厳島は歴史はそこまで古くありません。
興りは推古帝、今の形となったのは僅かに1000年の昔。
とは言っても、想像を絶する古さには変わりないのですが。
御祭神は宗像三女神、その御正体は?
今はあえて触れません。
ある意味日本を作った女神様方とのみ申し上げましょう。
ここの特徴は潮を完璧なまでに計算し尽くしていること。
場所的に満潮位がすごく安定しています。
その流麗は竜宮城の如し。
やっと晴れの大潮の満潮にたどり着きました。
このときは、ギリギリまで水位が上がります。
それだけに高潮の被害も受けやすいのですけど。
さて、実は浮城となるのは満潮時前後二時間前後。
念のための一時間半前、
そして満潮時
波が穏やかな湾内だから可能なんでしょうね。
そして、やはり鳥居が目を引きますね。
たまには鹿さんもサービスしてくれます。
よく見ると、父子?
また五重の塔の借景もいいですね。
鏡の池も満潮時には溢れんばかりに。
近くのカフェで一服も欠かせませんけどね。
さて、でも干潮も捨てがたいんです。
浮城と、緑野の城
いえいえ、やはり鳥居に近づけるのは干潮の醍醐味です。
それは、まるで不思議な感覚。
浸かっているときとは別の顔。
夕暮れがちょっと似合う場所です。
実はこの大鳥居はおいてあります。
その迫力は人と並べると分かりますね。
西日で海からだと、鳥居がうっすりと浮き上がります。
干潮だった場合には、鳥居。
そのうち、夜のライトアップも見てみたいですね。
世界に誇る大事な神社です。
どんな理由でもミーハー?でも、或いは外国人でも
神社に触れる事は日本人に許された文化であり、
日本人の祈りを世界に示す
チャンスでもあるんだそうです。
個人的には一人で伺う神社も大好きなんですけどね。
実は厳島の少し奥、神社を見下ろせる丘の上に
平家の安寧を願って設けられた経塚があります。
盛者必衰の切なさを感じられます。
ちなみに、厳島神社の足の部分は直しながら使っているんですよ。
注、写真は複数日のものです。
今回は満潮を狙って行きました。
Posted at 2015/03/25 23:36:43 | |
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