
「真冬634 4時間耐久レース」
レギュレーション(参加規程・レース中の規定・走行マナーなど)
※レギュレーションについて※
レギュレーションについては、当日印刷したものを各選手に配布いたします。
このレギュレーションは、参考レギュレーションとし、当日配布したレギュレーションを、本レギュレーションといたします。
また、大きな変更がある場合、事前に告知いたします。
平成25年11月17日作成
平成25年12月20日一部追加・変更あり
【1.参加にあたり】
1.参加条件、注意事項を了承、サーキットスタジアム634の用意する誓約書に誓約(未成年の場合は保護者の参加承諾が必要)、レギュレーションの指示に従う事。
2.ヘルメット(レンタル有、レンタルの場合、フェイスマスクは必ず着用。
現地にて販売あり)、グローブ(ゴムいぼ付き軍手は現地販売有)、運動靴、長袖長ズボン着用は必項。あればレーシングスーツが望ましい。
※リブプロテクター(現地にて、レンタルあり。数に限りがあるため、サラシやダンボールを脇骨に巻く等)等の用意があればよりベスト。
3.参加人数により内容が変更になる場合がある。
4.喫煙は指定場所にて。
5.チーム員は、規則の暗記、進行の率先行動などチームに指揮をする
6.ドライバーのレース前、レース中の飲酒は禁止。
7.当日、個人的な事前練習は不可。
8.無線や携帯電話などの通信機器の使用は禁止とする。
【2.当日タイムスケジュール】
タイムスケジュール予定
■.7時00~7時20
受付/参加費、誓約書記入
■7時20~7時40
ドライバーズミーティング・チーム発表
■7時40~7時50
チームミーティング
■7時50~7時55
準備
■8時00
スタート
■12時00
ゴール
※当日、レース開始前に、5~10分の完熟走行を行う予定。
完熟走行の対象者は、初心者を最優先とし、次に経験の少ない参加者を対象とする。
完熟走行では、先導車のコントロールのもと、安全な速度で走行を行う。
追い抜きなどの行為は禁止とする。
【3.レースレギュレーション】
1.レースは1時間55分のレースを2ヒート行い、途中で10分の休憩と車両調整時間を含む計4時間の耐久とする。
2.チーム戦とし、トータルポイントの多さで順位を決定する。
3.ポイントについて
(1).周回数ポイント→1周を1ポイントとして換算する
(2).周回タイムの下3ケタに634が出た場合、3ポイント加算とする。
(3).周回タイムの下3ケタが同じ数字でそろった(777など)場合、1ポイント加算とする。
(4).周回タイムの下3ケタを各チームで任意のタイムをひとつ設定し、該当した場合は2ポイント加算とする。
(5).レース中のファーステストラップ(以下FL)には、1ポイントを加算とする。
(6).減算対象となるタイムの設定もあり。数字については、当日ドライバーズミーティングの際に発表とする。
4.ポイント換算の例
100周走行で、634を3回、ぞろ目を2回、任意タイムを5回、FLを出した チームの場合
100(周回数)+9(3×3)+2(1×2) + 10(2×5) + 1 = 112
となる。
5.耐久レースのスタートは、1ヒート目をスタンディングスタート、2ヒート目を1ヒート目の結果を逆転させた順位でのローリングスタートとする。
6.1ヒート目のスタートは、2階ストレートからのスタートとする。
グリッド位置は、スタッフの指示に従うこと。
7.乗車車両、チーム編成、1ヒート目のスターティンググリッドはくじ引きで決める。
なお、1ヒート目と2ヒート目で車両交換を行うため、最初に2度のくじ引きを行い、あらかじめ車両の割り振りを行う。
8.チーム編成
事前に主催者にて、参加人数と、技量や経験応じたAからEまでのクラス分けを行う。
クラス分けは、1月度サーキットスタジアム634のタイムアタックGPの結果(不参加の選手の場合、過去のベストタイムと経験を参考にする。)を参考とし行う。
受付時に、各クラスに分けたくじ引きBOXより、各自が振り分けられたクラスのBOXからネームプレートを引いてもらい、そのネームプレートに記載されている番号(カートのゼッケン番号)を自チームとする。
引いたネームプレートには、自己紹介も兼ね、名前(フルネーム・苗字・ニックネーム等、個人のプライバシーで判断し、公開できる範囲で可)を記入し、走行時以外は見やすい場所につけることとする。
9.その他諸事項は、当日のドライバーズミーティングにて、相談し決定・発表する。
10. サインボードとペンはチーム数分を主催者側で用意する。
各自で用意出来る場合、または使いたいサインボードなどがある場合は主催者へ事前に通達する。
サインボードは、チームメンバーがピットからドライバーに対するピットインの指示や、情報交換に使用すること。混乱を招く使用方法は、ペナルティの対象とする場合がある。
11.ポイントの換算は、主催者にて集計を行う。
また、第1ヒート終了後に、中間結果発表を行う。
12.表彰式は、リザルト順位を審議会にて正式リザルトを審議し決定する。
13.審議会をレース後に行い、任意参加で集まった委員によって、全チームのリザルト表をチェックし、ペナルティを審議し、正式表彰式を行う。
14.接触、及び自爆によるクラッシュは全て自己責任となる。
施設の破損も個人負担。複数での破損も被害加害に関わらず均等にて負担をする事。
怪我などの場合も予想して保険の確認を各自行い手続きは必ずする。
主催者やコース場、クラッシュ相手に対して何ら意義を申し立てない事を理解しての出走とみなす。
未成年の場合は、自己責任に関わる承認を保護者に了解を得る事。当日に保護者付き添いを得ての出走とする事。
【4.ピットインのレギュレーション】
1.レース中のピットイン回数を設定する。
チームは必ず指定ピットイン回数を守ること。
また、休憩・調整中のドライバー交代は不可とする。
ピットインのカウントにも含まない。
指定回数以下だった場合はレース終了後、ペナルティで10周の減算とする。
[ピットインについて]
☆4時間耐久レースで5人チームの場合
ピットイン回数9回
2.ピットイン回数をカウントするため、ピットインしドライバー交代したドライバーは降りた後、指定の用紙に○と交代した周回数、降りたドライバー名を記入すること。
指定回数をこなしていてもチェック漏れがあった場合はピットイン回数としてカウントされない。
漏れがあってもペナルティポイント1とする。
3.ドライバーはピットインする場合、手を上げ、後方車両にピットインのサインを送り周知させること。6から7コーナーからアウト側に寄り、インからコースを横切らないようにする。
4.ピットロードは、入って向かって左側をドライバー交代のための待機とペナルティゾーンとし、右側をドライバーチェンジゾーンとする。
5.ピット内には、ドライバーと交代ドライバーの二人のみが入場できる。
交代ドライバーは「声かけ」にて、自チームのピットロード侵入を周知させ安全に備え、他の車両の作業を妨げないようにする。
また、ペダル位置の変更が必要な場合で、自身にて調整ができない場合は、事前にスタッフに調整を申請すること。
カートのあらゆる危険な接触、危険な通行、危険な交代は、ペナルティポイント1とする。
6.ピットイン時は、必ずエンジンを停止すること。停止しなかった場合はペナルティポイント1とする。
7.ピットインの際は、一時停止は不要。ただし、必ず徐行し、ピットロードの入り口に置かれたパイロンに接触してはいけない。接触した場合はペナルティーポイント1とする。
ピットアウトの際は、ピットロード出口にひかれたライン手前で必ず一時停止をし、ピット内は徐行で走行すること。
ピットアウト時は、他の車両を妨げない安全なタイミングでピットアウトすること。一時停止をしなかった場合や、明らかに徐行と見られない速度、他の車両の妨げとなるピットアウトを行った場合はペナルティポイント1とする。
徐行とは、ブレーキングをした際に、タイヤがロックしない程度の速度とする。
8.ピットスペースはピットエンド側(コントロールタワー側)タワーから詰める事。停止車輌も含む、追い越し追い抜き併走禁止。違反した場合はペナルティポイント1とする。
9.ピットアウトなど、後方確認はドライバーの義務とし、ピット要員もフォローする事。
※ピットイン・ドライバー交代の際に、催しものを行うか、現在検討中※
【5.セーフティーカーのレギュレーション】
1.セーフティーカーは導入時1位のカートとする。
2.セーフティーカーの導入は、自力にて復帰不可能なスピン、クラッシュ、その他危険な状況と思われる時に導入する。
3.セーフティーカー導入時は黄旗とシグナル点灯、「SC」(セーフティーカー)と記されたサインボード、セーフティーカーとして先導する車番をホワイトボードにて告知する。
解除は、解除の周にシグナル消灯、コントロールラインでの日の丸旗で告知する。
解除後はそのままローリングスタートとする。
セーフティーカーが解除されてもコントロールライン通過までの区間は追い越し、フライング行為は禁止。追い越し、フライング行為を行った場合はペナルティポイント1とする。
(フライングは後方車両を3台分離してスタートを行った場合を指す。)
4.セーフティーカー導入時の追い越し・ピットインは禁止(車両故障は除く)とする。
5.自力にて走行可能、危険が排除となり、全車の隊列が整った周でセーフティーカーを解除とする。
6.スロー走行中の、ウェービング走行やヒーティング走行は禁止とする。行った場合はペナルティポイント1とする。
ウェービング走行・ヒーティング走行とは、左右に蛇行する運転や急ブレーキや急発進などを指す。
【6.ペナルティーのレギュレーション】
1.ペナルティは、ひとつの違反行為を1ポイントとし、違反累積が5ポイントとなった場合に発動する。
2.5~6コーナーの下り坂エリアにおいて、自力復帰不可能な事態となった場合は、累積点数に関係なく、即ペナルティーを発動する。過去の累積点数は、そのままとする。
3.ペナルティは、ピットにて行う。
※ペナルティの内容は、現在検討中※
4.一人のドライバーが1走行の連続走行を、10周以上35周以下とする。必ず規定周回内にドライバー交代を行うこと。違反はペナルティーとする。
周回のカウントは、スタートまたは、ピットアウトした周回を0周目とし、コントロールラインを通過した周を1周目とする。
レース終了後にリザルト表とピットインチェック表を照らし合わせて確認、最終リザルトを発表する。
5.コーナーでのあからさまな走路妨害はペナルティポイント1とする。
基準として
「後方車のフロントバンパーが、自車カートのサイドポンツーンの真ん中辺りに来た場合は、後方車のラインを残してライン1本を譲ってバトルをする事」
前走車が後方車のラインを与えない走りにて、過失、故意に関わらず、接触、怪我に繋がる悪質な進路妨害は違反とし、前走車をペナルティポイント1の対象とする。
6.故意と見受けられる接触、危険な接触など、危険行為を同チーム3度行うと失格のとする。(参加費の返却はなし)
7.初心者に対するプッシングや妨害行為はペナルティポイント1とする。
8.その他の迷惑行為、危険行為は、退場及び、ペナルティポイント1の対象となる。
9.ペナルティの発動決定は主催者が参加者からの意見聴衆を行い、サーキットスタジアム634のスタッフと主催者が審議・決定する。
【7.救済レギュレーション】
1.クラッシュ以外で車両にトラブルが発生した場合
トラブルにて停止し、ピットまたはガレージに戻ってきたところよりストップウォッチにて時間の計測を行う。
停止時間を25秒で割った周回数を加算することとする。
2.初心者女性への救済レギュレーション
初心者の女性の場合、故意と思われる危険行為を除き、ノーペナルティとする。
また、レース終了後に、10ポイント加算とする。
なお、初心者女性の定義は、サーキットスタジアム634における1周のラップタイムが28秒以上の女性とする。
初心者対象者は、走行時に主催者の配布するしるしを、所定の位置に装着すること。
3.当日、車両の個体差が著しく発生した場合、主催者側にて周回数を加算する場合がある。
【8.審議員のレギュレーション】
1.ピット出入り口、1コーナー、3コーナーにペナルティを監視する人員を、各チームより1名づつ選出し、配置する。
2.各チームメンバーは、当日指定されたコーナーにてメンバーを割り当て、監視を行う。
3.公平を保つため、各コーナーに2名づつの配置とする。ペナルティーの対象となるか2名で審議し、対象となりうる場合はスタッフに状況を上申する。明らかな違反行為以外の場合は、スタッフが判断を行うこととする。
4.各チームは、監視員を絶やさぬよう、配置を行うこと。抜けた場合はペナルティポイント1とする場合がある。
5.ペナルティの審議内容については、当日各チームに一枚づつ、紙面にて配布する。
紙面を参考にし、ペナルティポイントの発生を審議することとする。
【8.その他注意事項】
1.当日は相当の寒さが予想されるため、各自水分補給や保温を行い、体調管理に留意すること。
走行時に体調不良を感じた場合は、無理をせず交代をすること。
【9.走行時の参考マナー】
1.安全走行のマナー
「衝突の危険になるスピンをしないよう、怪我に繋がるクラッシュパッドに激突しないように安全第一に走る事。スピンやクラッシュする場所はコーナーの出口に集中するので丁寧に減速を心がけて慌てない事」
2.安全確認のルール
「コーナーを回った後に、後ろを振り返って後方確認をする。後続が仕掛けてくるのか、誰も居ないのか、どれだけ後続が離れているのかをチェックして意識する事」
3.安全走行の注意
「前方のカートに近づく時は、いきなりのスピンを想定して近づく事。前方のドライバーがこちらを確認して居ないと思うときは、無理な追い越しや突っ込みを避る事」
4.ラインを1本残すルール
「後方車のフロントバンパーが、自車カートのサイドポンツーンの真ん中辺りに来た場合は、後方車のラインを残してライン1本を譲ってバトルをする事」 ※詳細は下記に記載。
5.バトル合図のマナー
「後方に近づいてくる車輌。追い越しをかける後続車を確認すれば、片手をヘルメットに当てて「後ろの貴方を確認しましたよ」「バトルOK」と合図を送ることをマナーとする。
【ラインを1本残すルール詳細】
サイドバイサイドのバトル時の、コーナーの優先ラインの明確化。安全に安心してバトルを楽しむ為のルール。
ストレート、コーナー手前、もしくはコーナーリング中(イン側、アウト側)に「後方車のフロントバンパーが、自車カートのサイドポンツーンの真ん中辺りに来た場合は、後方車のラインを残してライン1本を譲ってバトルをする事」それを無視してイン側、アウト側の相手のラインを締めるのはペナルティとする。
例) メインストレートで、自車がアウト側(ピット側)で先行していても、後方のライバルがイン側から並びかけた時、その後方車のフロントバンパーが、自車の「サイドポンツーンの真ん中辺り」に来ていたら、1コーナーは相手のラインとなり、自車は1台分のラインスペースを残し、1コーナーのクリップには付いてはいけない。(イン側のラインを締めない)しかし、サイドバイサイドのバトルは継続する。次の2コーナーに向けて、2台並んでのアプローチとなり、今度は、譲ってもらった側が、イン側に1台分のラインスペースを残しながら走る事。そして、イン側の車は、アウト側にはらんでラインを邪魔して接触しないようにラインスペースを残す事
以上
参考:村田杯レギュレーション
主催:レンタルカートで激倶楽部