猛走峠さんの質問を元に
いいイメージ図が出てきたので
紹介します。
武蔵野クリーンセンターの
イメージ図です。
バグフィルターの後に
洗煙装置があります。
これは水をくぐらせるタイプですね。
煙はマスクじゃ防げない
じゃあ、と言う話です。
購読の邪魔と思いますが、投下><します。
面倒で腹立たしいのですが、
ゴミ問題に一石を投じなければなりません。
■叫び続けて3ヶ月、普通の方には
理解して頂くのは難しいのは分かっています。
瓦礫焼却・バグフィルターで「放射性セシウムが99.9%除去できる」→本当?
A:
無理!!!フィルターだけじゃ無理です
想定数字で一重の壁じゃ無理です
鍵はスクラバーなのですから
ゼイゼイ・・・
ちなみに水は循環水なので恐ろしいものに化けます。
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■そもそも
重金属対策は、最近は一部例外も出てきているようですが
基本的に湿式しかありえないのですが
その証拠をお見せしても駄目でしょうか。
豊中市のゴミ処理場の
処理フロー案です。
スクラバー=湿式ガス処理の特徴
処理効率が高いものの下水が必要、処理水の問題があります。
東京のヨウ素の問題はこれがあるのかもしれない・・・
■一方乾式は明らかに重金属系の対策に劣ります
活性炭でごまかすという手もありますが、それでもその性能は大きく劣るといえるでしょう。
大体活性炭フィルターはすぐに補習効率が落ちます。
乾式の場合はこれをつつけばすぐにセシウムが出てくると思います。
バグフィルターにはそこまでの芸当はできません
(目を細かくすれば目詰まりの恐れもあるわけで)
■一部メーカーさんは乾式のノウハウも持っていますが
専業メーカーに聞いてみてくださいとしか言いようがない。
■このように排ガス処理においては
乾式→湿式の流れが一般的であり、
何故瓦礫拡散反対派がこちらの処理装置に一切触れようとも考えようともしないのか?
私から見れば都合の悪い事を隠す東電となんら差がなく見える。
目的はともかく方法としては同じ穴の狢ではないか??
■乾式の方法の場合は重金属対策が劣ると明記される。
最近のごみ焼却プラントは発電効率と引き換えに
一部排ガス処理の性能を落としている場合があるということだ。
■何よりも、使用通りのプラントであっても、
燃やされる条件が細かく違えば、当然性能の中で
排ガス条件などは左右される。
■このように金属イオンを含むミストに対しては
フィルターは無力に近く
特にミストが気化した場合、
フィルター=マスクでは防げない
と言う冷たい現実も申し上げて起きます。
そもそもバグフィルターは排ガス処理の入り口です。
そこを突破する物があるから
湿式の処理設備があるのに
ここで全てをキャッチすると言うのは
どこのアホですか?
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瓦礫焼却・バグフィルターで「放射性セシウムが99.9%除去できる」→本当?
話を戻します。
■でも注目点は秀逸です。
東京新聞のこちら特報部に瓦礫焼却に関するバグフィルターに関しての記事がありました。
バグフィルターを付けていれば99.9%の放射性物質を除去できるという政府の言葉を迂闊にも信じ、
受け入れ瓦礫についてゴミ焼却場にちゃんとバグフィルターを取り付けてくれるのならば、
受け入れも仕方がないのではないかとも考えはじめていた私にはショックな内容でした。
1)ポイント、とにかく測れば分かる
小出:ですから、排気系統を「現場でテストをしない限りはやってはいけない」と私は言っています。
小出先生もおっしゃっていましたが、検査をしないまま燃やしているのが現状のようです。
そして、バグフィルター自身の効果も信頼できないとしたら・・・
ポイントはバグフィルター+スクラバー
もういいや面倒だから測ってください・・・
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2)PM問題に気をつける
この論文の結論から言うと焼却炉でごみを燃やしたときに発生する
SPMやPM2.(*SPMは、10ミクロン前後、PM2.5は、2.5ミクロン以下の微粒子。)の微粒子はほぼ除去できる。
そのためバグフィルターを付設した焼却炉の周辺では喘息は起こらないとなる。
しかし神奈川県横浜市の栄区のごみの焼却炉が、稼働を停止したところ
周辺の小学校の喘息の被患率が、桂台小学校では、19.7%から9.4%に半減し、
本郷小学校では15.6%から5%に3分の1になった。
(「プラスチックごみは燃やしてよいのか」青木泰著、リサイクル文化社P184~)
また日の出の最終処分場内に作られたエコセメント工場の近くにある青梅市の第2小学校では
喘息の被患率が、エコセメント工場が稼働した2006年の翌年の2007年から大きく変化した。
それまで0%~0.8%の間で推移してきた被患率が、
2007年度に一気に14%に増加し、2010年まで13~14%の間となっている。
■
被曝アレルギーとPMのアレルギーは多分関係あります。実証はともかくとして。
2012年01月11日
【都市部の「被曝症状」を既存知識に置き換える】「ラジカル」アレルギー仮説【挑戦!!】
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ごみ焼却問題、バグフィルターにばっかりこだわり続けられて、
うーん話を聞いてくれた人は数名。(本当にありがとうございます^^)
あとはガン無視(笑)
フィルターだけで煙突に行ってたら、
えらいこっちゃになりますが・・・
2011年12月04日
【本質は別】バグフィルターは間違い、スクラバが問題【いい加減理解しようよ】
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■
2012年01月21日
【武田教授の話の裏を探る】今一度瓦礫焼却の問題を討議し、近未来を討議する。
>
本当の問題は、フィルター+スクラバーを突破した物質は
間違いなくホットパーティクルであり、
たとえ放射性でなくてもPM(微小大気飛散物)でもある事です※
■つまり、今一度ゴミ処理場について
まじめに考えてみたほうがいいと言う話です。
PMの毒性を舐めてたら、放射性物質の前に
人が死にますよ
★微小粒子状物質
)大気中の微小粒子状物質(PM2.5) の成分やディーゼルの微粒子は、
HO-1促進を促し、血管内疾病や、心不全を生む
2012年01月10日
PM2.5と、ヘムオキシゲナーゼ【悪いお知らせ?】
完全な八つ当たりですけどつぶやいておこう。
(引用したみんな楽しくHAPPYさんに対してではありません)
放射能なら悪くて
放射能じゃなきゃ害がないって
いうのを放射脳と言います。
1ベクレルがクサふぐ一匹の毒に勝る
そういう素晴らしい発想の事です。
(ふぐ丸ごと食べたら
死ぬのは分かりますよね)
一方の行政は突詰めるとPMなどの
処理場周りの健康問題に発展するから、
フィルターフィルターといい続けています
(被災地ゴミと言う身から出た錆ですが)
解決する気双方無いから厄介です。
小出助教に乗っかって、
心配なく実測をお願いします!!
内部も、循環水もチェックしましょう!!
ってにこやかにいえばいい事で
出ないっていってるんだから、
出ない前提で念のために
測れば相手は一番嫌だと思います。
意外と放射能が全て、じゃありません
ちなみに湿式スクラバーが付いていなければ、
余程の最新設備でない限り
そこは焼却場として問題がむしろあると思います。
排ガス処理がほとんどなされていないという事になりますから。
あと、もう一つ作業者の健康は確実に蝕まれています。
住民の健康は大事ですが、そのくらいの配慮をお願いしたい。
ご近所の処理場にも
興味を持ってみてはいかがかと思います。
【追記】
スクラバーと似たような設備に洗煙設備があるようです。
シャワーをかけるのがスクラバで、洗煙装置は排ガスを水に通して
水で煙成分を落とすというもので仕組みは一緒です。
エリミネーターではなく、高低差で水蒸気を落としているようですね
乾式設備はやはり大きく劣ります。
消石灰や重曹等の粉末は、塩酸ガスなどの
酸性ガスには中和の作用がありますが
アルカリ塩ミストを捉えるかといえばちょっと疑わしいでしょう。
水をくぐらせる、あるいはシャワーを浴びせるのは最強の除染手段です。
雨の時の放射線量は上りますよね?
雨の後の、特に夕立の後の空はきれいですよね?
微粒子をまとめてシャワーが叩き落すからです。
だから、被曝した時もまずシャワーで溶かして流してしまうわけです。
【追記終】
Posted at 2012/01/23 21:42:10 | |
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