2012年12月22日
変態として一生の恥
こんばんわ。
鼻毛抜いたらあまりの痛さに涙が出ちゃう、だってれがしらだもの。
3連休なわけだが、明日から2日間はクリスマス準備で子供の面倒見ることに。
てなわけで、洗車するなら今日しかねぇ!
と勢いつけてコイン洗車場で飛び出したわけだが、
まさかあんなことになろうとは誰が予想出来ただろうか。
いや出来ない!(反語
いつも通り準備を整え、いざ出発。
天気は曇り、気温は-1度、水滴は凍るだろうがまぁマシなほうだ。
洗車場に到着。誰もいない、ラッキーだ。
慣れた手つきで300円の水だけコースを選択。
まずは全体の泥と砂を落とす。
次はシャンプーでムートン洗いだ。
バケツはアメリカ産の変態バケツ。
でかいフタがあるから中身を作った後の移動も可能だ。
こいつに予め家で作っておいたシャンプーはSHIFTさんの非売品とSONAXのブレンド。
汚れ具合で比率を適当に変えているわけだが、特に正確さはない。
直観ブレンドといえば響きは良いが、ぶっちゃけ雰囲気だ。
そいつで全体の半分くらいを洗い終えた頃…
悲劇は静かに、そして残酷に起こった。
グルルキュルキュルゴゴロピー
れ「うはやべ漏れrくぁwせdrftgyふじこlp」
ゲーリー大佐、来襲。
襲い来る便意。
だが目の前には洗いかけの愛車。
くそっ、まずは洗うんだ。すべて洗いきるんだ。
俺は急いだ。だが傷には細心の注意を払った。
パネル毎のムートン濯ぎもかかさない。砂かじりのチェックも忘れない。
急いでいる時ほどミスは犯すものだ。
さぁ次はシャンプーを流すんだ。
俺はまた機械に300円をぶち込む。
早く…早く…!!
この時点でケツ筋フル稼働。微妙に下半身モジモジ状態。
ケツフリフリしながら金を入れてる様子ときたら、別な意味で変態だ。
スタートボタンを連打する。ケンシロウもびっくりなレベルだ。
噴き出す汗!
ほとばしる冷や汗!
流れ落ちるシャンプー!!
事件は会議室でも現場でもなく、洗車場で起きていた。
だが無常にも大佐の侵攻は勢いを増すばかり。
もはや満身創痍だ。
れ「ふおおおおおぉぉっっっ!!!」
最後の力を振り絞り、すべてのシャンプーを洗い流した。
今日ほどシャンプーのキレの良さに感謝した日はない。
ありがとうSHIFTさん。ありがとうSONAX。
水洗いコースの残り時間40秒。
(・・・最後までもたない)
すまんっっ!!!!!
拭き上げるだけの余力が・・・・
俺には・・・俺のケツには残されてねぇ!!111!!11
ストップボタンを叩き、ガンを所定の場所に戻す。
だがあくまで紳士的に。冷静を装い。ケツをフリフリ。
すぐさま道具を車内に放り込みエンジン始動!!!
あぁ…俺は失格だ。
変態などと自らのたまって、偉そうに洗車を語りやがって、なんて最低だ。
洗車後拭き上げもせずにその場を去るなんて、鬼畜の所業。
デポの悪魔に魂を売った、まさに外道の極み。
だがあの時の俺は大佐の特攻にひれ伏すしかなかった。
帰路の途中、ドアミラーに付いた水滴が凍っていく。
きっとドア、ルーフ、リア、すべて氷漬けになっているだろう。
俺は泣いた。自分の情けなさに。ケツ筋の弱さに。
自宅へ着くなりトイレへ飛び込む。
そう、俺は負けたんだ。
全てを終えて、外へ出てみる。
そこにはびっしりと氷の粒が付いた愛車の姿があった。
撥水してるだけに粒がキラキラと光り輝いていた。
それはまるで愛車が流した涙のようだった。
~エピローグ~
リアゲートを開けると、そこには水色のポリタンクがある。
中は熱めのお湯が入っている。
それを小さめのバケツに入れ、ルーフにゆっくりと掛け流す。
氷の粒がゆっくりと溶け流れ落ちる。
その光景は洗車場で見るべき光景、しかしここはカーポートの下。
静かに手にしたMFクロスで、ゆっくりと水滴を拭き取る。
気温が低いことが幸いし、帰路の道中も綺麗な氷上道路だった。
泥は僅かにリアに付着していたのみ。
お隣のワンコが窓越しに俺を見て吠える。
きっと負け犬めと嘲笑っているのだろう。
その叫びを俺は甘んじて受け入れた。
空はどんよりと黒く、日はゆっくりと落ち始めていた。
なんのこっちゃ。
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Posted at
2012/12/22 22:59:15
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