
次世代研磨システム「Master mind」で使用しているダブルアクションポリッシャー、なぜダブルアクションなのか?
他にも磨くツールはあります。
代表的なものがシングルポリッシャー、ここ数年でシングルに迫る勢いで広がっているギアアクション、最終仕上げの定番だったダブルアクション。
研磨力はどうでしょう?
コンパウンドやバフの組み合わせもありますが一般的には
シングル>ギア>ダブル
何でダブルアクションが磨けないか???
一番のポイントはヘッドがフリーになっている事だと思います。
シングルやギアはヘッドとモーターが繋がっていますから、モーターの駆動力をダイレクトに伝えます。
言い方かえるとパワー重視で磨いてるんです。
でもダブルアクションの場合はヘッドがフリーになっています。モーターの駆動がダイレクトに伝わっていません。でも回転します。
塗装を磨く時、バフが均等にあたらない場合でもシングルやギアはグイグイ回そうとしますが、ダブルは「ちょっと動き難い」と言って少し回転が遅くなったりします。
だから、不用意にバフで深い傷を付け難い訳です。
抵抗があるのに力任せに動かすのと、抵抗があると少し加減をするみたいな感じですかね。
どちらがいいか?
でも、ダブルアクションでもグイグイまわす事が出来ます。
モーターをハイパワーに変える・・・力強くなります。
もうひとつ、ある所を変えるとこれまた力強く回ります。
でも力強くまわす必要ってあるんでしょうか???
散々苦労してきた磨き傷。
また同じ苦労をしようとしている訳ですよ。
キレイな鏡面状態を作る時には少しずつ時間をかけて磨いていくのが理想です。
少しずつゆっくりと削っていけばいつかは鏡面になります。
一番塗装と接しているのはバフとコンパウンドです。
機械もある程度大事ですが、主張しすぎると磨き傷が出てきます。
コンパウンドやバフも同じですが・・・
トルクの強いダブルアクションならギアアクションに近いわけで、当然磨き傷が出てきます。
バランスが必要なわけです。
どれかが勝ってしまうと・・・主張が激しいとダメなんです。
そういった意味でもこのRSE-1250がいいのかなと(笑)
シングルやギアを使い慣れていると少し物足りなさを感じるかもしれませんが、これ以上スペックをあげようとすると仕上がりがイマイチになってしまいます。
現状では磨くスピードとクオリティのバランスが一番いいのかなと思ってます。
早い=ガリガリと荒削りなわけです。
画像は僕の愛機♪
ヘッドもワンオフ(ただの試作品)
そろそろ、リフレッシュしちゃおうかな~!
文章力が無いので奇奇怪怪になっていないことを祈ります(爆)
Posted at 2010/11/29 19:28:47 | |
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磨き | 日記