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ちょこば(旧chocovanilla)のブログ一覧

2012年03月22日 イイね!

【2009年】バイスタンダーの画期的研究【奴らは放って先に行こう】

放っておいても高齢化で日本の人口は減るんですが、
彼らは既に放射脳化が高度に進んでいるのか、何でも放射線のせいになってる^^;
変な国の人たちが住むのは、九州までにしてくださいね。
奇形が出るかもとか精神的には、玄海灘を渡海されたのですね・・・

バンダジェフスキー氏 このような形で情報を隠し続ければ、数十年後には日本人という国民が本当にわずかになってしまう

■放射能俳句大会は勝手にやってくださいませ。

*************************
■さて、2009年の研究で非常に面白い物があります。
バイスタンダーでは、細胞質照射の影響性がこれまで探られてきましたけど


DNAにヒットしたらどうなるか?実は探りようがなくて
研究対象ではなかったんですよね。
でもバイスタンダーのプロジェクトで探られていたんですよ^^

■あんまりおもしろいから、ちょっとずつ特集していきますよ^^


バイスタンダーがアポトーシスや、発癌にも絡む問題なのは既にふれてきました、
原子力村も、そのことを抹殺して悪の組織としてフフ
…なーんてわけがありません(笑)




細胞集団として生き残りのために様々な手を尽くす
それがどうもバイスタンダーの真髄で
細胞質被ばくであっても、警戒警報を出すことによって
細胞集団は、防衛力強化に努めている
(代償は染色体の異常が増える)
というのがどうも正しい理解のようですね。

そしてなんとなんと、
1)細胞核にヒットほとんど分裂しない
2)バイスタンダー細胞、分裂抑制
3)正常細胞、正常に分裂


こんな実験結果が明らかになったのです。




■要は放射線の発するラジカルを察知して
ああ、この集団は使いもんならへんがな
ある程度すっぱり行ってまい!!
そういう現象が起きるということです・・・





■放射線が核にヒットすると、
細胞は危険ということで、アポトーシスを起こします。
ですが周りの細胞に
連鎖的にアポトーシスが起きれば
細胞集団が一気に全滅してしまいます
(悪のバイスタンダー)

そこで周囲のバイスタンダー細胞は
アポトーシスの影響を受けにくいように
一斉に伝達物質を走らせます。

なお伝達物質には神経保護の作用がある
のは以前に触れました^^



放射線が核にヒットした細胞は
心配しなくてもアポトーシスしてしまう。
周りの細胞は死亡率を減らして
むしろアポトーシスに巻き込まれないようにする

副作用が遺伝子の不安定性
それに対する防御作用がホルミシス効果。

これで一本の筋が通ります
そして癌にもなりにくいわけです


ちょっとびっくりな研究でした。
Posted at 2012/03/22 01:57:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイスタンダー効果 | 日記
2012年03月06日 イイね!

「正しく怖がる」は分るけれど「正しく理解する」って分かりきってない筈ですが。

※後半部は繰り返しの部分が多いです
読みづらい人は飛ばしてくださいね。

********************
■被曝の害って良く分かりません
いや細かいメカニズムになるとまだまだ分からない事が多い
だから面白いんです。

■その意味で「正しく怖がる」と言う意味は分ります。
「確率は低くても犠牲になる」不幸の宝くじ当選者
がいるということも

■ところが「正しく理解する」
へー内部被曝は完成されきった研究だったんだ。
富江先生は双葉特別大学福一校舎で
教鞭をとるのがいいのかも



2012年03月05日22:37 早稲田大公開講座「放射線と健康と原子力発電を正しく深く理解する」が、無事終了しました
富江先生の論は暴論に近いです。
(授業は聞いてみたいが)

■例えば、
ウランと石油どちらが資源が多いか?
残念ながら石油です(笑)

何で日本がもんじゅ研究に没頭したか?
ウラン235は貴重な資源だからです(残4,50年)

だからプルトニウムを燃やす=ウラン238を燃やして
無限のエネルギーを得ようとしたのです。

そうすれば使用済み燃料棒がそのまま燃料に変わるから。
だからあんなに無駄に使用済み燃料棒が保管してある。

しかもウラン鉱山の健康被害を考えると、長続きしない

村人まで行かなくても
村人の知合いの知合いが一人いれば知っている
「常識」中の「常識」です。
逆に言えば、核サイクルなき核エネルギーは
ただの輸入エネルギーの危険な利用方法です。
残念ながらもんじゅと言う賭けにはほぼ負けたのです。
実証にまでこぎつけた技術は素晴らしいですけど
負けは負けです。


***********************
■そしてホルミシス効果は遺伝的不安定性をカバーする物に過ぎません。

段階的に増す放射線にまず細胞が対応し、
個体は更に対応を強める事によって、今度は内部被曝にも対応した。
(出来ない個体は死んだ)
単にその記憶が私たちに引き継がれているだけです。




■そして2005年に研究されたバイスタンダー効果は、
細胞質を放射線によるラジカルは損なう事を突き止めました。
遺伝子治療の分野、
即ち児玉教授の専門分野で、発表された概念なのです。
細胞質にある伝染性。






それが遺伝的な不安定性を起こし、染色体のコピーミスの頻度を劇的に上げて
ダウン症などを生み出すのです。


■富江先生の言う三つの防御システム(DNA修復機能、細胞修復機能、免疫)、は
出来た穴を埋めて回っているに過ぎません。

コピーミスを修正液で直す際に、元原稿は既にないのです。
見た目が治っていても、
既にその細胞は何かがおかしいと思った方がいい。

どんなにDNAを直しても、また次の代、次の次の台で壊れてしまう。
エンジンで言えば、細胞質とはエンジンオイルです。
どんなにオーバーホールをしても、
エンジンオイルが真っ黒で水みたいなら、
そのエンジンはもたないはずです。


■しかも、防御システムは無限ではない、としたら?

富江先生は、免疫細胞の中で、p53の役割を中心に、といいました。
児玉教授は、最初にこのトロトラスト、α―線核種なんですが
α―線は近隣の細胞を傷害します
その時に一番やられるのはP53という遺伝子です
と言いました。
2011年08月09日
児玉教授のお話のポイント(分割予定)


そして、バイスタンダー効果の一説には

低線量のアルファ線は、突然変異の頻度を増加させ、
がん抑制遺伝子産物TP53の産生を促進する。


しかもその不安定性は、
がん細胞に限った事ではない。


つまりはアルドステロンと、心臓産生ホルモンBNPのように

「不安定」と「補修」が拮抗しているに過ぎず
内部被曝=不安定性の増大につながるラジカルの増加
があれば、いずれ崩壊に導かれます。

************************
■そもそも奇形の増加も、富江先生の説明はくしくも説明してしまいます。
受精しても、半数は胎児に育たず、その受精卵を調べると全てに染色体異常が見られること、を、欠陥を持った細胞を自爆させる防御機能の一つの例として、ご紹介しました。

受精卵の段階で染色体が正常=着床にも関わらず
分裂過程で染色体が「部分的に」異常をきたしたらどうなるか?
おぞましい子供=奇形が生まれるわけです。

それは、分裂の活発な子供の細胞質に異常があり
途中で遺伝子異常を発現したと考えると最も説明がつくわけです。


■母の胎内にいるときに、次代の分まで作られるとまで言われる卵母細胞
被曝はこれを著しく汚染し得ります。
つまり新品の卵子の「入れ物」が老化している、
と言う状態が起こりえるわけです。
何故なら母体が被曝しているから。

未照射細胞のコロニーは照射された細胞液に浸すと、
遺伝子不安定性を起こす=着床

と言うメカニズムです。

**********************
■もちろん私は、確率の世界で言う、
「不幸の辺りくじ」の話をしています。
どんなに損傷してもそれ以上に治せば病気にはなりません。

でもゆーりっくさんのコメントや、村人たちの会話にもありましたが
大抵の場合は、ホルミシスの代償で、例えばリンパの寿命が短くなります。
まるで生き急ぐように、無駄遣いしていくわけです。

>中国のハイバックグラウンドが不安定型が線量に比例して上がるというのは、あれはえいやと引けば直線ですけれども、あれはきちっとリンパ球の寿命を考慮してできたやつは寿命とともになくなっていくとやると、あのやつはもうちょっと上がるんです、こういうふうに。ただ、普通のあれは、子供のときからずっと浴び続けてますから、リンパ球のライフタイム自身が年齢とともに変わるんです。だから、一応4分の3ルールというのを適用して、だから、20歳ぐらいまででアダルトのライフタイムになって、それまでは年齢の逆にしてリンパ球のターンオーバーが早いとして、それで計算すると、大体ああいうふうになるんですよ。だけれども、直線ではないんですけどね。
 だから、あれはそういうリンパ球の寿命で、捨てられる部分も考慮してないと、ただえいやと線を引いているから直線、あるいはメカニカルにプロポーショナルだと理解するのはおかしいと思うんです。

*****************************
■富江先生はこうも言っています。
>それから一寸脱線して、15歳でNK細胞の活性度が最高になることと、12~15 歳で生殖能力が備わることを考えると、それ迄は、一人前のヒトではなく、子孫を残すにふさわしくないものば自爆するようにできているのかも知れない、

人道的云々は関係なく、生殖の観点で言えば、
15まで生きれれば、とりあえず子供を作ればいいのです。
光市の元少年の死刑囚は、チンパンジーのオス的には
素晴らしい一匹の一人前の雄として行動したのです。

(チンパンジーは子殺しをして母親を襲うと言う文化があります)

つまり富江先生の理論に従えば15までに死ぬ奴よりも
光市の元少年の方が子孫を残すにふさわしいと言う
極論になり得ます。


******************************
■戸塚ヨットスクールとか体罰は、大抵似たような事をいって
振舞っていましたね。
合理性を突詰めると、結局は非人道性や
優生学に結びつきます。

無暴力が正しいかと言えばそんなわけもないのですが
歯止めの問題では、理性や教養は、どうしても必要かと思います。

原子力村人たちによって、語られたバイスタンダー効果
反対派によって語られたのでは否定されるだけですが、
これは彼ら自体が語ったことなのです。
私はそこに「がん」に着目させる罠を感じますが
それはまた、別の話です。
2012年02月15日
【バイスタンダー効果】反対派のプロパガンダより、村人の密談が有意義な件。【ラジカル】


Posted at 2012/03/06 23:05:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイスタンダー効果 | 日記
2012年03月04日 イイね!

【バイスタンダー】富江先生のガン説明が絶妙なこと。【ターゲットはガンじゃない】

がんは免疫病ーー食事、喫煙、ストレスで、発がん。活性酸素が自然放射線の千倍もDNAを損傷しているが、それだけでは発がんしない

ハイ富江先生その通りです。
>浴びる放射線強度(積算ではない)が、細胞修復能力と、免疫力を越えると、それ以上は、放射線強度に比例して、発がん率が増えますが、それ以下の放射線強度では、免疫力を高めて病気への耐力が増すホルミシス効果すら観測されています。
免疫力(免疫細胞の活性度)は、食事と喫煙でほぼ決まっているようですが、ストレス、恐怖、絶望で大きく減じ、その逆に生き甲斐、やる気、笑い、で増進するようです。
ーーーーーーーーーーーー
過去の紹介記事から、DNA損傷と修復能力の定量的なデータを、再度ご紹介します。
(2011年03月29日「全ての影響が除去されるわけではないが、DNA切断は一日以内に修復」http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/51935408.html )
放医研の島田義也ら.医療被曝と発がんリスク.公衆衛生,73(12),922-926, 2009、に依れば
http://trustrad.sixcore.jp/dna_repair_ct.html
リンパ球で、3mGyの線量で生じるDNAの2本鎖切断が検出可能で、線量と細胞内のDNA2本鎖切断の数は比例し、実効線量で15mSv、照射直後に、一つの細胞あたり0.2カ所のDNA2本鎖切断が生じる様です。
活性酸素は、細胞一つあたり一日に百万回ものDNA損傷を起こし、二重鎖切断は、0.1回起きますが、自然放射線では、細胞1万個に1回しか、二重鎖切断が起きない様です。

>DNAが損傷したことが検知できなければ、修復できません。放医研のHPに依れば、http://trustrad.sixcore.jp/fix_brake.html DNA損傷センサーはp53タンパクらしい、と考えられている様です。
p53がDNA損傷を検知すると、1)細胞周期を停止させ、2)DNA損傷を修復し、3)修復不可能と判断した場合は細胞死(アポトーシス)がおこると考えられている、様です。
当然、修復能力には限界があり、それは細胞欠落症状と呼ばれ、(短時間に)150mGy以上の被曝で、精子の減少が観測されることがある、とのことです。

************************
富江先生ありがとうございます^^
精緻でもミクロ、先生の分析が大好きです^^(意地悪だなあ)。

DNAが先に損傷する、
その考えをひっくり返すのがバイスタンダーです


ホルミシスを是認し、富江先生の説を是認しても、
被曝の害は一切揺るがなくなります。もちろんホルミシスもあっていいんです。


遺伝的不安定性は細胞質由来、しかもラジカル由来の遺伝の不安定性です。


つまり・・・活性酸素の損傷具合を倍加すると言うのが、
内部被曝の脅威なのであって、
富江先生は、内部被曝が如何に恐ろしいかを説いているのです(笑)


活性酸素は、細胞一つあたり一日に百万回ものDNA損傷を起こし、二重鎖切断は、0.1回起きますが、自然放射線では、細胞1万個に1回しか、二重鎖切断が起きない様です。

■そっかそっか^^
こういうことですねー。


■放射性物質は、

例えば体液循環のセシウムは
筋肉、心筋、神経細胞に集中します。
参照:メルクマニュアル

ヨウ素は甲状腺に集中します。

重金属認識された、放射性物質は、
金属蛋白である
フェリチンや、メタロチオネインに取込まれて


肝臓やすい臓と言った細胞分裂の激しい細胞に
バイスタンダー効果を仕掛けます。


或いはセシウムについては、
ミトコンドリアフェリチンに取込まれて
ミトコンドリア自体に刺激を与えることもあるようです。

■このように、私は従来低放射線被曝はありえないと言い続けてきました。
彼らの主張はDNAの直接損傷と言う、はっきり言って馬鹿そのものの主張だったからです。
しかしチェルノブイリの症例を見るに何らかの機序が必要です。

そこで、体内ホットスポットを考え、
更にはその影響を論議しました

どうやら「体内ラジカルホットスポット」+「バイスタンダー」が本命でしょう。
後は富江先生の主張で十分です。

P53がいろんな意味で関わっているのも同様で
バイスタンダーでも既に指摘されています。

P53の作るTP53 意味深ですよね?

■但しホルミシスが、
ラジカルに拠るP53損傷による手当てとは思っていません。
ホルミシスはラジウム泉入浴と言う
たかが外部被曝でも励起されるものであり

ラジカルが賛成するメディエーター(運び屋)を
一時的に増やすことで
慢性的なラジカル増産を伴わずに、
ラジカルスカベンジャー機能を発揮する

もちろん広い意味での適応応答の一部に
ホルミシスがあると考えるのが自然でしょうね。


このように、

推進派や御用学者は、関係ないケースについて
熱っぽく語っているだけで、
決して嘘を言っているわけではないのです。

今回の場合も、
危険なのはラジカルだ!!
=それ内部被曝ですよー
と言うありがたいお話を下さっています。

変なたとえをすれば稲博士も
ステロイドで足が速くなる、
と一般人に向けて宣伝しているだけで
困ったことに彼らには悪気はないのです。

科学者は医者じゃないので
副作用なんて知ったことじゃないと言う
そういう意味合いでもありますけどね。


■そんな訳で、次はちょっとトンデモが入りますが
有力なラジカルスカベンジャーDMSOで、
遺伝的不安定性が抑制することが既に分かっています
直接取り入れられるものではありませんが、
興味がある方もいると思いますので
特集してみたいと思います。

Posted at 2012/03/04 22:51:02 | コメント(4) | トラックバック(0) | バイスタンダー効果 | 日記
2012年03月04日 イイね!

ベータ、ガンマ線とバイスタンダーと「ラジカルセンサー」

バイスタンダー効果は
アルファ線に限ったものではないと思います。


■何故なら適応応答反応(放射線を浴びせると一時的に丈夫になる)
分かりやすくいえば、ホルミシス効果は、種類を問わず、
24時間程度で発揮されるものだからです。




■但し稲博士たちが言うホルミシス効果は個体レベルですので誤解なきよう

ある程度浴びせると、一時的にちょっとやそっとじゃ死なないようになる、
と言う効果なんですよね。(数週間かかるそうです)

■さて、そんな不思議なバイスタンダー効果。
何故アルファ線なのか?
多分実験がしやすいからと思うんですよね・・・


β線などは散らばりますから、
細胞核にヒットしたりしてしまいますし、
また、細胞質の集中的な被曝ができない
(エネルギー量が低い)

実験条件を人工的に作り出せるのが
唯一アルファ線だったのでバイスタンダーはアルファ線なんだと思います。

■で、バイスタンダーのおさらい。






↑とにかくミトコンドリア=シアノバクテリア出身?が
ラジカルとかかわりが深いことは確かです


ラジカル自体はそんなに長持ちしないので、
ラジカルが起こした「さび」みたいなものが、
メディエーター、つまり運び屋としてあるはずですが
まだ見つかっていません。
近々特集しますが、有効なラジカルスカベンジャーも
もう見つかっていると言うところが
面白いですよね。


■と言う訳で、恐らくバイスタンダー効果は線源を問いません
そして媒介する何か、ラジカルに拠る「さび」のようなものがあり
それは細胞核のコピーに関わるたんぱく質か酵素です。
そんな異常事態に対し、細胞は24時間以内に
ホルミシス効果、すなわち修正を施します。

■ここで村人たちの会話を思い出して見ましょう。
リンパ球では新陳代謝が著しく高まります。そして染色体異常が増えると明確に話しています。
つまりはガンにならないだけで、染色体は著しく損傷していきます。
そのバランスが崩れると、がん化すると考えると矛盾が消えます。
細胞の種類によって、この分裂に関してはスピードが違うと思います。

つまりホルミシスは補修機能であって
根本修正機能ではありません。
高性能バンドエイドにしか
過ぎないと言えると考えます。

温泉が体にいいのは一瞬の被曝だから
体が勘違いして代謝を高め、
補修機能を高めると言うこととすれば
非常に分かりやすいでしょう。


2012年02月15日
【バイスタンダー効果】反対派のプロパガンダより、村人の密談が有意義な件。【ラジカル】

 私は要するに、上がらないのは、やはり低線量率の問題は単純にDDREFで片づけられない、もっと生物学的な問題があると私は個人的に思っているんですよ。だけれども、それは個人的に思っているだけであって、例えばこの間の菅原先生のシンポジウムなんかでは、要するに、そういうやつをやったシンクレアも全然問題にもそんなのないよといって、今、アメリカでは線量のドジメイトを再評価しているんだということです。
 それから、中国のハイバックグラウンドが不安定型が線量に比例して上がるというのは、あれはえいやと引けば直線ですけれども、あれはきちっとリンパ球の寿命を考慮してできたやつは寿命とともになくなっていくとやると、あのやつはもうちょっと上がるんです、こういうふうに。ただ、普通のあれは、子供のときからずっと浴び続けてますから、リンパ球のライフタイム自身が年齢とともに変わるんです。だから、一応4分の3ルールというのを適用して、だから、20歳ぐらいまででアダルトのライフタイムになって、それまでは年齢の逆にしてリンパ球のターンオーバーが早いとして、それで計算すると、大体ああいうふうになるんですよ。だけれども、直線ではないんですけどね
 だから、あれはそういうリンパ球の寿命で、捨てられる部分も考慮してないと、ただえいやと線を引いているから直線、あるいはメカニカルにプロポーショナルだと理解するのはおかしいと思うんです。
○島田委員 僕の今までの理解が間違えているのかもしれないんですけれども、染色体異常と発がんとの因果関係ではなくてコリレーションの疫学データというのは今までは、例えば、ここは佐藤先生は安定染色体異常のことを書かれてますけれども、例えば不安定染色体異常でも、中国のほかの地域では安定染色体異常の報告もあったと思いますけれども、染色体異常が増えているけれども、つまり、それぐらい被ばくをしているけれども、がんはその地区では上がっていませんでしたというふうな解釈の論文が多いんじゃないかなと思うんです。つまり、染色体異常が不安定型でも安定型でも上がって、確かに被ばくはしている。でも、その地区ではコントロール群と比べてがんの率は上がっていませんでしたよというのが今までのこういう染色体異常と発がんとのコリレーションの論文の多くのストーリーじゃなかったかなという気はしていたんですけれども、違いますか。
○佐々木委員 だから、そういうふうに記載するのが正しいと思うんです。だから、線量評価の問題をそれである程度クリアできるんですよね。
Posted at 2012/03/04 01:44:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイスタンダー効果 | 日記
2012年03月01日 イイね!

【ホルミシス=放射線/ストレス防御反応の代償】放射線誘発遺伝的不安定性【その3】

■「放射線誘発遺伝的不安定性」を打ち消す為の
「ホルミシス効果」

つまりホルミシス効果は、防御機構であり、
多分ラジカルスカベンジャーもその仕組には
含まれていそうだと思います。




■これがラジカルに対応する為なのか
はたまた放射線との戦いが発生した
名残なのかは知りませんが

いわゆる「放射線に対するお守り」は
この事をさしていると考えれば
分りやすい物です。

■実験の上では細胞に直接放射線を宛てたりしますので
意外にも内部被曝に近い環境が実現したといえるでしょう。

■バイスタンダー効果では、アルファ線を
細胞質に宛てるという事を実験で行っています。



■つまり内部被曝は細胞質に、
「放射線誘発遺伝的不安定性」を生じさせ
細胞質は更に周囲の細胞に対する
「伝染性」を有する=バイスタンダー効果を生む






■更にカリウムが心筋や筋肉細胞に集中する、
と言うのにも意味があると思われます。

メルクマニュアルではこのような記載があります。

カリウムは,最も豊富な細胞内陽イオンであるが,体内総カリウムのわずか2%程度だけが細胞外に存在する。細胞内カリウムのほとんどは筋細胞内に含まれるので,体内の総カリウム量は除脂肪体重に概ね比例する。平均的な70kgの成人は約3500mEqのカリウムを有する


■筋肉も心筋も、細胞分裂をしないとされているものです。
筋繊維が太くなるだけ、です。
考えをひっくり返しましょう。


■内部被曝を染色体異常に伝えない為には、
細胞分裂しない細胞がカリウムをためればいい。



■もう一ひねりしましょう、
細胞分裂をする細胞が、
内部被曝を起こすと、
バイスタンダー効果が発生して
遺伝子異常の可能性が非常に高まる
(すい臓、肝臓)



■ある程度の放射線誘発遺伝的不安定性は、
ホルミシス効果とその仲間たちで打ち消せます。

つまり細胞分裂をする上に内部被曝をすると、
遺伝子異常を起こして、
アポトーシスを起こす為、
結果的に心筋や筋肉が
カリウム40を溜め込む事になった



■これは逆にがん治療において放射線治療が何故有効か、
また続けていく中で効果が薄れる原因は何故かを
如実にあらわしています。


■これでつじつまが取れました。
もう、「子供を生まない大人」についてはね

■でも、
ES,ミューズの更に親玉、
万能細胞=卵子の細胞質が汚されたらどうなるか

内部被曝の恐ろしさは、
恐らくここが原点になると思います。

■急性放射線ではDNAの生存、破壊が問われますので
限界は男女ともほぼ同じです。
しかし慢性放射線では、ラジカルの細胞質への蓄積が
見込まれますので、
ほぼ細胞質を持たない精子は2シーベルトですが
細胞質を持って分裂を測る卵子は200ミリシーベルトで
分裂、着床不能=妊娠能力喪失が発生する
と考えると、つじつまが合ってきます。


女性          急性         慢性
永久不妊     2.5-6.0 Gy 0.2 Gy/年
男性
永久不妊     3.5-6.0 Gy 2.0 Gy/年

Posted at 2012/03/01 23:37:03 | コメント(4) | トラックバック(0) | バイスタンダー効果 | 日記

プロフィール

「サイトカインによる死者続出とか結構共通点があるんだよね。GIGAZINE人類史上最悪の伝染病「1918年インフルエンザ」に関する10の誤解
https://gigazine.net/news/20200330-10-misconceptions-about-1918-flu/
何シテル?   04/01 12:44
chocovanilla改め「ちょこば」です。(短くしただけ) チョコラ+バニラの二匹が発祥だが彼らは登場しません。ドライブブログかなと思っていたのですが、原...
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