
忌々しい梅雨を迎える前に
もう一度ぐらい新緑ドライブしておこうと思い
ついでに温泉と美味い酒と眺めのいい景色を求めて
信州~飛騨路をフラついてきました(笑)
土曜日、散髪などを済ませ昼前に出発

出発時のオドメーターは101,722km
5月4日に100,000kmに到達してから早くも1,700km以上走ってます(^^;
まずはこの日の宿泊地、毎度おなじみの諏訪へ向かいます
諏訪は首都圏から見た場合にちょうど信州の入り口に位置し距離も200kmほど
湯量豊富な温泉地ゆえ手頃な温泉宿も多く(ビジネスでも温泉付きだったり)
また酒蔵が多いこともあってか居酒屋もけっこうあるのですっかり定番になってます(笑)
今回は御殿場から富士山スカイライン・本栖みち・富士川街道などを辿り
下道オンリーで新緑を愛でながらの信州入りです
天気はけっして悪くなかったものの総じて雲が多く
富士山や南アルプス、八ヶ岳などを拝むことができなかったのはやや誤算でした
昼食以外はこれといった立ち寄りもなくのんびりと18時頃チェックイン
夕陽に照らされる諏訪湖を眺めながら、まずは一杯♪
まさに至福のひとときです(笑)

軽くひっかけたあとは温泉で汗を流して夜の街へ繰り出します
今回のお店は上諏訪駅からもほど近い『朱珠』さん
前回1月に訪ねた際には満席で入れなかったので、4ヶ月ぶりのリベンジというワケです(^^)

特に「諏訪ならでは」という肴はありませんでしたが
どれも納得の味で、またしてもしこたま飲んでしまいました(^^)
翌朝はバイキングの朝食をやっつけたあと9時頃にチェックアウト
まずはR20で塩尻峠を越え、塩尻からは“サラダ街道”を通って波田でR158(野麦街道)に合流
爽快な天気の中一路乗鞍高原を目指します

R158の新島々から奈川渡にかけての区間は、酷道とまでは言えませんが
カーブや勾配やトンネルなど表情の変化が多く渋滞さえなければ結構好きだったりします(^^)
この日最初の目的地は乗鞍三滝のひとつ「番所大滝」
落差40mほどの直瀑で乗鞍最大の滝だそうです

駐車場からの歩きは運動不足のおっさんにはちとキツかったですが
飛沫とともにマイナスイオンをたっぷり浴びることができたので何とか凌げました(^^;
その後乗鞍レクリエーションセンターで休憩ののちR158に戻り
上高地方面と高山方面の分岐点となる中ノ湯へ
ほとんどの人はここで長さ4,370mの「安房トンネル」をくぐり一気に県境越えでしょうが
天邪鬼なおっさんは旧道で安房峠を越えて飛騨国入りすることに(笑)

いかにも旧道(厳密には国道指定されたままなので現道)らしい佇まいの1.5車線が続きます
安房峠(標高1,790m)付近では陽の当たらない北側斜面の残雪が雪崩を起こし
落雪防止柵を乗り越えた雪が道路の過半を塞いでしまう場面に遭遇!

すでに何台かのクルマが通過したあとだったので無事でしたが
まさかこの時期にラッセル走行を強いられるとは思ってもいませんでしたわ(^^)
そんなハプニングを乗り越え、次に向かったのは「平湯大滝公園」
ここでふたたび滝見物です(平湯大滝:落差64mの直瀑)

ここでは足湯に浸かりながら遅めの昼食(高山ラーメン)もいただきました
本当ならこの後に新穂高ロープウェーで大パノラマを楽しもうと思ってたのですが
すでに時刻は15時過ぎ・・・
ロープウェーの登り最終が16時なので、間に合うとはいってもかなりバタバタすることは必至
ということで今回は潔くあきらめ、替わりに「飛騨大鍾乳洞」に立ち寄ることに

この日飛騨地方は高山で30℃を記録するなどかなりの暑さだったので
“平均気温12℃”の鍾乳洞の中はTシャツ1枚でもかなり心地よく感じられました(^^)
そんなこんなで観光とドライブを満喫し、高山市内の宿に着いたのが17:30
昨日と同様チェックインするなり冷えたビールで一息つき
ホテル9階にある展望露天風呂(温泉)で夕暮れの山々を眺めつつ運転疲れをほぐし
いそいそと古都・高山の街へと繰り出します(笑)
高山訪問は今回で3回目ですが、この地に泊まるのは初ということで
「さんまち」(旧い街並み)以外はまったくの勝手知らずなので
宿からも近く、ネットのクチコミでも評判の良かった『飛騨の味 酒菜』さんへ

飛騨牛を使った串カツ(朴葉味噌仕立て)・ステーキ串・牛すじ大根をはじめ
富山の白エビを使ったかき揚げや飛騨の郷土料理・漬物ステーキや温玉蕎麦など
いずれもおいしくいただきました(^o^)
さて
最終日もバイキングの朝食をガッついたあと9時にチェックアウト
腹ごなしに「さんまち」を散策し、『手風琴』(いわゆる“町屋カフェ”)でおいしい珈琲をいただき
帰路に就くことにします
帰路と言いながら、同じ経路で帰るのがキライなおっさんは
神奈川とは正反対の西にクルマを走らせ『せせらぎ街道』で清見・明宝方面へ向かいます(笑)

その名の通り川のせせらぎに沿って走る快走ルートです♪
今回は時間の関係もあり一気に走り抜けてしまいましたが
今度は紅葉の時期にでもじっくり時間をかけて再訪したいものです
清見と明宝の道の駅でドレッシングやハムなどの土産を調達し、ここでようやく東へ向かいます
まずはR257で下呂市の飛騨小坂へ

「巌立峡」と「小坂滝めぐり」のひとつ「三ツ滝」(上段:6m、中段:11m、下段:5m)を鑑賞
さらに鈴蘭高原へ向かう県道脇にある「銀右エ門の滝」を見たりしながら
鈴蘭高原→高根乗鞍湖→開田高原とひたすら山間ドライブを続けます(^^)
開田高原に着いた時点ですでに時刻は16:40
上空を厚い雲に覆われていることもあって御嶽山がやけに寒々と感じられます

ここらでさすがにアセリの色が濃くなってきたので本気の帰宅モードに・・・
開田高原からはR361で木曽福島→伊那→高遠へ
高遠からはR152で杖突峠を越えて茅野へと抜け、そこからはR20をひたすら東へ
途中富士見町にある「テンホウ」にて‟炒麺と半ソースかつ丼のセット”を食らい
あとはいつものようにR20・R358・R139・R246など下道オンリーで0時頃帰宅(^^;

帰宅時のオドメーターは102,577km
トータル855kmの旅でした おしまい(^^)