知り合いにラリーやってる方がいないもので
ちょっと勉強したので整理のために書きます。
ロールケージも装着しだんだんとラリーカーっぽくなっていってるヴィッツ。
しかし大会に出るためには何でもかんでも改造して速くすればいいというわけではありません。
大会には車両規則があり毎年変わってくるのです。
そこをあまり理解していなかった私。ちょっと整理してみます。
ベースとなる車両規定
【JAFラリー車両規定】
車両区分
RN車両 FIA/JAF公認車両をベースにして作られるラリーカー(グループN車両)
RJ車両 JAF登録車両をベースにして作られるラリーカー
RF車両 一般の車検の保安基準に適合した車両をベースとするラリーカー
RPN車両 2014年からの新規定でノーマルに近い。2006年1月1日以降のJAF登録車両が対象
僕のヴィッツ(NCP13)はJAF登録車両ではありませんのでRF車両となります。
【全日本ラリー選手権のクラス分け】
全日本ラリー選手権に出るわけではありませんがこの表をみるかぎり
排気量的にはJN2クラスですが2014年のクラス分けでは
JAF登録車両である必要が有るためJN2では出られません。
そこでJN3クラスになるのですが、生産終了10年以内の と縛りがあります。
NCP13が終了して10年?(2005年販売終了だから来年までいけるのかな)
ヴィッツはまだ販売してるのでおk?
ちょっとわかりません。
参加しようと思ってるTRDラリーチャレンジは
【TRDラリーチャレンジのクラス分け】
クラス 車種
C-1(Challenge) ヴィッツ1000cc(SCP10)限定
C-2(Challenge) ヴィッツ1500cc(NCP131/NCP91)限定
C-3(Challenge) トヨタ86限定。(86Racing DBA-ZN6-VPNT8A含む)
E-1(Expert) ヴィッツ1500cc(NCP131/NCP91)限定
E-2(Expert) トヨタ86限定。(86Racing DBA-ZN6-VPNT8A含む)
E-3(Expert) トヨタ車限定とし、気筒容積区分無し。
(Vitz RS TRD Racing NCP91-VPMKMV含む)
OPEN トヨタ車以外の全自動車メーカー対象とし、気筒容積区分無し
初代ヴィッツRSだけのクラスはないのでE-3クラスになります。
で、E-3クラスの車両規定は2014年のJAF国内競技車両規則に従ったRN,RJ、RPN、RFであればOK、とあります。
これも関係してくるであろう地区戦の規定です。
【シロキヤラリー地区戦規定】
DE-6クラス:気筒容積3000ccを超える車両(RN、RJまたはRF車両)
DE-5クラス:気筒容積1500ccを超え、3000cc以下の車両(RN、RJまたはRF)
DE-4クラス:気筒容積1600ccを超え、2000cc以下の2輪駆動車両(RPNのみ)
DE-3クラス:気筒容積1500cc以下の車両(RN、RJまたはRF車両)
DE-2クラス:気筒容積1600cc以下の2輪駆動車両(RPN車両)およびすべてのAE車両
DE-3クラスですね。
これでRF車両規定をベースに車を作っていけば大丈夫なことがわかりました。
しかしこのRF車両規定、簡単に言うと車検に通れば何でもOKのような改造範囲が広い規定。現状、速くなりすぎてしまい
規制がかかり来年にはなくなってしまう噂です。
じゃあ僕のヴィッツはどこになるのか?
JAF登録車両であることと生産中止の年数縛りがかかってしまうと苦しい状態です。
先の雲行きが非常に怪しいのです…。
素人なのでなんか情報あれば教えて下さい。
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Posted at
2014/12/07 16:01:37