■どうも左か右か、
何故か人からは分かりかねると言われる
ちょこばです。
単純に現状を認識したうえで
ベターになりそうなものを選んでいる、
だけなんですけどね。
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■本人は一応左寄りを自任しております。
世の中善悪で見る方が多いので、
今回は皇太子殿下のご発言から
この国の東宮(スタッフ)が、
なかなかの方であると言う事を
お話しようかと思います。
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■とは申せ、一昔前の御印象は
サンダーバード(人○)に似ているなあ、なんてもので
よって今でも殿下を見るとですね。
頭の中には
サンダーバードの音楽が流れます。
勇ましいですね。
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■という訳で発言要旨を見ていくと
スタンバイしつつも
引き続き両陛下の薫陶を頂いていく事
戦後70周年にあたって
平和への取組みを見直す一年になる事
今後も象徴天皇及び皇族としての
公務を着実にこなしていく事
ご家族の活動については正直…だけど暖かく見守ってほしい事
等が記されているように思います。
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■たまに勘違いされるのですが、
「東宮(皇太子)以外が」即位するなんて、
そんな事があってはならないと言う事です。
皇室の長い歴史の中で、
それを破った例と言うのは殆どありませんし
その辺りで不安定な後継をした場合
乱がおき易くなりますし、
それは皇室の存立を危うくする事かと存じます。
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例えば、
古代中国春秋戦国においては
どんな非礼と非道があったとしても
時の王を排す事は戮す、弑す事であり
不忠でありました。
正義があれば、弑逆を赦すと言うのは
即ち暴力革命の容認であり、不忠である。
それらは、史官の曲げられぬ役割であり
その事によって古代の歴史は、
中国において「割と」
正確に記されてきたと言われています。
朱記して、命をかけて史官は
それを書き表したと言われています。
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■続けていきましょうか?
今上陛下御即位と年齢も同じとなり
陛下ご夫妻のあり方を引き継ぐ意向を示されていますね。
そして引き続き「平和を享受し、繁栄」
する事を望まれていらっしゃいます。
ご家族については、
それなりと言ったような印象を受けますが
あくまで、次代の話をすれば
皇太子殿下御本人が即位をなさいます。
当り前の事ですが典範に則って
更にその後の
御後継等は決められていくべき事と言うのは
当り前の事でしょうね。
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何よりも、政府と協議して、
危ないところには
行かない、じゃないや
行く場所には政府との協議は欠かさない。
現行憲法と典範に則った
正しいあり方が記されていました。
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■たまに思うんですが、
象徴天皇制における資質って何でしょうね?
いわば巫である訳で、
その才でも無ければミテクレでもない訳で
増してや、イメージを追い求めるものでもないと思います。
外見で選ぶなら、
整形美男を連れてくれば完璧でしょうし
いや、ダンディーさだと言うなら
小泉天皇でも即位させるべきものなのでしょうか?
…違いますよね?
どっかのできそこないのアイドルではございません。
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■端的に言えば、既にそのレールは引かれている訳で
皇統を断絶させずに繁栄を守っていく
社稷の基本と理想はそこに集約されます。
さて社稷と言えば晏嬰、かの司馬遷が
御者になりたいとまで述べた人物です。
当時は孔子よりもはるかに
評価の高い人物ですね
古の晏嬰は、
社稷の概念を高らかに明らかにしました。
さて、そんな晏嬰のちょっとしたエピソードw
ある時、景公が晏子に「お前の望むことは何かあるか」と聞いた。
晏子は「臣として畏敬され、妻からは頼られ、
後を心配なく嗣がせられる子が欲しいものです」と答えた。
景公が「もっと願いはないか」と問うと
「明君と賢妻に加えて衣食足りて良き友があれば好いですな」と答えた。
景公が満足して去ろうとすると、更に晏子はこう述べた。
「一番の願いは、世話のかかる君に、
家から追い出したくなるような妻、
そして不肖の子が居ることです」と。
この答えに景公は大いに満足したという。
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■そう、社稷の臣とはどの様な「君」であっても
国を全うさせる事の出来る「臣」
であって、
幸い我が国の、東宮殿下は
ヤバくはありませんが
理想と現実に違いがあっても
諧謔を失わずに
任務を全うできる事が出来れば
よい訳で、
これが
本音と建前って奴ですよ(笑)
(ちなみにこの景公って王様は
非常に手間のかかる
駄目王(でも任せてたので名君)
として有名です)
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という事で柔らかく書いたのが3年前のこちら。
2012年03月12日
難しいけど陛下を担ぎ上げる人たちは大抵君臣の奸
立憲君主制は非常に扱いが難しくて、一つ扱いを間違えると
狂気の革命と、大混乱と虐殺と粛清がセットになりますから
要注意、なんですよね。
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特に王族や皇族は数が少ないから
「テロで非常に狙いやすい」んです。
かの第一次大戦はなぜ起きましたか?
そうなった時に日本が悪いニダ
精神的に病んでいたから
で無罪にしちゃうのかなあ?
かと言って大津事件の様な事が起きた時
政治的に死刑なんてできる訳がありません。
明治ですら、司法は死刑にせずに
独立を示したのですからね。
等を考えると、
「テロリスト容認のアナーキスト」が
如何に危険な存在か分かりますね。
代表例が仕方なく暗殺した
テロリスト英雄がいる国がどっかにあるでしょ?
他にも史記における荊 軻など
テロリストは古来から結構いました。
そんなのは起こらない?、起こり得ない?
本当に??
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とにかく、後継がしっかりしている国は
安易なテロを起こしても後継になって
復讐をされかねないので、
一つの抑止力にもなります。
そう言った訳で皇太子殿下は
当り前ですけど
色々な意味で替え難い人であると言うのは
間違いない様ですね。
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故に
皇族(王族)の数を減らす
或いは適性うんぬんでクビを挿げ替える
(要は権威を地に落とす)
というのは、世界中で見れば
王室潰しの基礎中の基礎です
それ以上は申しませんが
そう言ったことも頭に入れて、冷静に
寛容性を持って頂く事も、また大事な事です。
その方向が
特定アジアばかりに向かうから問題なだけでね^^;
Posted at 2015/02/25 20:30:38 | |
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容認の勧め | 日記