ちょこば(旧chocovanilla)のブログ一覧

この世の中には、色んな痛みがあります。
肉体的苦痛、心的外傷、後悔、未練。

世の中は、ある人曰くは苦行だそうです。
(その人に関しては、エーって思いましたけどね)。
でも良いことも沢山有りますよ！って
勿論、答えました。

嫌なことがあった時
どの様に向かい合いますかって話です。

例えば今回の台風は、些か体が傷みました。
手術痕、怪我、それ以外、20位から
関節や神経痛と付き合っているので(汗)、天気や
台風や、通り雨や、そう言うのを、
体が教えてくれます。

それ以前に、背中や動きで
人の骨格やそれに伴う痛みって、
なぜか昔から、自分には見えます。
厳密には、見えるときもある
でしょうか？

背中は人と、人となりを語ります。
でもいきなり、ナニかツラいことがありますか?
なんて聞くと、
アブナイ奴なので黙ってますけどね(笑)

さて、
痛みのｺﾝﾄﾛｰﾙは実は、
脳がもっとも関わっている、
なんて言われています。鎮痛剤の最強は麻薬です。
大ケガだと脳内麻薬が
痛みを消し去ることがあります。

でも、痛みは感じる総量は
変わらないように見えます。
何かに夢中になれば、忘れることも出来ます。
でもその痛みは感じなくても、
そのツケを払わされる。

それもまた、痛みを持つ人を見て
感じていることでもあります。
見方を変えれば、痛みを持つ人には
付け入る隙もまたあるのです。

世のｼｭｰｷｮｰなんかはそこに付け入って、
信者(お布施)再生産とかしています。

神を信じないから不幸だ、とか
良くなれば神のお陰(お金出せ)、とか
それはそれでひとつの救い、
かもしれませんけど？

何が言いたいかと言うと
痛みは無いに越した事は無いのです。
でも、痛みのない人生も
またありません。

事件だったり、事故だったり、
それこそ…被害者は、加害者を選べない訳でして。

では、それらを克服するのには?
三つの方法があります。

一つは痛みをもって、それを活かして
人に痛みを与えることです。
ＤＶの再生産が代表です。

2つめは、痛みに慣れて鈍感になることです。
当たり前だと価値観を変えれば
問題は生じません。

もう一つ、3つめは
痛みをもって、それを活かして
人の痛みを和らげることです。
痛みをセンサーに使います。

世の中見てますと、2番目の人が
多いですね。社会心理学の実験で
顕著に見られる傾向です。
慣れてしまえば、どうってことありません。
逆に痛みを与えても気づきませんし。

でも、…。
痛みに慣れるのは勿体無いことです。
痛みに支配されるのは、問題外ですが
でも、痛みに至る選択を責める必要も
ないように思います。

また、人のﾊﾟｰｿﾅﾘﾃｨｰも大きくて、
一番目の、痛みの再生産を選ぶ人も
多いです。こればかりは残念ながら
資質もあります。

時に、痛みを抱えた人を
ケアしたりすることがあります。
その為のスキルは一通り、知っています。

3つめの、痛みを、人の痛みをとる
センサーにできる人、と思ったら
関わってみることにしています。

正直、自分にその助けになる資質があるかは
疑問符があり
そうなれる時もあり、そうなれない時もあり、
大損になることもあります。

でも、助ける?筈の人から
学ぶ事が多々あります。
自分なら許せない、笑えない、事を
受止めたり、受け入れたりできる人、もいます。

残念ながら自分がそこまで寛容に為る事は
出来ませんけど、学ぶ事はできますし、
そういう方を通じて
自覚症状なく、ほんの少しだけ
優しくなれていれば、いいのかも。

痛みは無いに越したことはありませんけど
結果、得難い人格を得ている人もいます。

或いは、痛みは人を長く生かすのかもしれません。