この記事は、
〇〇に着目すると××という話になり、△△に着目すると■■という話になる~~について書いています。
■実は福一原発って本当に良く出来てるんですよね。
「覚悟さえあれば」何でもできる!!
こんな設計思想の炉だから乗り切れたんでしょうね。
■何度見てもこの形には惚れぼれします。
程々に頑張って程々に壊れる、
■何気に耐震性から浜岡や、
東北電力でも使われる方式なんですよね。
2011年04月06日
【嫌な発見】チェルノブイリの石棺とは格納容器の外殻であった
■石棺石棺とうるさい人達はいまだにいますが、
まあ石棺機能を守る為に、東電の人達は頑張った
と仮定すると、院長先生の引用部分ががぜん面白くなります。
2012年08月30日
ドライベントしていたフクシマ-意味と背景
>テレビ会議の映像には、「ベント前に炉心損傷ということになっちゃう」(十三日午前五時すぎ、3号機への対応で)、「ラプチャーが開くのを待っているところ」(十四日午後十時ごろ、2号機への対応で)など、もどかしい現場の様子が何度も出てくる。
東電の宮田浩一・原子力安全グループマネジャーは「ベントをしたいと思った時にできなかったことが最もつらい状況だった」と振り返る。
経済産業省原子力安全・保安院は事故の反省を踏まえ、ディスクがベントの妨げにならないよう見直すべきだとの考えで、原子力規制委員会に対応を引き継ぐ見通しだ。
北海道大の奈良林直教授(原子力工学)は「
欧州ではディスクを迂回(うかい)するルートを設け割れなくてもベントをできるようにしている国もある。日本はこれまで『格納容器から漏らさない』との呪縛にとらわれており、それが設計にも反映されていた」と話している。
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■その解説をしますね
※ちょこば的解釈※
もちろん思い込みですよ。ちょっと無茶な解釈もあります。
吉田所長の悪魔の決心を見てとって、
私は大絶賛ですが…
>
■吉田「今、安全委員長の斑目先生から電話が来まして、格納容器のベントラインを生かすよりも注水を先にすべきじゃないかと。ようするに減圧すると水が入っていくんだから、それを待たないで、一刻も早く水を入れるべきだというサジェスチョンが安全委員長から来たんですが、そのサジェスチョンに対して、ちょっと安全屋さんそれで言いかかしら。」
※要するにとりあえず生蒸気放出するけどいいのかねえ
斑目のアホ発言を生かそうぜ!!!
ドライベントしちゃおうぜ。な、安全やさんよぉ※
■サイト安全屋「今、サプレッションチャンバーの水温が130度を超えていて、えーと、蒸気がSR弁を介してサプレッションチャンバーにおちても、おそらく凝縮しないで、ていうことは減圧が見込めない。そうなるとSR弁だけふいて、水がそれだけお釜から出てきて、かつ減圧出来ないという状況になると言うことを恐れているというのが実態です。」
※内圧が高いと言う事は沸点が上がっている訳で、
既にサプレッションチェンバーの中は高温高圧、
上記を逃すと圧力が下がって、沸点が下がってより気体が増えて
結局圧力は変わらないのに水が減るよ、って逃げとくか…※
■宮田「すいません、本店のぴーー、吉田ぶ所長、吉田所長」(記事は、この声の主)「本店のピー。138度の件はわかっています。で、あの蒸気は200何十度ありますね。それが138度になるといったん水に落ちるんですよ。だけど、じゃあ凝縮性能はたしかに落ちますけど、その結果としてドライウエル圧力若干上がると思います。だけど凝縮性能が失われているというわけではないということだと思います。」
※無駄ではないんじゃねちょっとは冷えるでしょ?※
■吉田「いいですか、じゃあ,それで。今の話しは、もうベントをあげる前にやっちゃっていいと言うこと。もう,冷却したほうがいいという話をしてるわけ。」
※とりあえず冷却効果分からないけどやってみるよ
アリバイ作りだけどな※
さりげなくベントという言葉を使ってますよね…
■宮田「いや、冷却じゃなくて、ベントをすることは問題ないと思っているということです。」
(こんな当たり前の議論を言うところが、さすが・・。こんな回答をされて、サイトの所長が怒り心頭)
※必要ならウェットでもドライでもベントしちゃ言えばいいじゃん…あっ
このベントはもしかするとドライベントの意味だと思われる
…つい本音が出た模様^^;※
■吉田「今、違うでしょ、議論しているのは。今の争点は、
ベントラインが生きる前に減圧して、水を突っ込むべきだと言うことを斑目先生がおっしゃっている」
※アホかはっきり言うんじゃねーよ!!斑目のせいなんだってば
東電がベントOKなんて言ったら
後々大変じゃねーか※
■宮田「はい、あのその場合の心配点は、サプレッションチャンバーの水位がですね、そのまんま上昇を続けて、現在水位不明だと思いますけど、ウエットウエルベントラインが埋まってしまう懸念があると思っています。現在も埋まっている可能性があると思いますが、あの早めにベントするようにしないとウェットウエルラインが,いかせなくなると言うことを懸念します」
(またも、論点ずれ。ベントラインを解放して、SR弁で炉内の圧力を下げて、それから注水するしかありません。注水ポンプだけを稼働しても、下手をすると炉内から蒸気が逆流するだけ。そう説明してあげればいいのに、宮田はベントラインを解放するべきという当時サイトが一生懸命やっているのにできないことを、机上の空論のごとく繰り返すのみ)
※ヤベー、つい本音言っちゃった
分かった話合わせてみる。そ、そうだよね、
サプレッションチェンバー経由のベントの話なんだよね(テヘ)
ドライベントじゃないよー^^;うんうん※
■吉田「で、結論から言うと
、斑目先生のおっしゃるとおりだということでいいんですか。」
※あんたらに責任とってもらわないと独断じゃ動けないんだよねー※
もちろん斑目のアホ言葉にのるぜ!!!
■宮田「サブチャンからのベントをトライするべきではないかということです。」
※いや、いきなりドライベントはダメでしょ…
せめてサブレッションチェンバー(下のワッカ)の水は通してくれよ※
■吉田「ですから、サブチャンからのベントは、今トライしているんです」
※あーもうやってる、無駄みたい。
と言う意味は分かるよな、
とりあえずベントゴーだ!!※
■宮田(やや焦って)「ですから、あのー。炉注を継続すると言うことよりも、まず炉注はあの次の減圧してやるっと言うことをを前提にベントをすべきだと言うことです」
※圧力抜けないと水入る訳ないじゃん
と言うか斑目発現にのる気なの?あんた??
いきなりドライベントしちゃうの?※
吉田「ちょっとさー、ピー、斑目先生の主張と何が違うんだっけ。我々はサブチャンからのベントラインを生かそうとしているわけよ。(宮田 そういうことですね)それいかしてから、あの減圧してから注入しようとしていると言っているわけ。それを生かしてから減圧して注入しようとしているわけよ。斑目先生は、サブチャンからの減圧ラインを生かす必要がなくて、まず突っ込みなさいと言っているわけよ。」
※いや、俺達もベストは尽くそうとしたんだって分かるだろ??
ま、アリバイだけど
そろそろ本題に行こうぜ!!!斑目がとりあえず注水しろって言ってるから
ドサクサに紛れてベントやっちゃうよー※
宮田「そこはあの~判断だと思うんですが、結局、最後にですね炉心損傷してしまったあとのことを考えるとドライウエルベントしかなくなるということにたいする懸念で、先にまずサブチャンからのベントからやった方がいうに思うわけです」
※いや、ダメでしょ、フツーに考えてw
まさかドライベントやる気??※
吉田「思うのはいいんだけどさ(宮田-スミマセン)今は時間がなくて、すぐに操作をやりなさいと言っているですけど、それでいいんですかといっているんです。」
・・
※もう時間がないから、斑目の言葉を生かしてベントしちゃうよ。
いいよなじゃなくていいと言えばいいんだよ※
吉田「だから、
我々のやり方
で認めていただいたとわけね。」
※我々のやり方は、とにかくベント、もう分かってんだろ?
もちろん斑目のせいで、うちらのやり方なんだよ。※
本店「そいで、吉田君さあ、だいだいさっきから言うとベント弁開いてないといけない時間じゃないの。」
※じゃあ開けるってことね?開けちまえよ※
吉田「そうです。だから、ちょっとかくにんしますが、ベント弁を開ければ、すぐに操作に書かれるわけで・・そのところどうなの。」
※開けてOKだって(笑)開けちゃうぞ、どうだ?(ニヤ)※
現場「今接続作業をおこなっています。まだです。」
※急に言うなよ所長^^;
無茶言いやがって※
吉田「だから、脇に置いておけって、状況を確認するやつをさあ。」
※もう決まったから後戻りはできねーよ※
本店「まずは、ベント弁を開けるわけですね。それで、状況を逐次教えていただくと言うことで・・」
※斑目のせいにしてベントする訳ですね。一応報告はしてね※
・・
吉田「
本店の方でフォローをしっかりしてください。私の方で
十分説明出来ないんで」
※最悪ドライベントなんて言えるわけねーだろ、
テメーら責任は任せたぜ※
宮田「了解しました。」
※斑目のせいだよね、へへ、
この確信犯め!!!※
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■吉田所長は私の読みでは
確実に
確信犯です^^;
とにかくやっちまえーーー!!!!
と言いつつ、さりげなく本店や斑目さんのせいにしようと
している様に見えます^^;
さすがサラリーマン…
録音を知って、暗号の様に会話しているのが凄い…
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■私の解釈では、更に救いようのない会話が続きます^^;
真っ暗で線量も高く、現場に近づくのは簡単ではない。SR弁を開く作業を進めるも、なかなか開かない。ベントも急ぐ必要があるが、遅々として進まず、本店と現場で緊迫したやりとりが続く。
<本店「高圧の状態で炉心損傷しますと、ほんの数時間で格納容器破損までいきます」>
※壊れたら終わりだかんな※
<第1原発「かなりシビアな話だと思います」>
※もうヤバいって(涙目)※
<早瀬佑一顧問「一番開きやすいSR弁を探して早くバッテリーをつないで!」>
※とにかくベントしてくれー※
<吉田氏「はい。はい」>
※そうはいってもな、、、※
<第1原発「ベントが一番先だ」「早急にドライウェルの小弁を開けなきゃいけない。許可をいただけますか」>
※ドライベントの許可くださーい※
<高橋氏「やってくれ。やらないと壊れちゃう」>
※↑現所長、もういいやってくれ※
<小森氏(OFC)「ドライウェルの小弁というのは、それは格納容器の中のもの(放射性物質)は出ちゃうんですよ」>
※君ら意味分かってんの?※
<武藤氏「開けるしかないんだよ」>
※余計な事言うなよ※
<吉田氏「そう。これは(格納容器が)ブレークする(破れる)のを(回避するためには)、後のことを考えないで今やるべきだと思うよ」>
※そんなこと100も承知っすよ ※
<小森氏(OFC)「風向きだけ見といてください」>
※…だよね^^;※
<早瀬氏「おい吉田、できるんなら、すぐやれ。余計なことは考えるな。こっちで全部責任取るから」>
※分かった、腹くくった、俺が死んでやる※
<第1原発「ベント、ベントって、どこの何をベントしたらいいの?」>
※で、どうすんの?? 彼は話をよく知らない…※
<早瀬氏「とにかく小弁でもいいから早く開け!」>
※とにかくオープンだ!!!※
<吉田氏「はい、はい、指示してます」>
※もう開ける段取りで走ってるよ(苦笑)※
<高橋氏「もう1弁あるからさあ、そっちは開いてるのかい?」>
※もしかしてどの弁開けるか分かってないの?※
<吉田氏「今操作してますんで、ディスターブ(邪魔)しないでください」>
※言われなくても分かってるって最初からそのつもりだよ、邪魔すんな※
これが、3月14日深夜帯のこと。ベントもSR弁も開かず、仕方なしにドライウエルベントをしたことがビデオに残っています。もはや,致死量の放射能が漏らすことになるのは、この緊迫したやりとりからわかります。特に、太字に示した小森氏の言葉が光ります
(以上引用)
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■どうも腹をくくった吉田所長の突撃発言が
繰り返されていたように思える訳です。(苦笑)
きっと思いこみ…ですよね^^;
小森氏が、意味分かってんの…
武藤、吉田氏、うるせーよ!!
早瀬氏:分かった俺が責任を取る…
とか、三文芝居でこけそうです…
「ワレワレのやり方」
「説明できない」
吉田所長^^;恐るべし、
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■しかし分からないのは斑目のおっさんが
ドライベントの可能性を知った上で注水を言ったのか?
たんにボケをかましたのか?です。
モニャモニャと訳の分からない中で
何気に現場が押し切っている様子がよく分かります。
結果的には問題ない訳ですが…
多分アメリカ人が聞いたら
意味不明だと思います。(苦笑)
■つまり斑目発言はまず何にせよ注水だ
そして、手段は問わないと言う意味です。
そして吉田所長はドライベントをにおわせてますよね・・・
でもドライベントとは口が裂けても言わない^^;
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■その中で3月15日朝、ついに爆発が起きます。
結果的には格納容器外殻は何とか保てたわけですが。
現場は水蒸気爆発で格納容器が壊れたと思った様です。
ついに吉田所長は撤退を決意します。
そこに菅が本社に乗り込んできてごたごた騒ぎます。
そこで、「放射線量下げてプールに水入れないと」
近づけないと言う現状が分かり
ハイパーレスキュー騒ぎと相成りました。
何にせよ感心することしきりですね。
巻き戻ったとしたら、
10回中6回位は日本はチェルノブイリ化したと思います。
やっぱりいくつもの奇跡が重なっている様に思います^^