
コーティングのメンテナンスでお預かりしていたセレナ君
色がソリッドブラックということもあって少々傷が目立つのでボンネットを磨きました。
キズと言っても極々微細なもの、色が黒だから目立つだけでメタリックやパール系の色なら問題ないと思います。
そんなキズを磨くわけですから少し磨けばキレイになるので、今回はコンパウンドをPVD-PROとロングウールを使用しました。
初期研磨だからPVD-STDでないとダメなんて事は無くケースバイケースで使用すればいいと思うのです。
確かにPVD-STDでも大丈夫ですが少し磨きすぎてしまうので今回はPVD-PROを使用!

コンパウンドをつけて塗装の上にダブルアクションを乗っけているだけで力は一切入れてないです。
上から押えたりするとバフの傷がついてしまいます。(今回のケースでは)
結構キレイになってますでしょ♪
でもこれじゃ仕上がりに不満が残るわけですよ。一応プロですから(笑)
で、同じPVD-PROとテーパーウレタンバフで2工程目

こう見ると結構違うと思います。
一工程目のロングウールバフを全体にかけてしまえばキレイになったなと思いますけど、「まだ甘い!」ですな。(笑)

とってもクリアな感じになります。
ただ、照明によっては1工程目の曇り具合(バフ目)が見えないと言うこともあります。
線キズが無い≠鏡面 なわけです。

見る角度を変えてとってみました。
左右で比較しているから解りますけど、左側が無ければこれもキレイに見えるわけです。
照明の種類とか、距離とか、あとは写真の撮り方でも変わってくるんです。
ロングウール一発できれいな鏡面が出るケースも当然ありますしそうでない場合もある。
説明書に書かれていることはあくまで基本。
そこから、どう発展させるかは使い手次第。
使い方次第で良くもなり悪くもなる。
同じ商品でも評価が分かれるのはそういうところにあるのかなと思いました。
topの画像は少しやりすぎですね(汗)
Posted at 2010/12/12 13:58:58 | |
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コーティングメンテナンス | 日記