
youtubeを整理していました。
そこにこんな動画が・・・
http://www.youtube.com/watch?v=ev00uh7bOz8&feature=related
多分、皆さん一度は耳にしたことがあるであろう
「アイルトン・セナ・ダ・シルバ」です。
彼が亡くなった時に放送された追悼番組のエンディングです。
動画の17秒からの表情は最後のレーススタート直前のものです。
いったい、何を思い考えていたのでしょう。
まるで何かを悟っているかのような表情・・・。
何を思っていたのか、何を知っているのか・・・
当時、高校生だった自分には強烈な印象を残した表情でした。
時が経ち、甥のブルーノがF1に乗ることになり、某雑誌にてヘルメットを被ったブルーノの写真を見る機会がありました。
見た瞬間、鳥肌が立ちました。
この目、この目は・・・
若かりしころのアイルトンと同じではないか・・・
強烈でした・・・
帰って来たとは決して思わない
でもこの目は・・・
Racing, competing, is in my blood. It's part of me, it's part of my life; I've been doing it all my life. And it stands up before anything else.
(「レースへの執念」が僕の血に流れている。それは僕の人生そのものといっていい。今までレースのために生きてきた。何にもまして大切なこと・・・それは走るということ)
目でこのことすべてを表していると思います。
自分にはそう思えるから強烈なんだと思います。
そして、こうも述べています。
「人生の中には、抵抗しようとしても出来ないものがある。僕には走るのを止めることは出来なかった。僕に生命を与えてくれるのは戦いだよ。この挑戦が無ければ、僕はもう、存在しないだろう 」
「理想を語ることは簡単だが、自ら実践するのはすごく難しい。だからこそ、とにかく、どんな時でも、ベストを尽くして生きなければならない」
「ベストを尽くして生きなければならない。その結果、うまくいく時もあれば、そうでない時もある。間違いを犯すこともあるだろう。でも、少なくとも、自分自身に対しては誠実に、そして、自らの描いた夢に向かって、精いっぱい生きていくことだ」
「いくら自分に完璧を求めても、完璧な人間なんてどこにもいない。結局、自分や他人の失敗から学んでいくしかないんだ。」
「この世に生を受けたことそれ自体が最大のチャンスではないか」
大震災が起きて、一週間が経ちました。
そして新しい職場に移り、最初の一週間が終わりました。
セナを通じて、大震災・転職・ETC…、多方面に対して、今一度考えさせられる機会となりました。
Posted at 2011/03/20 06:01:42 | |
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