さて、4号機の水蒸気爆発説、もう一歩裏付けたいと思います。
■猛走峠さんに教えていただいた衛星画像、
破壊の進行と状況がよくわかりました。
拡大してみましょう。
もうちょっと
意外にも南面は壁の一部最初は残っていたようです
膨張爆発の裏づけは問題なく
壁面というよりは、南東側斜め上に爆風が走り
やはり南側の梁を破壊しています。
■梁の破壊によりまず南側の壁面が崩壊した
ということが分かりました。
梁といっても、恐らくH鋼です。
Hでも200×150で厚みは9か12mmでしょう
相当な重量を支える訳で、接合部ではなく
接合部をジョイントしている部分が破断したと捕らえるのが
合理的に思います。
■面白いのは北東面の壁が押し出されたようになっている事で
意外と均等に力がかかったことです。
水蒸気爆発は基本的に、膨張爆発ですので
これはいい証拠です。
つまり全体的に割りと均等に力がかかったということは
膨張力による爆発である、という重要な状況証拠になります。
■ちなみに南東側には・・燃料プールがありました。
放水車の位置からも明らかですね。
北東面は壁が一部残り
南東面は梁ごと破壊された。
■プールを震源地と考えてもいいのかもしれません
■内面に熱的損傷がないのが面白いものです。
■南面の壁の下部はもしかしたら、
核燃料を移すために、きれいに壊した、のかもしれません。
ちょっとその事を期待したいと思います。
参考:
2011年12月03日
4号機は水蒸気爆発が南面の壁を破壊した恐れが強い・・・
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4号機の爆発仮説 | 日記
Posted at
2011/12/04 04:09:40