古豪「デハニ」とのランデブーも今日が最後。。

古豪のデハニが保存されているのに、3000系は全車解体されてしまう事に理不尽さを感じずにはいられません。。

そして出雲大社前駅に定刻の13時52分に到着すると、何とここでも構内入換作業の実演を披露してくださります。。



構内の最外方まで引き上げた車両に臨時手信号「進行せよ」を現示。。



ゆっくりと電車が進入してきます。。



やわ~やわ~
入換手の声が響きます。。




そして奥に停めてあるデハニの直前まで進入してきて。。。



直前に停止して入換完了〜

(続く・・・・)
2017年01月18日 イイね!

キティな電車で新年パーティをした!

キティな電車で新年パーティをした!さてさて、早くも1月の中盤を過ぎ、世間は新年会のシーズンたけなわなのであります。。。

私の勤める会社も、所属部内で有志を集めて新年会おば・・・・

幹事は鉄ヲタな私(言い出しっぺ)・・・・・

私の会社は「HELLO KITTY」を展開する「サンリオ」さんとのお取引が少なからずともあり、キティちゃんのラッピングを施した電車が走っているという情報を入手しましたので、ならばと早速、この電車を貸し切って新年パーティをする計画を立てました。。


鉄ヲタ的にはこういう状況になればなりふり構わず突き進みます。。。


パーティ実施の日は会社を休み準備を開始・・・・



1ヶ月前から近所のスーパーで予約していたお弁当や飲み物、その他食材をサンバーに積み込みます。。。

そしてキティ電車の待つ阪堺電気軌道の我孫子道車庫へGO!



画像は阪堺電気軌道さんの本社にサンバーで乗りつけたところです。。



同社の御担当様に声かけをして。。。



居ました居ました、HELLO KITTYラッピング電車・・・

しかし私はサンバーを駐車させてもらって、そのままチンチン電車で天王寺にある総合病院へ、精密検査に・・・・



実は会社の健康診断で引っ掛かり、検査を受ける日とパーティの日をわざと結合させ、休暇を節約しました。。。



いやぁ、いつ乗ってもチンチン電車の車内はほんわかとした和気藹々なムードが漂います。。

上町線のあべの電停〜天王寺駅前電停の間は、芝生が敷き詰められた新しい線路に変更されていて驚きました。。



こちらはすぐ横にあった旧線を取り壊しているところです。。。

物心ついた小さなころからこの電停を利用していた私にとっては、新しくなって嬉しいやら、淋しいやら、複雑な感情です。。

検査が終了し、帰路の電車に乗車すべく、天王寺駅前電停に戻ってくると・・・。



なんとキティ電車と同じ超古豪・昭和参年川崎車輛會社謹製のモ164形が待っていました。。

古豪電車は日頃は予備車として車庫で眠っていますので、普段の営業車として乗車出来るのは大変貴重な体験です。。
これだけでも今日、休暇を取得した値打ちが上がります。。



当然、運転席横にがぶりつく訳で・・・

ブレーキ弁にマスコンハンドル・・・
そして圧力計が有るだけでスピードメーターは無し・・・



いやぁ、実にシンプルな機器配置ですね~

運転士さんの左脚下にあるぺタルが気笛弁で、これを踏むとPaaan〜と気笛が鳴ります。
一方、少し右にある丸い踏み釦がいわゆる「ゴング」と呼ばれるもので、これを踏むと「チンチンチン」と鐘が鳴ります。

この音が「チンチン電車」の由来ですね。。



電車は昔懐かしい吊り掛け音を響かせながら、ヨーロッパの軌道の様な真新しい芝生軌道の上を走ります。。

丁度反対側線路を最新の低床電車「堺ムーバー」が走って来ました。



こちらが、あべの交叉の新線と旧線の分岐部で、新線は旧線より10m程西側に敷設されています。。



昭和参年に製造された貴重な電車の車内です。。
平成も29年となった現代に、まさかこの車両が残るとは本当に夢にも思いませんでした。。



道路との併用区間は行く手を車に阻まれながら、時折、チンチンチンとゴングを鳴らしながらゆっくりと走ります。

大阪市内にもこんな長閑な場所が残っていますが、なにを隠そう・・
ここは市内きっての高級住宅街、「帝塚山」なのであります。。



この後、住吉交叉で下車し、阪堺線に乗り換えて恵美須町駅から徒歩で行ける会社へ今夜の挨拶方々顔を出しました(メールチェックして1時間ほど仕事をしてしまう社畜と化した悲しい性!)



さてさて、日もどっぷりと暮れた17時!

いよいよキティ電車に食材と飲み物を積み込みます。。



発泡スチロールに冷えたビールが満載だけど、サンバーで来た私はノンアルコールという悲しい実態。。



部外者立ち入り禁止の車庫内を堂々と歩けるだけでも鉄ヲタ的にはウハウハです。



たまたま近くで仕事をしていた後輩のD君が段取りを手伝いに来てくれました。。
彼も鉄ヲタ系で、今日はカメラ撮影担当です。。

そして・・・



こちらが本日の主役の昭和参年・川崎車輛會社謹製、モ166形「HELLO KITTYラッピング電車」です。。



こちらがその証のプレート・・・
よくぞまぁ、戦禍をくぐり抜け今まで無事生きていてくれました。。
正に昭和の生き証人です。。



日除けブラインダーなんてありません。。
昭和一桁台の車両は落とし窓式の鎧窓です。。



そして真鍮製の手摺・・
私が幼少の頃は、当時未だ生きていた母親が、この手摺で私の身長を測り、また背が伸びたと喜んでいたことを、つい昨日の出来事の様に思い出します。。



ほのぼのとした標語が記載されている行燈式広告表示器・・



運転士さんに下車を知らせるベルの押し釦・・・



車内はご覧の様にパーティ用のテーブルが並べられていました。。。

そして、後輩のD君と阪堺電気軌道の営業御担当様とで食材を配列していきます。。



今夜のお料理は、唐揚げ等の入ったオードブルと、海老天重です。。



なかなかいい雰囲気ですね~。。



滅多に見ることの無い高価なウイスキーも会社の役員さんから差し入れられましたがサンバーに乗ってきた身としては飲むことができません。。トホホ。。。



さらに阪堺電気軌道様からはキティ繋がりで特別にワイン4本のサービスがありました。。


そして、ひととおりの準備が整った後は、出庫時刻まで、阪堺電気軌道の営業御担当様の案内により、車庫内を見学させていただきました。。



こちらは同じく昭和参年製でピカピカに塗られたモ162形。

古豪電車で稼働可能な車両は4両にまで激減してしまいました。。



そして元京都市電のモ256形。
それに電動貨車で祭事の花電車などに使用されるデト11型。。。

256型は嫁ぎ先を募集中だそうですよ~。

そしてピットの中に居たのは・・・・



モ161形。。。

なんだか古武者の様でカッコイイですね~



こちらはイベント用として様々なところが補修されていて、他の貸切電車よりも利用料金が高くなります。

床材などもロンリウム張から木材に戻されていて見るからにシックでゴージャスな感じですよね~



モチロン、日除けは落とし窓式の鎧戸です。。



さてさて。。。



後輩のD君と写真の撮り合いなどをしていると、もう出庫時間になりました。。



同僚や上司の待つ恵美須町電停へ向けてGO!



思そういえば回送電車に乗れるなんて、これもまた幹事ならではの特権です。。


 
そして恵美須町電停に到着し、いよいよ新年パーティが始まります。。



発車を待ちきれずにみんなで乾杯~

D君今日は本当にご苦労様。。。



ガタンゴトンとスローなペースで走る電車内・・・
いつもの呑み屋とは全く異なる雰囲気に、会話が、食が、酒が進みます。。。





件のウヰスキー・・・
飲みたかったな~



それに阪堺電気軌道様からの差し入れのワインも。。



D君、奇特な方で、飲まず食わずで写真撮影に徹しています。。



左から新入社員さん3名も参加してくれました。。
ありがとうね~
おじさんたち、アルコールハラスメントじゃないよね~



折り返しの浜寺駅前電停では、折り返し時間を利用してモ166号のキティ電車っぷりを撮影。。



しっかり制服を着たレアなキティが描かれています。。

吊革も。。。







てな具合で今度は天王寺駅前電停を目指して折り返します。。



車内では、本日お誕生日を迎えた新入社員くんの「HAPPY BIRTHDAY♪」なども唄われ盛り上がります。。



復路は我孫子道車庫でトイレ&見学休憩。。。





発車後は、各人、思いおもいの停留所で下車できる設定です。。

てな具合で、定刻の21時29分に無事天王寺駅前電停に到着し、お開きとなりました。。



その後はあと片付け共々、またもや営業電車の直ぐ後を続行運転する回送電車に便乗させてもらい・・・・・



我孫子道車庫まで乗車し、サンバーで帰宅すると、もう0時近くになっていました。。


皆さま、お疲れ様でした。



※参考※

貸切電車のお問い合わせは阪堺電気軌道さんの営業課まで・・・

【料金】55,200(税込) (備品使用料・ゴミ処理費を含む)
※ご乗車可能人数(モ701形車の場合)1両 35名くらいまで
※堺市支援策の対象外となります

  • 貸切電車は、モ701形(新型車両)が基本となっております。その他の形式をご希望の場合は、お問い合わせください。別途料金が発生する場合がございます。
  • 「モ701形車」をはじめ、ほとんどの電車にボディ広告が入っているため、電車外観はさまざまです。(電車の個別指定はできませんが、外観がイベント目的に沿わないなどのご要望がある場合は、申し込み時にお問い合わせ願います。)
  • 車内は、ホームパーティー風の飾りつけです。(車種により飾り付けが出来ない場合があります。)
  • 使い方はアイデア次第のフリースペースです。
  • 1日の受付車両数は2両までです。
  • 予約取消の際、キャンセル料金が発生する場合がございます。
  • 住吉夏祭り7月30日~8月1日、堺まつり10月第3日曜、その他祭事等で臨時電車を運行する場合と年末年始(12月25日~1月11日)については受付をいたしておりません。
  • 車内は禁煙です。
  • 貸切電車に関する
    お申し込み・お問い合わせ先

    阪堺電気軌道株式会社 営業課
    TEL:06-6671-3080
    営業時間:9時~17時50分(土・日・祝日を除く)

    Posted at 2017/01/18 23:30:46 | コメント(6) | トラックバック(0) | ディープな場所探検 | 日記
    2017年01月15日 イイね!

    代車 Audi A3 来る

    代車 Audi A3 来る久々に「みんカラ」に趣旨に沿った車のブログです。。。


    妻車をちょいと点検してもらうことになり、県境を越えて大阪のお店に3日間、預けることになりました。。


    今回の代車はなんとAudiさんのA3・・・・・
    しかも殆どがハッチバック仕様の中、なぜか珍しいセダン仕様です。



    ワイド&ローのプロポーションはセダンというよりもどちらかと言うとクーペに近い感覚ですね。。



    A3は入門モデルのA1の仕様を元にデザインされていますが、デザイン的にはワンランク上の存在感が感じられます。






    しかもセダンタイプなので、フォーマルな場にも乗って行くことが出来ます。。

    日本車での好敵手は「インプレッサ」や「アクセラ」といったクラスでしょうか。。

    私がセダンに乗るのは・・・・

    昭和59年(1984年)、それまで父に貰ったダイハツさんのフェローマックス・ハイカスタム550に乗っていましたが、東京~大阪間の高速を100km/hでノンストップ運転したらエンジンが焼けて廃車になってしまい、仕方なしに父が私の為に格安に知り合いから譲ってもらったスプリンターセダン以来、30年振りのことです。



    A3のボディは超高張力鋼材をふんだんに使い、ボンネットはアルミ製として軽量化を徹底した結果、車重は1,330kgに収まり、2ドアのA1より110kgの増加に抑えられています。。。

    なので、エンジンもA1と同じ1,394ccの直噴インタークーラー付きターボチャージャーを採用。。。


    ただ、なぜかA1の1,394ccの価格は329万円なのに対し、A3は321万円に抑えられています。。

    A1の1,394ccは一応「スポーツ」的分野に振り分けられていますので、付属品や「走り装備」の違いがあるのでしょうか??

    一応、A3の方が格上なのに不思議な現象ですね。。



    燃費もA1が21.1km/Lなのに対しA3は20.0km/Lにまで肉薄させています。。



    実際、街中を走ってみても、日本の2,000ccクラス以上の走りを充分に体感することが出来ます。。。

    アウトバーンを走りますので、スピードメーターなんかはなんと280km/hまで刻まれています。。



    走ってみた感覚もかなり剛性の強さが伝わってきます。

    ショックも結構固く、クラウンなどのラグジュアリー車指向の方には不向きかもしれませんね。。




    Audiさんで面白いのが「顔」のコンセプト。。



    日本車ならグレードアップさせてオプションでフォグランプ等を装着しますが、Audiさんの考えは正反対。。。

    オプションを選ぶとフォグランプが廃止され、ヘッドライトをオールウエザーライトに変更されることになります。。


    つまり、オプション代金を支払って、余計な(目障りな)フォグランプを排除してよりスッキリとしたデザインに纏め上げる・・・・・

    虚飾を排した美しさこそAudiさんが目指す「プレミアム」の本質だそうです。。。



    そしてその本質をさらに追求しているのが室内デザインでしょう。。



    豪華な内装を求める日本人には、本当に拍子抜けなほどシンプルなデザインの内装。。。

    ダッシュパネルにはデザインの障壁となる無駄な分割線は一切なく、質感の高さをひときわ極めています。。





    黒のダッシュパネルにシートは濃い灰色が基調で、アクセントとしてシルバーの金属示地が用いられています。。

    本当に、ごちゃごちゃとした装飾が大好きな日本人の完成とは全く正反対を行くデザインですので、これを物足りなく感じる方は多いだろうと思いますが、シンプルが好きな方にはAudiさんの内装はピッタリだと思います。。

    あとは後部デザインとトランクルーム・・・



    こちらも前部同様、A1から全車に共通する「質素さ」を基調とした「上品さ」を追求したコンセプトが垣間見られます。




    トランク容量は日本の小型セダンと同等ですが、深さは十分にあり、実用的です。。



    そして日本車同様、後部座席からのスルーも可能です。。

    ただ、スルーにした場合は完全なフラットではなく、シートとの間に10cm程度の上下段差ができてしまうところが少々残念なところですね。。



    こちらは後部座席に仕込まれた「隠し物入」・・・・



    欧州の車はこういうのが大好きですよね~。


    さ~て・・・。


    あまり深入りすると代車なのにこの車が欲しくなってしまいますので、雑感や薀蓄はこの辺で。。




    帰りは定番のりんくうプレミアムアウトレットで妻の買い物につき合わされ。。。





    また貴重な休日のうちの1日が過ぎてしまいました。。






    あ~〜

    いつも思うけど、釣竿持って来ればよかった~~
    Posted at 2017/01/15 22:43:14 | コメント(4) | トラックバック(0) | 試乗車・代車 | 日記
    2017年01月12日 イイね!

    四国の古豪電車を訪ねて。。

    四国の古豪電車を訪ねて。。
    冬の青春18きっぷ。。

    最後の1枚をいかに使おうか検討している際に、
    琴平電鉄のレトロ電車の事を思い出し、
    検索を掛けると・・・・

    なんと偶然に、1月8日(日)が月に1日の運転日である事を発見してしまいました。。


    こうなるともう行くしか無いっしょ。。。。


    ・・・・ということで。。



    今シーズン3回目の敦賀発米原経由の播州赤穂行最長距離運用の新快速3203Mに乗車。。
    やはり座席確保のため、ひと駅先の新大阪駅から乗車し、無事に着席することが出来ました。。。。

    画像は相生駅で乗り継いだ1911Mの車内の様子ですが、流石に18きっぷシーズンの終盤だけあって、駆け込み利用客が多く、時間帯のいい長距離列車は超満員状態ですね。。

    この電車もクリスマスイブに尾道&倉敷を訪問した時と同様の電車です。。



    岡山駅からは新快速用223系に酷似した快速マリンライナー23号・3123Mに乗車します。。

    こちらも混雑していましたが、乗車してみると全員が着席できる程度。。。



    今日の天気は生憎の雨模様ですが、快速マリンライナー号は瀬戸内海の上空を銀河鉄道999のごとく、空を飛ぶように走ります。。



    かなり高い位置を走るので、坂出のコンビナートと工場群が俯瞰できます。。



    こちらは高松寄りの1エンド側の先頭ですが、指定席グリ-ン車扱いの展望席が設けられていますが、指定席グリーン車には18きっぷではたとえグリーン券を購入しても乗れないのが悲しいところです。



    2エンド側の新快速もどきの前面に比べると、1エンド側は、ダンブデッカー車(1Fは普通車指定席・2Fは指定席グリーン車)という特別な車両なので、それなりに格好いいデザインに仕上げられていますね。。



    そして坂出駅からは、国鉄時代に製造された121系琴平行1231Mに乗り継ぎます。。

     

    ここまで来ると敦賀仕立てのババ混み新快速から乗り継ぐ者も皆無に等しくなり、車内はゆったりと過ごすことが出来ました。。

    121系は一応国鉄末期の設計なので、一応、4人掛けBOXシートの「近郊型」スタイルを踏襲していて、旅情を掻き立てられます。。。

    こいつに34分間揺られて、自宅を出てから6時間でようやく琴平駅に到着しました。。

    まぁ、車でも5時間はかかるでしょうから、18きっぷの普通列車乗り継ぎはなかなかのGood Jobだと言えますね。。。



    そしてJR琴平駅の直ぐ近くに有る琴電琴平駅へ行くと。。



    居ました居ました~
    本日乗車予定のレトロ電車。。。。

    赤とクリーム色のツートンカラーの電車は、日本最古の営業用電車・・・・
    大正14年に大阪の田中車両(現近畿車両)で製造された20形・23号です。

    この車両は大阪鉄道(現・近鉄南大阪線)のデロ20形で、琴電には昭和36年に譲渡されやってきました。。

    琴電移籍後は56年目となりますが、製造からカウントすれば92年目を迎える実は日本最古の営業用電車です。。
    因みに臨時列車以外で常時運転されている日本最古の電車は阪堺電気軌道さんのモ161形の4両(昭和3年製)です。



    台車も超レトロなブリル台車です。。。
    よくもまぁ今まで金属疲労からのクラックも入る事無く、雨風&寒暖の変化に耐えてきたものだと感心します。。


    一方・・・



    この列車の高松築港方には茶色のツートンカラーのこれまた厳めしい電車が連結されています。



    こちらは琴電オリジナル車としては最古の5000形500号が連結されています。。
    この電車は昭和3年、大阪の加藤車両で製造されました。。

    昭和3年と言えば、高松生まれの高松育ちな私の祖母が28歳で今は亡き母を産んだ時代です・・・・。

    この時、祖母は既に大阪に出てきて福島区内で生活していましたが、もしかしたら、関西汽船の「くれない丸」で四国に帰省した際に、
    祖母が、この電車に乗っていたかも知れませんね。。。

    そう思うと何だか万感の想いで胸が熱くなります。。

    まさに芭蕉が詠んだ
    「月日は百代の過客にして行き交う人もまた旅人なり」な想いです。。

    そして私は
    「そぞろ神の物に憑きて心を狂はせ、道祖神の招きにあいて、取るもの手につかず」の状態でのこのこと四国へやって参りました。。



    こちらの台車もブリル台車ですが、
    大正時代の物よりかは、幾分近代的に思えます。。



    古豪車両を使用した臨時列車は13時19分に琴平駅を発車し、14時36分に高松築港駅に到着します。
    通常の列車は1時間で結びますので、約17分余分にかかる設定です。。



    古豪電車だからと言って特別な料金は不要で、高松築港までなら普通運賃の620円で乗車できることも魅力的ですね~。



    琴電琴平駅の改札は、当然自動改札ではなく、昔の田舎の駅同様、発車時間の5分前に改札を行う(それまでは改札口閉門)という方式で、後から来た通常の電車が先に発車していき、こんな状況が2回ほど続いた後、ようやくレトロ電車の改札となりました。。



    そして50分程待ってようやく入場することが出来ました。。



    モチロン、がぶりつき席が私の指定席なので、最前列に並んで、そこをキープします。。



    こちらが昭和3年製の500号の車内です。。

    内装は木目地ではなく、木材に薄緑色の塗装が施されています。。



    近代化産業遺産に認定された証のプレートも貼付されています。。



    日除けは「ブラインダー」や「カーテン」ではなく。。。



    独特な鎧窓です。。

    こちらは運転席・・・



    マスコンとブレーキ弁、それにメーターが数個だけの超簡単な造りです。。



    車幅が狭いため、出入り口には補助渡板が設けられています・・・。

    車体も「溶接」ではなく「リベット止め」なので、20型よりもこちらの方が新しいにも拘わらず、かなり古い様な錯覚に陥ることは否めません。。

    一方、大正14年製の20形23号の車内は・・・



    木目を基調とした落ち着いた木の雰囲気が生かされた車内ですね。。



    なんだか一昔前の阪急電鉄さんの車両の様な雰囲気です。。





    そして、間もなく発車時間。。



    こんな古豪電車がワンマン運転である筈がないので、当然車掌さんも乗務しています。。

    動き出すと列車は昔懐かしい独特の「釣掛モーター音」を響かせて、加速していきます。。



    意外と高速で走行するので、存分にモーター音が楽しめます。。

    釣掛モーター車は日本では残すところ本当に僅少なので、その中でも高速走行はここ琴電さんしか味わえません。。。



    (上記は引用です)

    釣掛モーターと言えば、私が小2~小4の時、父も母も大病で同時入院してしまったことがあり、尼崎市立花の叔母宅に預けられていたころ、毎日東海道緩行線と阪和線の旧型国電に乗って小学校へ通っていたころの思い出でいっぱいです。



    途中の駅ではファン垂涎の運行標識の架け替えサービスも。。



    終点の高松築港駅には無事定刻に到着することが出来ました。。
    素晴らしい釣掛モーター音の響きを聞くために、リピーターになってしまいそうです。。

    因みに乗客は私と同世代くらいの男性単独行が大多数でした。。


    さてさて、和歌山への帰路は。。。。



    素直に瀬戸大橋線利用では面白味が無いので、今尚運航されている宇高航路に乗船してみることにしました。。



    宇野〜高松の表記が懐かしいです。。

    昔、四国へ渡るパターンとしては、大阪駅を23時50分頃に出発する急行「鷲羽」号に乗って未明の宇野駅に到着し、夜行連絡船に乗船して、朝一の急行列車で目的地へ向かうパターンが多かった様な気がします。。



    客室はこんな感じで、意外と多数の利用客が居ました。。



    そしてここでようやくお昼ご飯。。。



    売店の320円也のきつねうどんとコンビニで買ったおにぎり。。

    もし妻同伴だと、この食べる時間の遅さと、食べ物の選択のセンスの無さにには多分発狂していたことでしょう。。

    いやぁ〜1人旅は人を気にすることなく自由気ままに動けるので最高ですね~。。

    ヲタな旅するなら断然一人に限ります。。



    さようなら高松~

    やはり四国は連絡船に限りますね~



    そしてこちらは宇野駅。。。
    海岸から遠いところに移節されていて、昔の面影は全くありません。



    長いホームですが、真新しい新線です。。



    入ってきた車両も2両ワンマン車。。
    かつて「マリンライナー」号だった車両のワンマン「魔改造」車です。。



    岡山でようやくJR西日本さんに2本しか残っていない「元祖湘南色」塗装の115系のうちの1本に巡り合えました。。



    座席は勿論垂直BOXシート。。

    今回の青春18きっぷの旅、3回もこいつに当たり鉄ヲタとしてはラッキーでした。。

    その後、帰宅するまでは大爆睡。。。
    18きっぷの旅もそろそろ年齢的に限界を感じ始めているのも事実です。。

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    何シテル?   04/24 22:34
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