
東秩父の定峰峠を攻めに、なんていうのは今は昔。今日の目的地は峠の向こう側にある小じゃれた喫茶店(店主自身がそうカテゴライズしてるかは不明だが)の蕎麦粉クレープ。頭文字何とかの舞台になってから危なそうな車やバイクが多くなった気がするし、この時期から初冬までは道路脇の木々が車道まで生い茂っているからただでさえ狭げな道が輪をかけて走りにくい。車高の高いソリオでは高く張り出した草も気になる。登りはDレンジのままのったりとカーブを舐めていく。アウトインアウトとかブレーキングポイントとかまるで関係のない世界だ。そんな風に運転していると、視点が高いソリオではなんだか観光バスの運転手になった感じもするがそれはそれで悪くはないことに気付いた。途中威勢のいいバイクに何度か追い越させる。そんなに急いでいっても彼らは大概峠の茶屋の前の駐車スペースでバイク談義に花を咲かせるだけなのだから、ゆっくり景色でも眺めながら走れば良いのに。
峠を過ぎて下りに入る。ソリオでの長い下りは始めてである。Sボタンを押してCVTレシオを高めに保つ設定にしてみる。60km/hで3000rpm弱。前車のフォレスターだと4速ってところだろうか。峠の下りでは燃費もそうだが、いざというときのためにブレーキは温存しておきたいのでエンブレを効かせブレーキ踏みたくないだがこのCVTってやつはちょっと自由が効かないな。傾斜が緩くなったらアクセル踏まないといけない。MTなら5速に入れちゃえば緩い下りでもスピードは維持できる。逆にタイトコーナーが迫ってきてもSレンジの次は極低速用のLレンジしかない。結局ブレーキを踏むことになる。そんなわけでフォレスターのようなわけには行かないが、車重が軽い所為かブレーキはよく効く。フェードなんてまだまだ先。ペダルの踏み応えもSG5フォレスターよりいい感じだ。ちゃんと踏力でコントロールできる感じがある。フォレスターはどんどん奥まで踏めちゃう感じだったからね。ただ、ABSが働き出すのは同じように早いな。タイヤがロックする気配の微塵もないうちにペダルにパルス状の反力が伝わってくる。
まあ、そんな感じ。1ケ月点検が済んだらもう少し積極的に走ってみようか。
蕎麦粉クレープをいただき、途中秩父高原牧場のポピー畑に立ち寄った。S31HTCのカメラってあんまり綺麗じゃないけど、曇りのアウトドアにはあってるのかな。
Posted at 2011/06/06 00:22:03 | |
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