2012年01月05日
原子力災害で至れり尽くせりはありえない
■世の中悔しいがお金である。
もちろん困った時に助けが入るときもありますが、
また非常時お金は無効化しますが、
やっぱりお金は「あるに越した事はないです」
■賠償金や補償金を当てにすれば
立替なので結局は困ります。
そんなものが出るのなら、涙金ではどうにもならない事態が
すでに身の回りで起こっています。
■ゴネ屋さんが嫌いなのは、
「フットインザドア」を使うからです
例えば
1)子供のリフレッシュの為の林間学校
2)リフレッシュがいるということは汚染を認めた、疎開
3)疎開を認めるということは危険だ、 避難
4)避難を認めるということは人は住めない 立入禁止
5)賠償要求
6)謝罪要求、人格破壊
どんどんどんどん
要求がエスカレートします。
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■だからにっこり笑って、まずは本当の要求を聞きます
そして共感を示しながら、
ゆっくりと一つずつ否定していきます。
これは不条理な扱いによる怒りから、
一時的なクレーマーになっている人を除外する為です。
■話を聞く中で、変化があるかどうか?
あれば、お互いの立場と要求を認め合い、落とし所を探ります。
クレーマーは大抵話に矛盾がありますから、
そこをついて誘導していきます。ご本人の筋道を作ってあげるのです。
この時点になると真面目に親身になる事が大事です。
「こんなはずじゃなかったのになあ」
と言う顔を見るとちょっと申し訳ないのですが
でも本当に相手の身になれれば大抵は分かって頂けるというのが経験論です。
■福島を中心に避難論が出ていますが、
避難したいのか、移住したいのか、はたまたしたくないのか、
避難や移住に対するネックは何なのか?
どの程度の危険が及ぶなら、親や子供はその可能性を探るのか?
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■突詰めると・・・結局は本人と家族の「意思」です。
腹のくくり方です。
その支援についての話が出てこずに、
避難の話が一人歩きしているように思います。
例えば林間学校であれば、その「落としどころ」は何なのか?
避難先で何かあったらその場合はかまわないのか?
そもそも汚染のない林間学校はどこなのか?
■「避難か何もないか」の2択ばかりではなく、
例えばそのお金で、
給食の食品管理を固めた方がいいのかもしれません。
マスクを支給する共同購入もありでしょう。
牛乳を買えないのなら、牧場体験などで、
体験料を落としてあげてもいいかもしれない。
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■国が信用ならない今、安易な二元論ではなくて、
「優しさ」を持って、色々な事を検討して欲しいと思います。
正義が人を殺す事もあるという事を忘れずに。
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自己責任論 | 日記
Posted at
2012/01/05 17:22:54
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