予告の棚卸を手抜きで書く。
凍土壁がなぜうまくいかないか?
その答えは霜にある。
まずは霜柱をご覧あれ。
氷って凄く方向性を持ちやすい。
すぐに酢が入る。
凍るときに気泡が邪魔をしたり
それが断熱効果を発揮したりね。
しかも、凄く膨張するから氷ができたあとは、すかすかになる。
さてそんな霜をエアコンなどでは冬に霜取りをしている。霜は熱伝導が著しく悪い。氷の張り付いた部分の熱交換は非常に能率が低くなる。
そう、均等には凍らないんだから、凍土壁がうまくいくわけがない。
ブラインのチューブ回りだけが凍って、熱交換不全を起こす。
解けるのは、霜や氷で冷えにくくなったところだから、冷やす性能じゃないんだよね(苦笑)
だから、凍土壁は今さらやめれないし、でも余剰電力を使うだけだから、あんまり困るものじゃない。
これって地下水を減らす分の冷却熱量を補うだけの役割なんだよね。
実際には、想定はされていたけど、実践としてはいいデータが得られた。かもしれない。
溶けやすいところは、冷えにくいところ。土の中を均等に冷やすなんて地熱を嘗めきっているのだけど、でもまあ冷やしたいみたいだから許してあげてほしいな
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棚卸シリーズ | 日記
Posted at
2014/07/18 22:34:56