■イスラムにおけるもっとも家格の高い「王家」はどこだろう。
知識がある人なら
ハーシム家と答えるだろう。
要するに「ヨルダン王家」である。
(他にもモロッコ(現存)と旧イラク王家があった)
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■シーア派の祖、アリーと末娘ファーティマより続くとされる血統は
まるで極東の日の登る国の様である。
とはいっても自分達の国の方がって思うのは
何処の国も一緒だから今は置いておく。
■これは
ヨルダンが
「親日」であることと無関係ではない。
イスラム国に、欧米の影がある、あるいはサウジアラビア等が
資金援助する(と言われている)と言うのには
色んな思惑がある。
■一言で言えば、欧米の思惑としては
イスラムは2派に割れているべきで
シーアとスンニが「血みどろ」の争いをしてくれると
嬉しいらしい。
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■アメリカが悪いから
「イスラム国頑張れ」とか
言ってる人は
「殺し合え―――」と言っている様な物だけど
テロ組織「イスラム国」とネーミングするだけで
イスラムの総意を代表してると勘違いしている
日本人は多いから何とも言えない。
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■で、
今回のターゲットは
日本ではなくヨルダンぽいのは分かる。
ヨルダンとしては、死刑囚を開放して
ヨルダン人ならぬ日本人が
解放されれば威信に傷がつく。
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■
軍事同盟、政治同盟において
頼りになる国と言うのはある。
しかしその一方で、
諜報活動において
同盟国の反体制派を刺激する
悪癖を敢えて今回は書いてみているのは
しばしば、親米王朝を滅ぼすべく
悪癖が続いてきたからだ。
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■だからと言って
軍事同盟、政治同盟を破棄すれば国は滅ぶ。
それゆえ私達は国民統合の象徴たる家系を
護った方がいい、
と私は感じているんだけど
「だから馬鹿なんだ」って言われるんだと思うよ^^;
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■さて、
ハーシム家はいわゆる正統カリフ
アリーにまで遡る事を先ほど書いた。
あのキリスト教徒が、大騒ぎする?って事はないだろうけど
アッバース朝もアッバース家なので
ハーシムと同様の祖先にたどり着く。
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■故に
シーア派の主張に反する訳ではなく
そしてスンニ派でもある。
対立を煽りたい側には
要するに非常に目障りな存在でもある。
その
ハーシム家からアラビアの血を奪ったとされているのは
サウード家、つまりサウジアラビア王家である。
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■
善悪は放っておいて
これは近世アラビア史においての
事実である。
その背景についてマスコミは触れただろうか?
「国王は何故テロリストを
日本人の為に開放しない」
の一点張りではないだろうか??
そして、アメリカも悪いんですよ
で「イスラム国」と言う
テロ組織の正統化を図る。
「かわいそう」にごまかされるな
ってことかな?
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本来、イスラムは貧民や虐待による
テロリスト集団ではない。
意外にも血の尊貴をわきまえた、
血筋を重要視する、
預言者による経典の民だ。
その一面を知られる事を
どうやら怖がっている勢力がいて
だからこそヨルダンへの1億ドルの
援助に対し、「イスラム国」は過剰反応したし
それはイスラム教徒をいじめるニダと
叫ぶサヨク様 がいると言う不思議^^;
次はそんな騒動に「自らの責任で突撃して」
巻き込まれた
後藤様の「応援団」と
その後藤様へのリクルート活動
について紹介するよ
Posted at 2015/01/29 12:40:27 | |
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イスラム国騒動のからくり | 日記