■独り言であり沈思の内容です。
これは事故が起きる以前から考えていた事も一部あって、
自分自身の今の考えをまとめる為の物です。
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■原子力災害の怖いところは
細かい害や機序がいまだ確立されていない事です。
どうやら、こんなメカニズムでこんな事が起こりうるらしい、という
非常にアバウトな物です。
だから興味深く関わっていられるんですけど
自分のスタンスは日々の暮らしも守りながら
「どうやって、この異常事態(放射能が身の回りにある)と
できるだけ安全に付き合っていくか」、です。
だから情報を集めて、
(外部も内部も、又聞きもあります)
ここの水は大丈夫かな?とか
このヨーグルトはお勧めとか、過去に触れたり提案したりはしています。
今はあえて言う必要もないと思っています。
(多分そういう段階は過ぎました)。
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■変な言い方をするなら、
自分は買わないけど商売を続けてもらうには
人には買ってもらった方がいい訳です。
自分が買いたいなら、人が買って品薄になるなら困る訳です。
基準がおかしいから
基準がある程度適正なら、基準を上回らないように
目標を低めに設定できます
■そういう意味で島津の機械なんかは、あんまりよろしくない。
基準に引っかかるのをはねますので、
はるかにリスクテイク出来る機械です。
500ベクレル(暫定)=50~100bq目標
100bq(島津でチェック)=機械頼み、
100bq(通常)=20bq以下
これ位の違いが出ますので、
島津の納入先は、要チェックかと思いますが
付合いはないので分からないな・・・
■つまりこれは食料戦争
買出し戦争だと思えば合理的で
従来のブランド力が変化する場だと捉えています。
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■bq騒動も実は物凄くリスクが高いです。
別に「食べる積もり」だからいいのですが
今家には玄米がまだ数十キロあります。
2010年度産ですね
自分は半分程度だったのですが
家族会議で買い増しが決まりまして
「食べれないよりは、余っているうちに買っておこう」
と言う戦略です。
でも商売だったら不良在庫です(笑)
■現実には思った以上にお米のベクレルは低くて
土ががっちり掴んで離さないのですが
1960年代で6000bq/㎡降下量分普通に含んだという
そんな事実があります。
実際には、土壌が汚染され易い=移行係数が低い
今回はそんなことも明らかになりました。
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■
実はエネルギー以上に危ないのが、
実は食料だといわれています。
色んな意味で今回の原発騒動は
もちろん私にとっては将来を見据えた動きになる
と考えています。
もちろんbq米対策にあったように、
先物的なリスクを非常に兼ね備えます。
それも恐らく石油のように
値段が乱高下するでしょう。
どの程度のバッファ(在庫)を持ち
どの程度の消費計画で推移するか
■コストは外注(要はどこからか買う)のが一番安いですが
危機時には一向に役に立ちません。
かといって在庫リスク確保リスクは
まさしく商社リスクです。
■だから外食業界が福島米に集まるのは意味があって
別にベクレルが振り撒きたい訳ではなく、
「将来を見据えれば」、非常に有益な取引先
(ビジネスチャンス)なんですよね。
■そういう意味ではお米屋さんこそ
今回、一番着目されるべき
業界だったのですが、空気でした^^;
生協は更に食べて応援を試みました…。
■私がお金の流れにこだわるのは、
お金の流れが結局は物や人の流れで、
「儲けが飛ぶから」で、情報は出ませんが
そこには、発送や情報が詰まっているからです。
逆に言えば、情報が出ないという事は
「お金にまつわる儲け」がそこにあるからです。
■だから商売人に言わせれば、「そんなのも分らないのか?」
な事は当然多いと思いますし、
大体そんなお米の流通の値決めまで掴んでいたら
黙って儲けます^^;
本当の飯の種を残念ながら、ブログに書く馬鹿はいません。
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■と、言う訳でブログには近縁種しかいません。
本体がいたらまずいのです(笑)
仮に私が、原子力そのものに関わっていたら
ブログ自体が大きな問題ですし、
大体文献調べながら「そうだったんだ」とか言っている専門家がいれば絶望的です。
ただ、まがい物はまがい物なりにしっかりと、
理由と根拠を出して、変なことをできるだけ言わない様に
気をつけていきたいと思ってます。
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■そういえば近々白血病で有力な?仮説が出せるかも。
放射能の場合は相手が「人体自身」のコトが多いですので
面白くもあり難しくもあります。
結局は医学的、生物的な実証が必要ですので
原発事故はそういった機会を与えてくれるということでもあり、
そういった進歩が、ちょっとした犠牲の元に成り立つという
皮肉な事実でもあります。
Posted at 2012/03/08 13:00:16 | |
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除染 | 日記