
先週の4連休、1泊で裏磐梯へ行ってきました。当初はバイクでタンデムツーリングする予定だったのですが、木曜日の朝の土砂降り具合はそれはもうやる気を失くさせるには十分でw バイクどころかボクスターのカバーを外す気にすらならなかったのでC63で行くことにしました。そういえばC63で遠出するのはかなり久しぶりです。土砂降りの中、荷物を積んで首都高に乗ると首都高はかなり空いていました。とりあえず西那須野塩原を目指し、そこから奥会津・只見を回って裏磐梯へ向かおうと考えていました。
・・・ところが・・・
首都高C2で熊野町JCTに差し掛かる辺りで東北道が事故で15kmの渋滞という表示が・・・・。これは時間かかるかも・・・。方針を変更し、常磐道で北上することにしました。となると奥会津、只見は諦めることになるので、さてどこをドライブしようか・・・。しかし雨は強いままで、山へ登ればガスってそうだし、どこをドライブしても大して景色も見れないような気がしてあまり楽しそうじゃありません。どうしよう。
そうだ。久しぶりにツインリンクもてぎへ行ってみよう。あれほど通っていたツインリンクもてぎも、年に1回のMotoGP観戦以外ではすっかり行かなくなってしまっていました。今どんな展示をやっているかわからないけどコレクションホールへ行ってみよう。
まだ雨がパラつく中、もてぎへ到着しました。当然ガラガラだろうと思っていたら駐車場にはそれなりにクルマが。どうやらもて耐の公開練習日とのことでした。
コレクションホールへ到着。この日はBack to 1964という企画展をやっていました。ホールへ入るとRA272とRC143が。イイですねぇ〜。手作り感あふれる造り。製作者達の魂が入っているのを感じます。
こうして自社の2輪、4輪のグランプリレーサーを並べられるのは世界広しと言えどもホンダだけです。それも50年以上も前に、同じ時期にやっていたのですから驚きとしか言いようがありません。しかもその頃に鈴鹿サーキットまで造ってるんですからね・・・。いくら高度成長期とは言え、ホンダのレース文化への貢献度は本当に素晴らしい。
2階へ上がると市販車フロア。こちらも割と古い車両が多く並べられていました。
2輪の方は80年代コーナーが熱いw 国内4メーカーのヒット車両が並べられていました。いや、MVX250FもNS250Rもヒットはしてませんがw CBX400F、RG250Γ、Z400FX、RZ250、そしてVT250Fは間違いなく80年代を代表するバイクでしょう。
4輪の方は・・・ホンダの4輪市販車は正直言ってほとんど興味ないですw なので写真すら撮りませんでした。
さてメインの3F、レーサーのフロアです。
歴代RCレーサー達がどど〜んと。すごい。圧巻です。でも現役時代を見ていないので、思い入れはそこまでは・・・。
そしてやはり80年代になると熱いw AMAスーパーバイクのCB750F! レギュレーションで外観は市販車に限りなく近いのに、何この迫力とオーラ。フレディのゼッケンがシビれる
1985年にフレディがダブルタイトルを取ったNSR500とRS250。いやぁ〜、シビれる。
そして’87と’89のNSR500。それぞれガードナーとローソンがチャンピオンを取ったマシン。ロスマンズって歴史上一番カッコいいカラーリングだと思うなぁ。(4輪はガルフカラーが一番好き)
ちなみにこの頃は前年度のシリーズランキングでゼッケンが決まっていたので、ゼッケン1でチャンピオンを取ったローソンはつまり2年連続優勝ということ。
てな感じで4輪の方へ行くとRAシリーズがどーんと。そして80年代のF1も色々と。しかし琢磨がインディ500勝ったアンドレッティのマシンが無かった・・・。残念。
さてコレクションホールを後にして裏磐梯へ向かうことにします。高速を使ってもつまらないので、ここからひたすら下道で向かうことにしました。基本的にはR294で白河〜猪苗代湖を抜けるというルートです。空はどんよりと曇っていますが雨は時々ぱらつく程度。田舎道は交通量は少なめなのですが、何しろペースが遅いのでw 退屈そのもの・・・。所々でR294から迂回する広域農道を走って白河へ向かいます。どこもそうですが、広域農道は素晴らしく走りやすいですね。思わず攻めそうになるのを自重して白河へGoogle Mapに従っていたら・・・アレ? 那須高原SAのスマートICへ出てしまいましたw しょうがないので東北道に乗り、白河ICで降りました。
そこからはGoogle Mapで言われた通りの道を走っていたのですが、これがまたイイ感じに農道を走ってくれるので、楽しんでしまいました。交通量のほとんどないどこかも分からないワインディングを気持ち良く快走。しかしハーフウェットだと本当にトラクションかからないなぁ。それなりに横Gがかかっている状態で踏むとどんなに丁寧に踏んでもリアがむずがる感じですぐにESPが介入しちゃいます。逆に言えばウェットでそれだけのコーナリングスピードが出るクルマとも言えますけど。そういえばPS4Sですが、やはりPSSよりトレッドが柔らかいですね。なので乗り心地も全然良いし、静粛性も高いです。ウェットもびっくりするくらいグリップします。FK510ほどではないですが、でもヘヴィウェットでの高速・耐ハイドロ性も不安は全くありません。そしてステアフィールはPSSより落ちますね。明らかに。こればかりは快適性とのトレードオフな気がします。しかしおかげでC63とは素晴らしいマッチングで、快適性、スポーツ性のバランスがとても高次元で取れていて気に入りました。C63にはこの先もうずっとこのタイヤで良いです。でもボクスターにはまたPSSを履くと思います。タイヤは古い方が良かったりするのが難しいなぁ・・・。E90 M3に履いていたPilot Sport PS2もとても良いタイヤでした。
さて農道や狭いワインディングを走って再びR294に合流し北上。猪苗代湖へ着きました。この頃には晴れ間もあり路面もドライに。そろそろチェックインの時間になってしまっているので25年ぶりに伺う裏磐梯のペンションへ向かったのでした。
そして翌日。何とか晴れて気持ち良い天気になりました。のんびりカヤックでもやろうと思っていたら、桧原湖も曽原湖も何とカヤックの貸し出しはないんだと。必ずインストラクターが付くツアーになるそうな。モーターボートが多く危険なので・・・とのことですが・・・本当につまらないなぁ。いつになったら自己責任が定着するんだろう・・・と思っても世の中見ると大人がどんどん幼児化してるからな・・・しょうがないのかな。今回は昨日が大雨だったのでトレッキング用具も持ってきてないし、裏磐梯をドライブして温泉に入って帰ることにしました。
桧原湖をのんびり周り、磐梯吾妻レークラインへ。いやぁバイク多いなぁ。飛ばすわけにもいかずのんびりと景色を見ながらドライブ。
さて、どこへ行こう。そうだ!あの温泉へ行こう。日帰り入浴やってるかな。電話をしてみるとコロナの関係で日帰り入浴はやっていないとのことですが、部屋まで借りる休憩プランはやっているとのこと。なるほどそれなら・・・と行ってみました。
さすがに空いていてお風呂はほぼ貸し切り状態。ここはキレイな乳白色の単純硫黄泉で、福島では土湯温泉が有名ですがここも同様の泉質です。休憩プランは朝から16:00まで利用出来るので、風呂から上がって部屋でくつろぎ、しばらくしたら再び出動。お風呂は入れ替えもあるので長く楽しめます。そんなこんなで部屋で休憩しつつお風呂を楽しんでいたらあっという間に時間が経ってしまい、帰路へつくことにしました。
帰りは所々で雨に降られ、事故渋滞にも巻き込まれACCをフル活用して帰ってきました。
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クルマ旅 | 日記
Posted at
2020/08/01 21:36:03