コロナの死者の死因は何なのか?
それは困ったことに
未だ難病とされる自己免疫疾患である事に
何度も触れてきました。
しかし
なぜそれが起こるかが分からない
(から対症療法しかできない)
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そして困ったことに
コロナはやはりただの風邪です。
ただ、厄介なところがあり
但しコロナが起因となって
コロナが治った後に
髙確度で拗らせるのは確実です。
これこそが
1年前から突き付けられた大問題なんです。
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何故か?というと
ファイザーのワクチンで、
少し時間がたってから基礎疾患のある
高齢者が死に出しているからです。
つまり
コロナはやはり治るのですが、
その後勝手に患者が死ぬのです。
コロナはサイトカインストームを起こす
切っ掛けになりますが、
そこのポイントはご存知肺です。
肺炎が起きて、炎症反応を
サイトカインが潰しに行って
細胞が死に、
そして、更にサイトカインが増える…。
それは
コロナが軽かろうが重かろうが
死亡率に相関はないのです。
アビガンも、レムデシベルも死亡率は下がらない。
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デカドロンをはじめとするステロイドや
リュウマチ治療薬、
それらが有効と言うことは、
自己免疫疾患が起きている、
と言うことであり
同時に薬の使いすぎは
感染症による死を招きやすくなります。
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つまり適当な病院で
重症者を治療しても
治療成績が維持できない
という意味で
ベッド数も専門医も理解できない
おバカちゃんが医者がー医者がー
って騒いでいらっしゃるのが現状です。
と言っても自分も
「馬鹿に毛が生えている程度」なので
これじゃ納得できないなんて人は
自分で研究してみればいいかと思います。
ついでにコロナ患者の世話もお願いします^^
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では
肺炎(間質性肺炎)は何なのか?
ポイントはこれです。
ANCA(antineutrophil cytoplasmic autoantibody)
(抗好中球細胞質抗体)
1)ANCA血管炎の前駆症状として、間質性肺炎が現れる。
間質性肺炎を起こした場合約5%が血管炎を発症し
=つまり間質性肺炎や
顕微鏡的胸部病変の結果の一部が
血管炎症状につながる
2)酸素飽和度の低下によって直接命を奪う (人工呼吸器)
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さてそんな血管炎と間質性肺炎は
関係があるのでしょうか?
それはズバリあるのです。
エビデンスの一つはこれです。
血管炎の前駆症状が
間質性肺炎なので、実は新型コロナの病態に
合致するのです。
その
因子に影響を与えるのは
NETsといわれるものですが
そのコントロール法はまだ見つかっていません。
ここが問題なのです。
SLEやリュウマチの薬が試されていて
成果もあげているので
医学会は気づいていると言えましょう。
しかし何故、どのような因子で
コロナウイルスは自己免疫疾患を
起こすかの課題は、一部受容体でつかまれては来ていますが
自己免疫疾患だけに多種多様で謎なのです。
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さて、血管炎の前駆症状とされる
病変画像は
コロナの間質性肺炎像とよく似ています。
日本の川崎病を始めとする膠原病系の研究は
世界でも進んでいますので
患者数が少なくてコントロールが効いていたのは
この辺りの知見のあるお医者さんが
アドバイスをしていたとも受け取れます。
まあ、この先は医学研究によるものとなりますが
単純な疫学だけでの「病状のコントロール」が
難しい事が分かります。
同時に
「コロナの治療」は
「コロナを起因とする各症状による死因」や
「コロナ死亡率」
とリンクしない事もうかがい知れます。
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で、後は何故そんな事が分かるのかと言えば
福島原発のあと
原発による健康被害とされるものに
血管炎が紛れていたからです。
(原因はストレスと思われ、後に消滅しました)。
2012年までエントリーが遡りますが
この辺の要素との類似があるんです。
【好中球自己抗体】突然死の鍵を握るもう一つの機序【MPO-ANCA】
鍵を握る物質はある。その代表が
■Churg-Strauss 症候群
及びその原因たる
ANCA(antineutrophil cytoplasmic autoantibody)
(抗好中球細胞質抗体)である。
■その病態は、いわゆる自称の被曝者の方々の症状に類似する
1. アレルギー性肉芽腫性血管炎とは
6. この病気ではどのような症状がおきますか
気管支喘息発作、手足のしびれ(末梢性神経炎)、出血斑(紫斑)、関節痛・筋肉痛、腹痛・消化管出血(胃・腸の潰瘍)、体重減少、発熱などです。時には、脳出血・脳梗塞、心筋梗塞・心外膜炎、消化管穿孔を生じることもあります。
■好中球自己抗体MPO-ANCAの病原性と血管炎の病態

■実は川崎病にも関連する抗体である。
(そのほかSLEなどの自己免疫疾患にも絡みます)
好中球に対する自己抗体ができた上、好中球が大量産生されて
血管がどんどんと炎症を起こし損傷していく。
血管内費の炎症の結末は、心筋梗塞も含まれる。
被曝の代表とする紫斑もこちらでも形成される。
■MPOはラジカル産生によって、進入したウイルスなどを殺すが
金属分子にも反応する事があると言う。
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とまぁ、この辺は過去資料の焼き直しで
十分対応できますが、
自己免疫疾患は難病指定が多い通り
治る手段がはっきりはしてないんですよね。
自称原爆症にもよく見られる症状で
パニックとストレスと言う意味でも
注目されるものです。
コロナの社会不安もパンデミックの要素ではあるのです。
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これは四月のブログですが
【コロナの毒性?】「サイトカインストーム」はウイルス固有の毒性ではない
・GIGAZINE
人類史上最悪の伝染病「1918年インフルエンザ」に関する10の誤解
◆誤解9:ウイルスの遺伝子が配列決定されたことはない
2005年、研究者らは1918年インフルエンザの塩基配列を解読しました。この研究で採取されたサンプルはアラスカの永久凍土に埋葬された死者から回収されたとのこと。
その後、1918年インフルエンザウイルスの遺伝子をリバースジェネテクス法により人工合成しサルに感染させたところ、パンデミック中に観察された症状を示すことがわかりました。サルは免疫が過剰反応するサイトカインストームにより死亡したことから、1918年当時もサイトカインストームが若年成人の死亡率を高めたと考えられています
また、何故スペイン風邪は
そのサイトカインストームを失ったのでしょうか?
それは、ウイルスではなく、ヒトの免疫に由来する
と考えると一つのヒントになります。
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つまりパンデミックを起こす要素の一つとして
「サイトカインストームの誘発」は
風邪そのものの毒性とは別として
因子として存在する、
というのが定義づけられることになりますし、
スペイン風邪の場合は若年層も遠慮なく襲ったのを考えると
高齢化社会の為極端な死者となっているが
本来は散発的に、コロナ風邪は
高齢者の命を奪っていたかもしれない、
ともとることが可能です。
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そう言えばその時は何故かステロイドが
避けられてる?と書きましたが、(謎として書きました。)
その後ステロイド(デカドロン)は有効となっています。
ただ、その有効性は今知られている自己免疫疾患と
当然全くの同一ではありません。
(同一であればもっと治療法が分かります)。
どちらにしろ、
コロナの死亡率について
コロナウイルスは
「切っ掛け」でしかなく
直接要因ではありません。
ただ、極端なことを言えば
これらの特徴はウイルス性疾患全般に言えるので
今まではスペイン風邪(インフルエンザAの祖先)をはじめ
強力なウイルスにパンデミックが
付きまとうというイメージでしたが
強力ではなくても、流行り病は死因に
(従来から)影響を及ぼしてきた
ともいえるのかもしれませんね。
逆を言えば
、「患者数のコントロールさえ効け」ば
実は社会全体の死亡者としては
大きく社会を損なうものではないのです。
(死ぬべき人が
「少しだけ早く」死んでいるとも取れます)。
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だから「過度にはやらしちゃいけない」
ってだけの話なんですけどね。
Posted at 2021/01/18 13:00:35 | |
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